ハワイの映画ロケ地、徹底ガイド | JALマイルで行く太平洋のハリウッド完全攻略【2025年版】

ハワイ waterfall tropical マイル活用術

実は、ハワイは映画撮影やドラマ撮影のロケ地の宝庫なんですよね。ジュラシックパークの恐竜たちが駆け回った壮大な渓谷、LOSTの謎に満ちたジャングル、パールハーバーの感動的な恋愛シーン――これらすべてがハワイで撮影されました。今回は、映画ファンなら一度は訪れたい憧れのロケ地と、JAL/ANAマイルを使った賢い旅の実現方法を徹底解説します。昔ハワイに行ったことがある方も、初めての方も、この記事を読めば次のハワイ旅行へのモチベーションが一気に上がるはずです!

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Why – なぜハワイは映画ロケ地の宝庫なのか?

ハワイが「太平洋のハリウッド」と呼ばれる理由は、単なる美しさだけではありません。ハワイには映画制作者たちを惹きつける、いくつかの決定的な要素があるんですねー。

1. 世界中のあらゆる風景を再現できる多様性

ハワイ諸島は、火山活動によって形成された地形の宝庫です。熱帯雨林、荒涼とした溶岩台地、断崖絶壁の海岸線、緑豊かな渓谷、砂漠のような乾燥地帯――これらすべてが車で1時間圏内に存在します。

例えば、カウアイ島のナ・パリ・コーストは、映画「ジュラシックパーク」で恐竜の島イスラ・ヌブラルとして登場しました。その険しい崖と未踏の渓谷は、恐竜が生息する太古の世界を完璧に表現しています。一方、オアフ島のクアロア・ランチでは、ジュラシックパークの草原シーンだけでなく、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャングルシーン、「LOST」の無人島設定まで、まったく異なる世界観が撮影されています。

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2. 年間を通じて安定した撮影環境

ハワイの気候は、映画制作にとって理想的です。年間平均気温24~30度、乾季(4~9月)は降水量が少なく、長期ロケーションでもスケジュール通りに撮影を進められます。

特に、カウアイ島の年間日照時間は3,000時間を超え、自然光での撮影に最適。これが「ブルー・ハワイ」(エルヴィス・プレスリー主演)の鮮やかな色彩や、「アバター」の世界観を支えた理由の一つです。

3. ハリウッドレベルの撮影インフラとインセンティブ

ハワイ州は、映画産業誘致に積極的です。ハワイ州フィルム・オフィスが提供する税制優遇措置により、制作費の最大20~25%が還付されます。また、ホノルルを中心に、プロフェッショナルな撮影クルー、機材レンタル会社、スタジオ設備が整っており、大規模なハリウッド作品でも対応可能です。

実際、クアロア・ランチには200以上の映画・ドラマが撮影された実績があり、専用の映画ロケ地ツアーまで運営されています。

4. アメリカ国内でありながら「異国感」を演出できる

ハワイはアメリカ合衆国の一州でありながら、独特のポリネシア文化、熱帯の植生、多民族社会が、東南アジア、南米、アフリカ、さらには架空の惑星まで、あらゆる「異国」を表現する舞台になります。

「Hawaii Five-O」のように、ハワイそのものを舞台にした作品もあれば、「007 ダイ・アナザー・デイ」ではマウイ島がキューバの海岸として登場するなど、その汎用性の高さは驚異的です。

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5. 観光産業との相乗効果

映画ロケ地は、そのまま観光資源になります。クアロア・ランチの映画ツアーは年間数十万人が訪れる人気アトラクションですし、「LOST」のファンは撮影地を巡る「LOSTツアー」に参加します。映画が公開されるたびに、ハワイへの観光客が増えるという好循環が生まれているんですね。

このように、ハワイは単なる「美しい場所」ではなく、映画制作のあらゆる要求を満たす、世界で唯一の総合的なロケーションなのです。

What – ハワイの主要映画ロケ地20選

ここからは、実際に訪れることができる映画ロケ地を島ごとに詳しく紹介します。映画のあのシーンが、現実にあなたの目の前に広がる感動を、ぜひ体験してください!

