「ANAとJAL、どっちのマイルを貯めればいいの?」
これは、マイルを貯め始めようとする全ての人が一度は悩む質問です。
私はJAL・ANA・デルタで累計70万マイルを貯めた経験から、この問いに明確な答えを出します。かつてJALダイヤモンド会員として年間100フライト以上をこなし、現在はサファイア会員として3社のマイルを使い分けている私だからこそ語れる、理論ではなく実体験に基づいた比較をお届けします。
さらに、2025年6月にANAとJALが実施した過去最大規模の制度改定を完全反映。この改定により、マイルの価値と使い勝手が大きく変わりました。古い情報に基づいて判断すると、大きな損をする可能性があります。
この記事では、死ぬまでに行きたい映画ロケ地を制覇するという私の夢を叶えるために、どちらのマイルが最適なのか?そして、あなたのライフスタイルに合うのはどちらなのか?を徹底的に解説します。

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【結論】タイプ別診断:あなたに合うのはどっち?
まず結論から。あなたのライフスタイルに応じた最適解は以下の通りです:
【ANAマイル vs JALマイル】あなたに合ったマイルの貯め方(2025年6月改定対応)
- 出張族・国内線メイン:JALの国内線ネットワークは充実
- ファミマ・ENEOS・イオンをよく使う:特約店で還元率2.0%
- 長期的にマイルを貯めたい:Life Status プログラムで生涯ステータス獲得
- アメリカ・オーストラリアによく行く:ワンワールドが強い地域
【JALマイルがおすすめな人】特典航空券を効率良く目指すための理由
- 海外旅行派・提携航空会社重視:スターアライアンス26社の広大なネットワーク
- ヨーロッパ・アジアの地方都市に行く:ルフトハンザ、シンガポール航空など
- 片道特典を活用したい:2025年6月から国際線片道予約が可能に
- 店舗を選ばず決済したい:どこでも安定して1.0%還元(ゴールドカード)
【ANAマイルがおすすめな人】賢く貯めて活用する方法
- JALをメイン:国内線・アジア路線、日常の特約店決済
- ANAをサブ:ヨーロッパ・提携航空会社の利用、片道特典
- デルタも併用:マイル無期限、北米路線のバックアップ
私自身、この3社使い分け戦略で70万マイルを貯めました。詳しくは私のマイル人生の記事をご覧ください。
【ANAマイルとJALマイル】両方貯めるのが最強?私のマイル戦略
初心者におすすめの始め方:
- JAL派の方:JALカード紹介申請で最大ボーナスマイル獲得
- ANA派の方:ANAカード紹介申請で入会特典を最大化
- 両方試したい方:まずは年会費の安い普通カードから始めて、1年後にゴールドへ切り替え
お得なタイミング:入会キャンペーンは3月・9月が最も充実。初年度年会費無料期間を活用しましょう。
2025年6月の大改定:何が変わった?
2025年6月、ANAとJALは過去最大規模のマイルプログラム改定を実施しました。この改定を理解せずにマイルを貯め始めると、「こんなはずじゃなかった」となる可能性があります。
【ANAマイル】2025年6月24日改定で何が変わる?
【ANAマイル改定】国際線片道特典の導入で何が変わる?
これまで国際線特典航空券は往復のみでしたが、片道から予約可能になりました。必要マイル数は往復の半分です。
メリット:
- 往路はANA、復路はJALなど、柔軟な旅程が組める
- 最低交換マイル数が12,000マイル(往復)→ 6,000マイル(片道)に
- 片道だけ特典、片道は有償航空券という組み合わせも可能
【ANAマイル改定】必要マイル数が大幅増加!最新情報
特にビジネスクラス・ハイシーズンの必要マイル数が大幅に増加しました。
例:日本-北米 ビジネスクラス往復
- 改定前:110,000マイル
- 改定後(ハイシーズン):165,000マイル(+55,000マイル!)
どうやって⚠️ 予約変更の落とし穴するのか?
6月23日以前に旧マイル数で予約した航空券も、6月24日以降に変更すると新マイル数で再計算されます。差額マイルが必要になり、不足していると変更不可能です。
どうやって⚠️ 実用情報:改定後の賢い予約術するのか?