オアフ島:クアロア・ランチと伝説のロケ地群

オアフ島は、ハワイ映画ロケ地の中心地です。ホノルル空港から車でアクセスしやすく、最も多くの撮影が行われた島ですね。

1. クアロア・ランチ(Kualoa Ranch)

最重要ロケ地。東京ドーム450倍(約4,000エーカー)の広大な牧場で、200以上の映画・ドラマが撮影されました。

撮影作品

  • ジュラシックパーク/ワールドシリーズ(全6作):最も有名なロケ地。カアアワ渓谷(Ka’a’awa Valley)で、恐竜の足跡が残る草原シーン、ガリミムスの群れが駆け抜けるシーンが撮影されました。
  • LOST(ドラマ、全6シーズン):飛行機の墜落現場、ジャングルの探索シーン、多数のエピソードで使用。
  • ジュマンジ: ウェルカム・トゥ・ジャングル:ジャングル探検シーン。
  • パイレーツ・オブ・カリビアン: 生命の泉:ジャングルの戦闘シーン。
  • ゴジラ(2014)キングコング:髑髏島の巨神など。

アクセス:ワイキキから車で約1時間。映画ロケ地ツアー、四輪バギーツアー、乗馬ツアーなど、複数のガイドツアーが毎日開催されています。ツアー予約は公式サイト(kualoaranch.com)から可能。料金は約$60~150(ツアー内容による)。

2. ハロナ・ビーチ・コーブ(Halona Beach Cove)

映画「パールハーバー」(2001年)で、ベン・アフレックとケイト・ベッキンセールの感動的な恋愛シーンが撮影された小さな入り江。「エターニティ・ビーチ」とも呼ばれます。

アクセス:オアフ島南東部、ハナウマ湾から車で約10分。駐車場あり(無料)。海岸へは急な坂道を下る必要があります。

3. 平等院テンプル(Byodo-In Temple)

カネオヘの渓谷にある日本風の寺院。「LOST」でのサンの結婚式シーン、「Hawaii Five-O」など、多数の作品で「アジアの寺院」として登場します。

アクセス:ワイキキから車で約30分。入場料$5。美しい池と緑に囲まれた撮影スポットとしても人気です。

4. ワイメア渓谷(Waimea Valley)

「LOST」のジャングルシーン、「ジュラシックパーク」の一部が撮影された熱帯植物園と滝。ハイキングコースとしても楽しめます。

アクセス:ノースショアのハレイワから車で約10分。入場料$20。滝まで往復1時間のトレイルあり。

5. モクレイア・ビーチ(Mokuleia Beach)

「LOST」の飛行機墜落シーンが撮影されたビーチ。ドラマのファンにとっては聖地とも言える場所です。現在は静かなビーチで、撮影の痕跡はありませんが、その雰囲気は今も残っています。

アクセス:オアフ島北西部、ディリンガム飛行場近く。レンタカー推奨。

6. ダイアモンドヘッド周辺

「Hawaii Five-O」のオープニングで頻繁に登場するホノルルのシンボル。ドラマのアクションシーンも周辺で多数撮影されました。

アクセス:ワイキキから車で約10分。ダイアモンドヘッド登山は早朝がおすすめ(入場料$5、要事前予約)。

カウアイ島:太平洋のハリウッド

カウアイ島は「ガーデン・アイランド」の愛称を持ち、ジュラシックパークシリーズ全作品のロケ地として映画ファンの憧れの地です。

7. ナ・パリ・コースト(Na Pali Coast)

ハワイで最も劇的な海岸線。「ジュラシックパーク」(1993年)のオープニング、ヘリコプターがイスラ・ヌブラル島に接近するシーンで使用されました。また、「アバター」「キングコング」「パイレーツ・オブ・カリビアン」など、多数の映画で「未踏の秘境」として登場します。

アクセス

  • ボートツアー:カウアイ島西部のポートアレン港から出発。約4~5時間、$150~200。シュノーケリングも楽しめます。
  • ヘリコプターツアー:上空からの絶景。約1時間、$250~350。
  • カララウ・トレイル:上級者向けハイキング(片道約18km、往復2日)。許可証が必要。

8. マナワイオプナ滝(Manawaiopuna Falls / ジュラシック・フォールズ)

「ジュラシックパーク」でヘリコプターが着陸したシーンのあの滝。私有地のため、ヘリコプターツアーでのみアクセス可能です。

アクセス:Island Helicopters社の「Jurassic Falls Landing Tour」(約$350、要予約)。滝の近くに着陸し、15~20分の散策ができます。

9. ワイルア滝(Wailua Falls)

落差約80mの二段滝。「ファンタジー・アイランド」(TVドラマ)のオープニングで使用され、一躍有名になりました。

アクセス:リフエ空港から車で約20分。展望台あり(駐車無料)。滝壺へは降りられません。

10. ハナレイ湾(Hanalei Bay)

「南太平洋」(1958年)、「ソウル・サーファー」(2011年、実話ベース)などが撮影された三日月形の美しい湾。サーフィンの聖地でもあります。

アクセス:カウアイ島北部。リフエから車で約1時間。ハナレイタウンは可愛らしいショップやレストランが並ぶ観光地。

11. アラートン・ガーデン(Allerton Garden)

「ジュラシックパーク」でラプトルの卵が孵化する樹齢100年超のモートン・ベイ・フィグの木があります。国立熱帯植物園の一部で、ガイドツアーで訪問できます。

アクセス:ポイプ・ビーチ近く。ツアー予約必須(約$50、2.5時間)。公式サイト:ntbg.org

マウイ島:復興を支える美しき島

マウイ島は、2023年8月の山火事で大きな被害を受けました。特にラハイナ市は壊滅的な被害を受け、102名の方が亡くなられました。現在、観光は再開しており、観光客の訪問が復興支援につながると地元の方々は歓迎しています。ただし、ラハイナの一部エリアは立ち入り禁止が続いているため、訪問前に最新情報を確認してください。

12. グランド・ワイレア・マウイ(Grand Wailea Maui)

「そのまま行っちゃえ」(Just Go With It, 2011年、アダム・サンドラー主演)で、家族がバカンスを楽しむ豪華リゾートホテル。実際に宿泊可能です。

アクセス:カフルイ空港から車で約30分。ワイレア地区の高級リゾートエリア。

13. ホワイト・ロータス撮影地(The White Lotus)

HBO の人気ドラマ「ホワイト・ロータス」シーズン1は、マウイ島のフォーシーズンズ・リゾート・マウイで撮影されました。ドラマのファンには必見のロケ地です。

アクセス:ワイレア地区。リゾート内のレストランやバーは宿泊者以外も利用可能。

14. ハナ・ハイウェイ(Hana Highway)

「ジュラシックパーク」の一部シーンが撮影された、世界で最も美しいドライブコースの一つ。64kmの道に約600のカーブと59の橋があります。

アクセス:カフルイから出発、片道約3時間。途中、滝や展望台に立ち寄りながらのドライブがおすすめ。

15. マウイ島南西部の海岸

「007 ダイ・アナザー・デイ」で、ジェームズ・ボンドがサーフィンをするシーンが撮影されました。実際はマウイ島ですが、映画ではキューバ設定になっています。

復興状況(2025年現在):マウイ島の観光エリア(ワイレア、カアナパリ、ハナなど)は通常営業しています。ラハイナ市街地は復興作業が続いており、がれき撤去は2026年2月まで続く予定です。訪問される方は、復興支援の気持ちを持って、地元のビジネスを応援してください。

ビッグアイランド(ハワイ島):多様な風景の映画舞台

16. ハワイ火山国立公園(Hawaii Volcanoes National Park)

「ジュラシックパーク」の溶岩地帯シーン、「2001年宇宙の旅」の未来的な風景として使用されました。活火山キラウエアの溶岩台地は、地球上で最も「異世界」に近い場所です。

アクセス:ヒロから車で約45分。入園料$30(車1台、7日間有効)。ビジターセンターで最新の火山活動情報を確認してください。

17. マウナ・ケア(Mauna Kea)