ローシーズンを狙う:ANAの新料金体系では、ローシーズンとハイシーズンで最大2倍の差があります。
- ローシーズン:1月中旬〜2月、4月〜6月中旬、10月〜11月
- ハイシーズン:年末年始、GW、お盆、シルバーウィーク
片道特典の活用例:往路は観光シーズン前、復路は観光シーズン後にずらすことで、片道ずつローシーズン料金で予約可能。
予約変更の注意:旅程が確定するまでは予約を控えるか、変更の可能性がある場合は有償航空券と組み合わせる。
【JALマイル】2025年6月10日改定の変更点まとめ
【JALマイル改定】基本マイル数の引き上げとは
国内線・国際線ともに「基本マイル数」が引き上げられました。
国内線:全ゾーンで片道500マイル増
国際線:ファーストクラスは最大片道40,000マイル増
【JALマイル改定】PLUS制度は上限据え置き?
JAL独自の「PLUS制度」(空席連動型の変動マイル)は、最大マイル数に変更なし。つまり、基本マイル数で取れる座席が減った分、PLUS利用が増えることになります。
【JALマイル改定】Life Status プログラムの本格始動とその影響
生涯にわたる利用実績を評価する「Life Status ポイント(LSP)」制度が導入されました。これにより、JALグローバルクラブ(JGC)への入会条件が根本的に変更されました。
詳細は後述の「上級会員制度」セクションで解説します。
【ANA・JALマイル】映画ロケ地特典航空券の意外な関係
改定後も映画ロケ地巡りは可能?
はい、十分可能です!実際に私が2025年改定後に試算した結果:
- 台湾・九份(千と千尋):ANA 17,000マイル、JAL 18,000マイル(ローシーズン・往復)
- パリ(アメリ):ANA 45,000マイル、JAL 54,000マイル(ローシーズン・往復)
- ニュージーランド(ホビット村):ANA 40,000マイル、JAL 46,000マイル(ローシーズン・往復)
詳しい必要マイル数は死ぬまでに行きたい映画ロケ地TOP10で解説しています。

【ANAマイル vs JALマイル】必要マイル数徹底比較(2025年最新チャート)

映画のロケ地を訪れるために、実際にどのくらいのマイルが必要なのか?主要路線の最新マイル数を比較します。
【ANA・JALマイル】国内線特典航空券の必要マイル数比較
| 区間例 | ANA(片道) | JAL(片道) |
|---|---|---|
| 東京-大阪 | L: 6,000 / R: 6,500 / H: 9,000 | 6,500 |
| 東京-福岡 | L: 7,500 / R: 9,000 / H: 10,500 | 7,500 |
| 東京-沖縄 | L: 9,000 / R: 10,500 / H: 12,000 | 9,000 |
※ANA:L=ローシーズン、R=レギュラーシーズン、H=ハイシーズン
※JAL:基本マイル数(空席状況によりPLUS適用で増加)
【ANA・JALマイル】国際線特典航空券(往復・エコノミークラス)必要マイル数比較
| 行先 | ANA | JAL |
|---|---|---|
| 台湾(千と千尋の舞台・九份) | L: 17,000 / R: 20,000 / H: 23,000 | 18,000〜 |
| 北米(トップガン・サンディエゴ) | L: 40,000 / R: 50,000 / H: 72,000 | 54,000〜 |
| ヨーロッパ(アメリ・パリ) | L: 45,000 / R: 55,000 / H: 78,000 | 54,000〜 |
| オセアニア(ホビット村・NZ) | L: 40,000 / R: 45,000 / H: 52,000 | 46,000〜 |
【ANA・JALマイル】国際線特典航空券(往復・ビジネスクラス)必要マイル数比較
| 行先 | ANA | JAL |
|---|---|---|
| 北米 | L: 100,000 / R: 105,000 / H: 165,000 | 110,000〜 |
| ヨーロッパ | L: 110,000 / R: 115,000 / H: 180,000 | 114,000〜 |
| オセアニア | L: 80,000 / R: 95,000 / H: 135,000 | 90,000〜 |
実例:台湾・九份への旅
6年前、私は千と千尋の神隠しの舞台として知られる台湾・九份のお茶屋を訪れました。当時はJALマイルを使い、往復16,000マイル程度で済みました。今でもJALなら基本マイル数で同程度、ANAならローシーズンで17,000マイルです。
このように、アジア路線ならどちらも比較的少ないマイル数で行けるのが魅力です。映画のロケ地巡りを始めるなら、まずは近場のアジアから攻めるのがおすすめです。
詳しい映画ロケ地とマイル数は、死ぬまでに行きたい映画ロケ地TOP10の記事で解説しています。
【ANA・JALマイル】特典航空券のマイル計算を劇的に楽にするコツ
必要マイルシミュレーター活用:
- ANA公式:国際線特典航空券 必要マイル数チャート
- JAL公式:国際線特典航空券 必要マイル数検索
お得な貯め方:年間100万円決済でゴールドカードなら10,000マイル。台湾往復なら約2年で達成可能!