標高4,207mの山頂は世界有数の天文台。「2001年宇宙の旅」「コンタクト」など、宇宙や未来を舞台にした映画のロケ地として使われています。

アクセス:山頂へはツアー参加推奨(高山病のリスクあり)。サンセット&星空観測ツアーが人気(約$200~250)。

18. アカカ滝(Akaka Falls)

落差約135mの壮大な滝。「ジュラシックパーク」の熱帯雨林シーンで登場します。

アクセス:ヒロから車で約20分。短いループトレイル(約20分)で滝を眺められます。入園料$10。

ドラマロケ地:LOSTとHawaii Five-Oの世界

19. LOST(ロスト)の世界を巡る

2004年から2010年まで放送された大ヒットドラマ「LOST」は、すべてのシーンがオアフ島で撮影されました。室内セットもホノルルのスタジオで作られています。

主要ロケ地

  • モクレイア・ビーチ:第1話の飛行機墜落シーン。
  • クアロア・ランチ:ジャングル探索、キャンプシーンなど多数。
  • ワイメア渓谷:滝のシーン、隠れ家のシーン。
  • ハワイ・コンベンションセンター(ホノルル):シドニー空港として使用。
  • YMCA Camp Erdman:「オアシス」のロケ地(一般公開なし)。

LOSTツアー:専門のガイドツアーが複数運営されています(約$120~150、6~7時間)。ドラマのシーンを再現した写真撮影もできます。

20. Hawaii Five-O(ハワイ・ファイブ・オー)

オリジナル版(1968~1980年)とリメイク版(2010~2020年)の両方が、ホノルルを中心に撮影されました。

主要ロケ地

  • イオラニ宮殿:警察本部として使用(外観のみ)。
  • アラモアナビーチパーク:多数のアクションシーン。
  • カメハメハ大王像:オープニングに頻繁に登場。
  • リリハベーカリー:劇中でキャラクターが訪れるベーカリー(実在の店、営業中)。

アクセス:すべてホノルル市内。The Bus(市バス)やレンタカーで巡れます。

How – 実際にハワイのロケ地を訪れる完全ガイド

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さて、ここからは実際にハワイのロケ地を訪れるための具体的な方法を解説します。マイルを活用すれば、驚くほど安くハワイに行けますよ!

JAL/ANAマイルで行く特典航空券活用術

ハワイは、日本から最もアクセスしやすい海外リゾートの一つで、JALとANAが毎日複数便を運航しています。マイルを貯めている方なら、特典航空券での渡航が最もお得です。

必要マイル数(東京⇔ホノルル、往復)

クラス JALマイル(通常期) ANAマイル(ローシーズン)
エコノミークラス 40,000マイル 40,000マイル
プレミアムエコノミー 60,000マイル 58,000マイル
ビジネスクラス 80,000マイル 75,000マイル
ファーストクラス 100,000マイル 120,000マイル

注意点

  • 繁忙期(12~1月、GW、夏休み)はマイル数が増加します(エコノミー43,000~44,000マイル)。
  • 特典航空券は早めの予約が必須。330日前から予約可能ですが、人気の日程は数ヶ月前に満席になることも。
  • JALは「どこかにマイル」で6,000マイル、ANAは「ANA SKY コイン」に交換すれば柔軟に使えます。

マイルの貯め方(効率的な方法)

  1. クレジットカード決済JALカード/ANAカードで日常の支払いを集約(100円=1マイル前後)。
  2. ポイントサイト経由:モッピー、ハピタスなどで貯めたポイントをマイルに交換(交換率70~80%)。
  3. フライトマイル:実際に飛行機に乗って貯める(東京⇔ホノルルで片道約3,000~6,000マイル)。
  4. 提携ホテル・レンタカー:マリオット、ヒルトンなどの宿泊でマイル加算。

裏技JAL国際線特典航空券の「途中降機」を利用すれば、成田⇔ホノルル往復で、途中にグアムやソウルに立ち寄ることも可能です(マイル数は同じ)。

燃油サーチャージと諸税

特典航空券でも、燃油サーチャージと空港税は別途支払いが必要です。2025年1月時点で、東京⇔ホノルル往復の諸費用は約15,000~25,000円です(変動あり)。それでも現金で買うよりはるかに安いですね!

ハワイの島間移動完全ガイド

ハワイは4つの主要な島(オアフ、マウイ、カウアイ、ビッグアイランド)がありますが、島間は飛行機でしか移動できません。

ハワイアン航空の島間便

ハワイアン航空が島間の主要キャリアです。フライト時間は約30~45分と短く、まるで「空飛ぶバス」感覚で利用できます。

主要路線と料金(片道):

  • ホノルル(オアフ)⇔ カフルイ(マウイ):約$80~150
  • ホノルル ⇔ リフエ(カウアイ):約$80~150
  • ホノルル ⇔ コナ/ヒロ(ビッグアイランド):約$80~150

予約のコツ

  • 早期予約(2~3ヶ月前)で安くなります。
  • ハワイアン航空の会員プログラム「HawaiianMiles」に登録すると、マイルが貯まります(JAL/ANAとも提携)。
  • 機内持ち込み手荷物のみなら、座席指定なしの最安運賃でOK。

Southwest Airlines(サウスウエスト航空)

2019年からハワイに参入した格安航空会社。ハワイアン航空より安い場合もあります(片道$50~100)。ただし、預け荷物2個まで無料という独自のルールがあります。

現地交通:レンタカーとThe Bus活用法

レンタカー(推奨)

ハワイのロケ地巡りには、レンタカーが最も便利です。特に、クアロア・ランチ、ハロナ・ビーチ、カウアイ島のロケ地は公共交通機関ではアクセスできません。

主要レンタカー会社

  • Hertz、Avis、Budget、Enterprise(日本語サポートあり)
  • 料金:約$50~100/日(車種・保険による)

予約のコツ

  • 日本出発前に予約すると安い(当日空港カウンターは高額)。
  • 楽天トラベル、Expediaなどの比較サイトで最安値を探す。
  • 保険は「フルカバー」推奨(事故時のトラブル回避)。

運転の注意点

  • ハワイは右側通行(日本と逆)。
  • 赤信号でも右折可(標識で禁止の場所除く)。
  • 駐車場は有料が多い(ホノルル市内は特に)。
  • スピード違反の取り締まりは厳しい(制限速度を守りましょう)。

The Bus(オアフ島の市バス)

ホノルル市内やワイキキ周辺なら、The Busが便利で安い(片道$3、1日パス$7.50)。ダイアモンドヘッド、アラモアナセンター、ハナウマ湾などにアクセスできます。

注意:大きな荷物(スーツケースなど)は持ち込み禁止。

Uber / Lyft(配車アプリ)

短距離移動やレンタカーを借りない場合は、Uber / Lyftが便利。ワイキキから空港まで約$30~40(チップ込み)。

映画ロケ地ツアー:クアロア・ランチほか

クアロア・ランチ 映画ロケ地ツアー

最もおすすめのツアー。専用バスで広大な牧場を巡り、ジュラシックパーク、LOST、ジュマンジなど、実際の撮影地を訪問します。

ツアー詳細

  • Movie Site Tour:約90分、$60(大人)
  • UTV Raptor Tour:四輪バギーで自分で運転、約2時間、$180
  • Hollywood Movie Sites & Ranch Tour:映画セット見学+牧場ツアー、約3時間、$150

予約:公式サイト kualoaranch.com から要事前予約。日本語ガイドツアーもあります。

LOSTツアー

「LOST」専門のツアー会社が運営。ドラマのシーンを再現した写真撮影、ロケ地解説など、ファンにはたまらない内容です。

ツアー詳細:約6時間、$120~150(送迎・昼食込み)。「LOST Tours Hawaii」で検索。

カウアイ島ヘリコプターツアー

ナ・パリ・コーストとマナワイオプナ滝(ジュラシック・フォールズ)を空から眺める、一生に一度の体験

ツアー詳細:約1時間、$250~350(着陸なし)、着陸付きは$350~450。Island Helicopters、Blue Hawaiian Helicopters など。

予算シミュレーション:3つのプラン別費用

ハワイのロケ地巡りにかかる費用を、3つのプランで試算しました。

プラン1:エコノミープラン(5泊7日、オアフ島のみ)