初心者向けの目標設定:まずは国内線(片道6,000マイル〜)や近距離アジア(往復17,000マイル〜)を目指しましょう。
提携航空会社:スターアライアンス vs ワンワールドは?
国際線を頻繁に利用する場合、提携航空会社のネットワークは極めて重要です。
ANAのスターアライアンス(26社)は?
主な加盟航空会社:
- 北米:ユナイテッド航空、エア・カナダ
- ヨーロッパ:ルフトハンザ、スイス、オーストリア、スカンジナビア航空
- アジア:シンガポール航空、タイ国際航空、アシアナ航空
- 中国:中国国際航空、深圳航空
- 中東:ターキッシュ エアラインズ、エジプト航空
強み:
- 加盟社数26社は世界最多
- ルフトハンザグループのヨーロッパ内ネットワーク
- 中国国際航空・深圳航空による中国本土への深いアクセス
- シンガポール航空の高品質サービス
JALのワンワールド(13社+2025年2社加盟予定)は?
主な加盟航空会社:
- 北米:アメリカン航空、アラスカ航空
- ヨーロッパ:ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、フィンエアー
- アジア:キャセイパシフィック航空、マレーシア航空
- オセアニア:カンタス航空
- 中東:カタール航空、ロイヤルヨルダン航空
- 2025年加盟予定:オマーン・エア、フィジー・エアウェイズ
強み:
- アメリカン航空の米国内・中南米ネットワーク
- カタール航空の中東ハブ・世界最高評価のサービス
- カンタス航空のオーストラリア国内網
- プレミアムキャリア中心の高品質
どうやって💡 実用情報:提携航空会社でマイルを最大化するするのか?
- 特典航空券の空席を広げる:ANA便が満席でも、ルフトハンザやシンガポール航空で予約できる可能性があります
- マイル加算の選択:搭乗した航空会社ではなく、ANAやJALのマイルとして加算できます(加盟航空会社利用時)
- 上級会員特典の共有:ANAプラチナ会員なら、ルフトハンザでもラウンジ利用や優先搭乗が可能
- 公式サイトで確認:ANA提携航空会社特典、JAL提携航空会社特典
映画ロケ地で考える:どっちが便利?
ヨーロッパの地方都市(ストックホルム、プラハなど):
→ ANA有利。ルフトハンザグループの路線網が圧倒的
オーストラリア国内(ホビット村のあるNZからシドニーなど):
→ JAL有利。カンタス航空の国内線ネットワーク
北米(サンディエゴ、ニューヨークなど):
→ どちらも強い。ユナイテッド(ANA)vsアメリカン(JAL)
🎬 映画情報:提携航空会社で行く映画ロケ地は?
『ミッドサマー』のスウェーデン・ホルガ村(実際はハンガリーで撮影)
- ANAルート:羽田→フランクフルト(ANA直行便)→ストックホルム(ルフトハンザ)。スターアライアンスなら乗り継ぎがスムーズ
- JALルート:成田→ヘルシンキ(JAL直行便)→ストックホルム(フィンエアー)。ワンワールドでも可能だが、路線選択肢はやや少なめ
- 必要マイル数:往復エコノミー45,000〜78,000マイル(ANA)、54,000マイル〜(JAL)
- ロケ地巡りのコツ:北欧の白夜シーズン(6〜8月)を狙うと、映画の雰囲気そのまま。ただしハイシーズンで必要マイル数は増加します
詳しい映画ロケ地とマイル活用はヨーロッパ映画ロケ地完全ガイドをご覧ください。

上級会員制度:2025年の革命的変化は?