項目 費用
特典航空券(エコノミー) 40,000 JALマイル + 諸税 20,000円
ホテル(ワイキキ中級ホテル、5泊) 約80,000円($500、1泊$100)
レンタカー(3日間) 約25,000円($150)
クアロア・ランチ映画ツアー 約10,000円($60)
食費(1日$50×7日) 約60,000円($350)
その他(ガソリン、駐車場、入場料) 約15,000円($100)
合計 約210,000円 + 40,000マイル

プラン2:スタンダードプラン(7泊9日、オアフ+カウアイ)

項目 費用
特典航空券(プレミアムエコノミー) 60,000 JALマイル + 諸税 20,000円
ホテル(オアフ4泊+カウアイ3泊) 約140,000円($850)
島間便(ホノルル⇔リフエ往復) 約30,000円($180)
レンタカー(7日間) 約60,000円($350)
クアロア・ランチツアー+ナ・パリボートツアー 約40,000円($250)
食費(1日$70×9日) 約110,000円($630)
その他 約20,000円($120)
合計 約420,000円 + 60,000マイル

プラン3:プレミアムプラン(10泊12日、4島巡り)

項目 費用
特典航空券(ビジネスクラス) 80,000 JALマイル + 諸税 20,000円
ホテル(高級リゾート、10泊) 約350,000円($2,000)
島間便(3区間) 約50,000円($300)
レンタカー(10日間) 約85,000円($500)
映画ツアー各種(クアロア、ヘリ、LOST等) 約100,000円($600)
食費(1日$100×12日) 約200,000円($1,200)
その他 約30,000円($180)
合計 約835,000円 + 80,000マイル

ポイント:マイルを使えば、航空券代(往復20~30万円相当)がほぼゼロになります。ハワイの物価は日本の1.5~2倍程度ですが、食事は「プレートランチ」(約$12~15)やスーパーの惣菜を活用すれば節約できます。

ベストシーズンと気候情報

ハワイの気候

ハワイは年間を通じて温暖ですが、乾季(4~9月)雨季(10~3月)があります。

季節 気温 特徴 おすすめ度
乾季(4~9月) 27~31℃ 降水量少なく晴天が続く。紫外線強い。 ★★★★★
雨季(10~3月) 24~28℃ 午後にスコールあり。朝夕は涼しい。 ★★★☆☆

映画ロケ地巡りのベストシーズン

4~6月、9~11月がベストです。理由は以下の通り:

  • 天候が安定(乾季または雨季の初期)
  • 航空券やホテルが比較的安い(繁忙期を避ける)
  • 観光客が少なめ(ゆっくり撮影できる)

避けたい時期

  • 12月~1月:年末年始の繁忙期。航空券・ホテルが高騰。
  • GW、夏休み(7~8月):日本人観光客が多く、混雑。
  • 2月:ホエールウォッチングシーズンで人気だが、雨が多め。

カウアイ島の注意点

カウアイ島は「地球上で最も雨が多い場所の一つ」(ワイアレアレ山)がありますが、島の南側(ポイプ・ビーチ周辺)は乾燥しています。ナ・パリ・コーストのボートツアーは、5~9月が波が穏やかでおすすめです。

4つの視点で見るハワイロケ地の旅

ここでは、参考記事のイタリア編と同様に、異なる立場から見たハワイロケ地巡りの魅力をご紹介します。

1. 素人目線:初めての映画ロケ地巡り

「映画って、本当にこんなところで撮ってたんだ!」という感動が、ハワイロケ地巡りの原点です。クアロア・ランチの映画ツアーに参加すれば、ガイドが「この木の下でクリス・プラットが走ったんですよ」と説明してくれます。映画の名シーンを思い出しながら、その場所に立つ――これは、映画ファンにとって最高の体験ですね。

初心者におすすめなのは、オアフ島のみ5泊7日プラン。クアロア・ランチ、ハロナ・ビーチ、ワイキキビーチを巡り、LOSTツアーにも参加。ワイキキに宿泊すれば、観光もショッピングも楽しめます。

2. 一般旅行者目線:観光とロケ地を両立

「映画ロケ地も見たいけど、ハワイの定番観光もしたい」という方には、ロケ地巡りと通常の観光を組み合わせたプランがおすすめです。

例えば、オアフ島ではダイアモンドヘッド登山(朝)→ワイキキビーチでランチ→午後にクアロア・ランチツアー→夕方にアラモアナセンターでショッピング、といったスケジュール。カウアイ島では、ナ・パリ・コーストのボートツアー(午前)→午後にポイプ・ビーチでシュノーケリング、など。

ハワイのロケ地は、観光地そのもの。だから、特別な準備をしなくても自然に楽しめます。

3. マイラー目線:マイルを最大限活用する旅

マイルを貯めている方なら、ビジネスクラス特典航空券で行くハワイロケ地巡りがおすすめです。

80,000 JALマイルで、成田⇔ホノルル往復のビジネスクラスに乗れます。JALのビジネスクラスは、フルフラットシート、機内食、ラウンジアクセスなど、快適さが段違い。約7時間のフライトも、まるで自宅のベッドで寝ているような感覚です。

さらに、ハワイアン航空の島間便もマイルで予約可能(JAL提携)。HawaiianMilesを使えば、片道7,500マイル程度で島間移動ができます。

マイル活用の裏技

  • 「どこかにマイル」でハワイが当たる:JALの「どこかにマイル」(6,000マイル)で、運が良ければハワイが候補に入ることも(確率は低いですが)。
  • JALカード特典:JALカードCLUB-Aゴールド以上なら、ホノルル空港のラウンジ(IASS Hawaii Lounge)が無料利用可能。
  • マリオット・ボンヴォイ:マリオット系列ホテル(ワイキキのシェラトンなど)に宿泊すると、マイルとポイントの二重取りができます。

4. 映画ファン目線:聖地巡礼としてのハワイ

「ジュラシックパーク」「LOST」「ジュマンジ」――これらの作品の熱狂的なファンにとって、ハワイは「聖地」です。

映画ファンとしての楽しみ方は、作品を予習してから訪れること。例えば、クアロア・ランチに行く前日に「ジュラシックパーク」を見返す。すると、「あ、このシーンはあの谷で撮ったのか!」という発見が何倍にも増えます。

上級者向けの楽しみ方

  • LOSTの全122エピソードを制覇してから、ロケ地巡り:各シーンがどこで撮影されたか、詳細にわかるようになります。
  • カウアイ島でジュラシックパークシリーズを一気見:ホテルで映画を見て、翌日その場所へ。
  • 撮影クルーと同じ視点で写真撮影:映画のワンシーンを再現した写真を撮る。SNSで「#ハワイロケ地巡り」とタグ付けすれば、同じファンとつながれます。

映画ファンにとって、ハワイロケ地巡りは「観光」ではなく、「作品の世界に入り込む体験」なんですよね。

よくある質問(FAQ)