2025年、JALは業界を震撼させる新制度を導入しました。一方、ANAは従来型を維持しつつ新ルートを追加。両社の思想の違いが明確になりました。
ANA:年間実績型を維持は?
ANAは従来の「年間プレミアムポイント(PP)」制度を継続。毎年リセットされ、再び50,000PP(プラチナ)または100,000PP(ダイヤモンド)を目指す必要があります。
プラチナサービス:
- 条件:年間50,000PP(うちANA便25,000PP以上)
- 特典:ANA LOUNGE利用、優先搭乗、手荷物優待、ボーナスマイル最大105%
- アライアンス資格:スターアライアンス・ゴールド
ダイヤモンドサービス:
- 条件:年間100,000PP(うちANA便50,000PP以上)
- 特典:ANA SUITE LOUNGE利用、ボーナスマイル最大130%
- アライアンス資格:スターアライアンス・ゴールド
新ルート(ライフソリューションサービス):
飛行機をあまり利用しない層向けに、低いPP目標(プラチナ30,000PP)+提携サービス利用+高額決済(400万円)で達成可能に。
JAL:生涯ステータスへの革命は?
JALは2024年から「Life Status プログラム」を本格導入。生涯にわたる利用実績を評価する画期的な制度です。
Life Status ポイント(LSP)の獲得方法:
- JAL便搭乗:国内線1回5ポイント、国際線1,000マイル毎に5ポイント
- JALカード決済:積算2,000マイル毎に5ポイント
- 提携サービス利用:ホテル、レンタカーなど
Starグレードと特典:
- JGC Three Star(1,500 LSP):JGC入会資格、サクララウンジ利用、ワンワールド サファイア
- JGC Four Star(3,000 LSP):上記+マイル有効期限無期限化
- JGC Five Star(6,000 LSP):上記+ラウンジ同行人数無制限
- JGC Six Star(12,000 LSP):上記+ダイヤモンド相当の生涯サービス
従来のFLY ONプログラムも併存:
年間FOP(フライト実績)に基づくサファイア、JGCプレミア、ダイヤモンドも継続。1年限りの特典を提供。
💡 実用情報:上級会員を目指すべき人、目指さなくていい人は?
上級会員を目指すべき人:
- 年10回以上飛ぶ出張族:ラウンジ、優先搭乗、手荷物優待の恩恵が大きい
- 国際線ビジネスクラスをよく使う:ボーナスマイルで次の旅行が早く実現
- ステータスに価値を感じる:心理的満足度も重要な要素
上級会員を目指さなくていい人:
- 年数回しか飛ばない:無理に修行してもコスパが悪い。マイルを貯めて特典旅行を楽しむ方が賢明
- LCCメイン:ANAやJALを使わないなら意味がない
- 家族旅行が中心:ラウンジの同行制限(2名まで)があるため、家族全員の恩恵は限定的
実体験:JALダイヤモンド→サファイアの私が感じたことは
私は出張で年間100フライト以上を飛び、JALダイヤモンド会員を達成した経験があります。ダイヤモンド・プレミアラウンジの快適さ、優先手荷物の便利さは今でも忘れられません。
しかし転職により出張が減り、現在はサファイア会員です。ANAなら毎年リセットされて一般会員に戻るところ、JALなら一度達成したJGC資格は生涯維持できる(JALカード継続が条件)のが大きな違いです。
もし今からマイルを貯め始めるなら、このLife Status プログラムの価値は計り知れないと感じます。ゆっくりでも、確実に上級会員への道が開けているからです。
🎬 映画情報:ビジネスクラスで行く『マエストロ』のベルリンは?
『マエストロ:その音楽と愛と』(2023年・Netflix)
- 撮影地:ドイツ・ベルリン、ニューヨーク・カーネギーホール
- ビジネスクラス特典:羽田→フランクフルト→ベルリン(ANA/ルフトハンザ)。往復110,000〜180,000マイル(2025年改定後)
- 上級会員のメリット:長距離フライトの疲労が全く違います。ベルリン・フィルのコンサートホールを訪れる前に、機内でゆっくり休めるのは大きな価値
- 実体験:私がダイヤモンド会員だった頃、ベルリン出張でビジネスクラスの快適さを実感。映画のような芸術的な旅には、やはり上質なフライトが似合います
ヨーロッパの音楽・映画ロケ地巡りはこちらの記事で詳しく解説しています。
クレジットカード比較:日常決済でどう貯める?