Q1. ハワイの映画ロケ地巡りに何日必要ですか?
オアフ島のみなら5泊7日、オアフ+カウアイ島なら7泊9日、4島すべて巡るなら10泊12日が目安です。クアロア・ランチ、ハロナ・ビーチ、ナ・パリ・コーストなど主要ロケ地を効率的に回るには、最低でも5日間は確保したいですね。
Q2. JALマイルでハワイに行くには何マイル必要ですか?
東京⇔ホノルル往復で、エコノミークラス40,000マイル、プレミアムエコノミー60,000マイル、ビジネスクラス80,000マイル、ファーストクラス100,000マイルです(通常期)。繁忙期は数千マイル増加します。特典航空券は330日前から予約可能で、早めの予約が重要です。
Q3. クアロア・ランチの映画ツアーは予約必須ですか?
はい、事前予約を強くおすすめします。クアロア・ランチの映画ロケ地ツアーは人気が高く、特に繁忙期(夏休み、年末年始)は1ヶ月前に満席になることもあります。公式サイト(kualoaranch.com)から日本語で予約できます。料金は約$60~180(ツアー内容による)。
Q4. カウアイ島のナ・パリ・コーストへはどうやって行けますか?
ナ・パリ・コーストへのアクセス方法は3つあります:①ボートツアー(最も一般的、約4~5時間、$150~200)、②ヘリコプターツアー(上空からの絶景、約1時間、$250~350)、③カララウ・トレイル(上級者向けハイキング、片道18km、許可証必要)。初心者にはボートツアーがおすすめです。5~9月は波が穏やかで快適ですよ。
Q5. マウイ島の現在の状況は?観光できますか?
2025年現在、マウイ島の主要観光エリア(ワイレア、カアナパリ、ハナなど)は通常通り営業しており、観光できます。2023年8月の山火事で被害を受けたラハイナ市街地は復興作業が続いており、一部エリアは立ち入り禁止です。観光客の訪問は復興支援につながると地元の方々は歓迎しています。訪問前に最新情報を確認し、地元ビジネスを応援する気持ちで訪れてください。
Q6. ハワイでレンタカーは必須ですか?
映画ロケ地巡りには、レンタカーが強く推奨されます。クアロア・ランチ、ハロナ・ビーチ、カウアイ島の多くのロケ地は公共交通機関ではアクセスできません。ただし、ワイキキ周辺のみの観光なら、The Bus(市バス)やUberでも十分です。ハワイは右側通行(日本と逆)なので、運転に不安がある方はツアー参加がおすすめですね。
Q7. ハワイの映画ロケ地巡りのベストシーズンはいつですか?
4~6月、9~11月がベストシーズンです。この時期は乾季または雨季初期で天候が安定し、航空券・ホテルも比較的安く、観光客が少なめです。避けたい時期は、12月~1月(年末年始の繁忙期)、GW、夏休み(7~8月、混雑)です。カウアイ島のナ・パリ・コーストボートツアーは5~9月が波が穏やかでおすすめですよ。
Q8. LOSTのロケ地ツアーはありますか?
はい、オアフ島で複数のLOST専門ツアーが運営されています。ツアーでは、飛行機墜落シーンのモクレイア・ビーチ、ジャングル探索のクアロア・ランチ、滝のシーンのワイメア渓谷など、主要ロケ地を約6時間かけて巡ります。料金は約$120~150(送迎・昼食込み)。ドラマのシーンを再現した写真撮影もでき、ファンには最高の体験です。「LOST Tours Hawaii」で検索して予約できます。

まとめ:映画ロケ地巡りで見る新しいハワイ

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マリオットボンヴォイ
マリオット ボンヴォイ アメックス ホテルを、滞在先ではなく目的地にする。あなたの旅が、上質な時間へと変わります。...

ハワイは、ただの「南国リゾート」ではありません。ジュラシックパークの恐竜が駆け回った渓谷、LOSTの謎に満ちたジャングル、パールハーバーの感動的な海岸――これらすべてが、実際にあなたの目の前に広がる「映画の世界への扉」なのです。

今回ご紹介した20のロケ地は、ハワイの多様な魅力を象徴しています。クアロア・ランチの壮大な景観、ナ・パリ・コーストの圧倒的な断崖、マウイ島の復興を支える地元の人々の温かさ――映画ロケ地を訪れることは、単なる観光ではなく、映画制作者たちが惹きつけられた「特別な何か」を、自分の五感で体験することです。

JAL/ANAマイルを活用すれば、航空券代を大幅に節約でき、その分をロケ地ツアーやホテルのグレードアップに使えます。40,000マイルあれば、エコノミークラスでホノルルに飛べますし、80,000マイルならビジネスクラスで快適に旅ができます。

昔ハワイに一度行ったことがある方も、初めての方も、この記事をきっかけに「次のハワイ旅行」へのモチベーションが上がったら嬉しいです。映画で見たあのシーンが、目の前に広がる瞬間を、ぜひ体験してくださいねー!

そして、マウイ島を訪れる際は、復興支援の気持ちを忘れずに。観光客の訪問が、地元経済を支え、美しいハワイを守ることにつながります。以前の美しい姿が戻る日を信じて、私たちも応援していきましょう。

ハワイで、映画の世界に入り込む冒険を――。あなたの旅が、忘れられない思い出になりますように。

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