飛行機に乗らなくても、日常の決済でマイルは貯まります。クレジットカードの選び方が、マイル獲得のスピードを大きく左右します。
ANAカード:シンプルで安定は?
ANA一般カード:
- 年会費:2,200円(初年度無料)
- 基本還元率:0.5%(10マイルコース登録で1.0%、追加年会費6,600円)
- 入会ボーナス:1,000マイル
- 搭乗ボーナス:+10%
ANAワイドゴールドカード:
- 年会費:15,400円
- 還元率:自動的に1.0%(移行手数料不要)
- 入会ボーナス:2,000マイル
- 搭乗ボーナス:+25%
- 特典:空港ラウンジ無料
ANAの特徴:どの店舗でも安定して1.0%還元(ゴールドカード以上)。特約店のような制約がなく、シンプルに使える。
JALカード:特約店で2倍は?
JAL普通カード:
- 年会費:2,200円(初年度無料)
- 基本還元率:0.5%
- ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)加入で1.0%
- 入会ボーナス:1,000マイル
- 搭乗ボーナス:+10%
- 年会費:17,600円〜
- 還元率:自動的に1.0%(ショッピングマイル・プレミアム自動付帯)
- 入会ボーナス:5,000マイル
- 継続ボーナス:2,000マイル
- 搭乗ボーナス:+25%
- 特典:空港ラウンジ無料
JAL特約店の威力:
- ファミリーマート
- ENEOS
- イオン
- マツモトキヨシ
- その他全国の特約店
これらの店舗で還元率2.0%(ショッピングマイル・プレミアム加入時)。日常的にこれらの店を使う人には圧倒的に有利です。
💡 実用情報:カード選びの決定版チェックリストは?
ANAカードを選ぶべき人:
- 店舗を選ばず使いたい:どこでも安定1.0%還元(ゴールド)
- シンプル重視:特約店を意識せず、すべての決済を1枚で
- スターアライアンス派:ヨーロッパ・アジアの地方都市によく行く
JALカードを選ぶべき人:
- ファミマ・ENEOS・イオンをよく使う:還元率2.0%の威力
- Life Statusに魅力:生涯ステータスをコツコツ積み上げたい
- ワンワールド派:アメリカ・オーストラリアによく行く
紹介プログラムを活用:
- ANA紹介:当サイトのANAカード紹介申請で通常より多くのボーナスマイル
- JAL紹介:当サイトのJALカード紹介申請で特典獲得
どっちが得?シミュレーションは?
ケースA:特約店をほとんど使わない人(年間決済100万円)
- ANAゴールド:10,000マイル
- JALゴールド:10,000マイル
- → 互角
ケースB:特約店メイン(年間決済100万円、うち50万円が特約店)
- ANAゴールド:10,000マイル
- JALゴールド:15,000マイル(特約店分+5,000マイル)
- → JAL有利
🎬 映画情報:日常決済で貯めて行く『千と千尋の神隠し』の台湾は?
『千と千尋の神隠し』(2001年・スタジオジブリ)
- モデル地:台湾・九份(きゅうふん)の阿妹茶酒館
- 必要マイル数:往復18,000マイル(JAL基本)、17,000〜23,000マイル(ANA)
- 実例計算:JALゴールドで年間100万円決済(うち50万円が特約店)→15,000マイル。継続ボーナス2,000マイルを加えると、1年強で九份往復が実現
- 私の実体験:6年前、JALマイルで九份を訪問。赤提灯が灯る夜の茶屋は、まさに映画の世界そのもの。日常のファミマ決済が、この感動を生んでくれました
- 旅のコツ:週末は大混雑。平日の夕方に訪れて、お茶をゆっくり楽しむのがおすすめ
アジアの映画ロケ地巡りは死ぬまでに行きたい映画ロケ地TOP10で詳しく解説しています。

なぜJALの実体験:私が3社を使い分けるなのか?
「ANAとJAL、どっちか一つに絞るべき?」という質問をよく受けますが、私の答えは「両方貯めるのもアリ」です。
私の使い分け戦略は?
JALをメインにする理由:
- 国内線の利用頻度が高い
- ファミマとENEOSをよく使う(特約店還元率2.0%)
- Life Status プログラムで生涯ステータスを積み上げたい
- かつてダイヤモンド会員だった経験から、JALのサービスに愛着
ANAをサブで貯める理由:
- ヨーロッパの地方都市(ストックホルムなど)に行くときはスターアライアンスが便利
- 2025年6月から導入された片道特典が魅力的
- ANAしか飛んでいない路線もある
デルタも併用する理由:
- マイルが実質無期限(最終利用から無期限)
- 北米路線のバックアップ
- デルタアメックスで3年間に16万マイル貯めた実績
どうやって💡 実用情報:3社使い分けの具体的運用するのか?
カードの使い分け例(私の実践):
- JALカード:ファミマ・ENEOS・イオン・マツキヨ(特約店2.0%)
- ANAカード:JAL特約店以外のすべての決済(安定1.0%)
- デルタアメックス:海外決済・ホテル予約(マイル無期限の安心感)
マイル管理のコツ:
- スプレッドシートで一元管理:各社のマイル残高・有効期限を記録
- 年1回の棚卸し:有効期限が近いマイルから優先的に使う
- 特典航空券の予約タイミング:330日前(JAL)、355日前(ANA)から予約開始
失敗談から学ぶ:
- 期限切れで失効:初期に5,000マイルを失効させた経験あり。それ以降、管理表を作成
- 空席なしの後悔:人気路線は早めの予約が必須。「いつか使おう」は禁物
なぜマイルの3社体制のメリットなのか?
- リスク分散:一つの会社の改悪に影響されにくい
- 柔軟性:路線・時期に応じて最適な選択ができる
- マイルの無駄なし:どの航空会社でもマイルが貯まる
もちろん、管理は複雑になります。しかし「死ぬまでに映画ロケ地を制覇する」という私の夢を叶えるためには、この柔軟性が不可欠だと考えています。
🎬 映画情報:3社使い分けで実現した『トップガン』のサンディエゴは?
『トップガン:マーヴェリック』(2022年・パラマウント)
- 撮影地:米国カリフォルニア州サンディエゴ・ノースアイランド海軍航空基地周辺
- 私の実例:JAL便が満席だった繁忙期、デルタのマイルで羽田→ロサンゼルス→サンディエゴのルートを確保
- 必要マイル数:デルタ往復エコノミー60,000マイル(シーズンにより変動)
- 複数社のメリット:1社に絞っていたら、この時期の旅行は実現できなかった。柔軟性こそが、映画ロケ地巡りの成功の鍵
- サンディエゴの見どころ:ミラマー海兵隊航空基地(基地内は入れないが、周辺から雰囲気を楽しめる)、コロナド島のホテル・デル・コロナド(劇中登場)
北米ロケ地の詳細は死ぬまでに行きたい映画ロケ地TOP10をご覧ください。
よくある質問(FAQ)は?
質問: 初心者はどっちから始めるべき?
回答: まずはJALをおすすめします。理由は2つ:
- Life Status プログラムで、ゆっくりでも確実に上級会員を目指せる
- 国内線の利用機会が多く、マイルを使いやすい
ただし、ヨーロッパ旅行が多い人はANAの方が便利です。
質問: 両方貯めるのは非効率じゃない?
回答: 「どっちか一方に集中すべき」という意見もありますが、私の経験では両方貯めるメリットの方が大きいです。理由:
- 特典航空券の空席がない時、もう一方で取れることがある
- 路線によって得意・不得意がある
- 一方が改悪しても、もう一方でカバーできる
質問: マイルの有効期限はどっちが長い?
回答: どちらも3年です。ただし:
- ANAアメックスゴールド:ポイント有効期限なし→実質無期限
- JAL Four Star以上(3,000 LSP):マイル有効期限無期限
- デルタ:最終利用から無期限
マイル有効期限の対策は、別記事で詳しく解説
→ 「マイル有効期限ガイド」マイルの有効期限を延ばす方法はこちら質問: 家族カードはどっちがお得?
回答: どちらも家族カードでマイルを合算できます:
- ANA:カードファミリーマイル(家族分を代表者に合算)
- JAL:家族プログラム(家族分を代表者に合算)
年会費・還元率を考慮すると、ゴールドカード+家族カードの組み合わせが効率的です。
質問: 2025年の改定で、どっちが改悪?
回答: どちらも必要マイル数は増加しましたが、改定の性質が異なります:
- ANA:必要マイル数の増加は大きいが、片道特典導入で使い勝手は向上
- JAL:基本マイル数は増加したが、PLUS上限は据え置き。空席があれば予約しやすい
一概にどちらが改悪とは言えません。使い方次第です。
質問: 上級会員になるには何マイル必要?
回答: 上級会員は「マイル」ではなく「搭乗実績」で決まります:
- ANA:プラチナ50,000PP、ダイヤモンド100,000PP(年間)
- JAL:サファイア50,000FOP、JGCプレミア80,000FOP、ダイヤモンド100,000FOP(年間)
- JAL Life Status:JGC Three Star 1,500 LSP(生涯累計)
無理に修行するより、日常決済でコツコツ貯める方が賢明です。
💡 実用情報:FAQ以外でよく聞かれる質問は?
Q: 特典航空券が取れない時の裏技は?
- A: 提携航空会社の便を狙う、平日・深夜便を狙う、片道ずつ別々に予約する(ANAの片道特典活用)
Q: マイルとポイント、どっちで貯めるべき?
- A: 飛行機に乗る人→マイル直接、乗らない人→ポイント経由(交換レート次第)。私は両方併用
Q: 修行(上級会員を目指すための搭乗)はすべき?
- A: 年10回以上飛ぶなら自然達成を目指す。それ以下なら無理に修行する必要なし。JALのLife Statusなら、無理なく生涯積立可能

まとめ:あなたに最適なマイルプログラムは?

70万マイルを貯めた私の結論は、「あなたのライフスタイルに合わせて選ぶ」です。
タイプ別最終判断は?
JALがおすすめ:
- 国内線メイン、出張族
- ファミマ・ENEOS・イオンをよく使う
- 生涯ステータスに魅力を感じる
- アメリカ・オーストラリアによく行く
ANAがおすすめ:
- 海外旅行派、ヨーロッパ・アジアの地方都市に行く
- 提携航空会社の選択肢が多い方がいい
- 片道特典を活用したい
- 店舗を選ばず決済したい
両方貯めるのもアリ:
- 柔軟性を重視
- リスク分散したい
- 世界中の映画ロケ地を制覇したい(私のように)
🎬 映画情報:マイルで実現する夢の映画ロケ地巡りは?
私が70万マイルで訪れた映画の世界:
- 『千と千尋の神隠し』台湾・九份:JALマイル18,000で往復。赤提灯の茶屋で感動
- 『ローマの休日』イタリア・ローマ:ANAマイル55,000で往復。スペイン階段とトレビの泉を巡礼
- 『トップガン』米国サンディエゴ:デルタマイル60,000で往復。ミラマー基地周辺で興奮
- 『ロード・オブ・ザ・リング』NZ:ANAマイル45,000で往復。ホビット村で夢を実現
次に目指すロケ地:『ハリー・ポッター』の英国、『アメリ』のパリ、『ラ・ラ・ランド』のロサンゼルス。すべてマイルで実現する計画です。死ぬまでに行きたい映画ロケ地TOP10で詳しく解説しています。
最初の一歩は?
マイルを貯める最初の一歩は、クレジットカードを作ることです。入会キャンペーンで数万マイルが一気に貯まります。
私も最初はJALカードから始めました。そして今、70万マイルを貯め、死ぬまでに行きたい映画ロケ地を一つずつ制覇する旅を続けています。
あなたも今日から、マイルで行く映画の世界への旅を始めませんか?
どうやって🚀 今すぐ始めるための3ステップするのか?
おすすめクレジットカード紹介は?
当ブログでは、実際に私が使用しているクレジットカードの紹介申請を受け付けています。紹介特典で、通常より多くのボーナスマイルがもらえます。
ANAカード紹介申請は?
スターアライアンス26社の広大なネットワークで、世界中の映画ロケ地へ。2025年6月から導入された片道特典で、旅の自由度がさらに広がります。
JALカード紹介申請は?
Life Status プログラムで生涯ステータスを獲得。ファミマ・ENEOSの特約店で還元率2.0%。ゆっくり確実にマイルを貯めたい方に最適です。
デルタアメックス紹介申請は?
マイル実質無期限の安心感。北米路線のバックアップとして、私も3年間で16万マイルを貯めました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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