- なぜ私はJAL CLUB-Aゴールドカードを手放さないのか?
- 第1章:JAL CLUB-Aゴールドカードとは
- JGCサファイア会員の実体験:元ダイヤモンド会員が語るJALの魅力
- JGCダイヤモンド時代の最高峰:香港キャセイパシフィック ファーストクラスラウンジ体験
- JALマイルで行ったビジネスクラス旅行:20万マイルの使い道と実体験
- JALラウンジの隠れた名物「カレー」:その魅力とは
- なぜ第6章:マリオット主軸でもJALを使う – 複数カード戦略なのか?
- まとめ:JAL CLUB-Aゴールドカードで手に入れる3つの自由
- JAL CLUB-Aゴールドカードに関するよくある質問(FAQ)
- JAL CLUB-Aゴールドカードは、あなたの旅を変える:最終的なアドバイス
- JALマイレージバンク紹介プログラムのご案内:お得にJALカードを始める方法
なぜ私はJAL CLUB-Aゴールドカードを手放さないのか?
2016年、出張続きの日々の中で、私は偶然JALダイヤモンド会員になりました。
福岡・大阪・金沢への週1-2回の国内出張、中国・インドへの月1-2回の海外出張。気づけばJALダイヤモンド会員として、香港キャセイパシフィック ファーストクラスラウンジの扉が開いていました。

なぜJAL実績を公開?JGCサファイア会員が語る9年間のマイルと実績
- 💎 JALダイヤモンド会員達成(2016年、出張で偶然)
- 🏆 現在:JGCサファイア会員(JAL CLUB-Aゴールドカード保有)
- ✈️ JALマイル:ピーク時20万マイル保有
- 🌏 ビジネスクラス:ベトナム・インドへ数度搭乗
- 🎯 実感:ラウンジのカレーとキャセイラウンジは最高
しかし2019年、転職を機に出張は激減。ダイヤモンド会員の維持は不可能になりました。
それでも私は、JAL CLUB-Aゴールドカードを手放しませんでした。なぜなら、このカード1枚でJGCサファイア会員の資格が永久に続くからです。
年間カード決済額は10万円未満。出張がなくても、香港へ行くときだけはJALを選びます。理由は単純です――キャセイパシフィック ビジネスラウンジに入れるからです。
残念ながら、ファーストクラスラウンジは、私くらいのJAL搭乗の頻度では維持ができませんでした。
第1章:JAL CLUB-Aゴールドカードとは
JAL CLUB-Aゴールドカード(正式名称:JAL CLUB-A ゴールドカード)は、JALとクレジットカード会社が提携して発行するゴールドカードです。

カードの基本スペックとは何か?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 17,600円(税込)※ブランドにより異なる |
| 国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、American Express |
| マイル還元率 | 通常:100円=1マイル、JAL便搭乗:25%ボーナス |
| 入会ボーナス | 5,000マイル |
| 搭乗ボーナス | 毎年初回搭乗で2,000マイル |
| フライトマイル | 区間マイル×積算率×125% |
| ラウンジアクセス | 国内空港ラウンジ無料、JALサクララウンジ(同伴者1名まで) |
| 旅行保険 | 海外:最高5,000万円~1億円、国内:最高5,000万円 |
| 家族プログラム | 家族でマイルを合算可能 |
なぜJAL CLUB-Aゴールドの3つの最大メリットなのか?
なぜJALの💎 メリット1:搭乗ボーナスマイル25%なのか?
JAL便に搭乗するたびに、区間マイル×積算率に加えて25%のボーナスマイルが貯まります。
例)羽田→ホノルル(普通運賃):3,831マイル × 100% × 125% = 4,789マイル
なぜ🏆 メリット2:JALサクララウンジアクセス(同伴者1名まで)なのか?
JAL CLUB-Aゴールドカード保有者は、JAL便搭乗時にJALサクララウンジを利用できます。しかも同伴者1名まで無料。
通常、エコノミークラスでもラウンジに入れる。これが最大の価値です。
なぜ✈️ メリット3:JGC(JALグローバルクラブ)入会資格なのか?
JAL CLUB-Aゴールドカードは、JGC(JALグローバルクラブ)への入会条件を満たせます。JGC会員になれば、カード保有中は永久にサファイア特典が続きます。
※JGC入会には、累積1,500 LSP以上の達成が必要です。
JAL普通カード・CLUB-A・CLUB-Aゴールド:あなたに最適なカードはどれ?
| 項目 | 普通カード | CLUB-A | CLUB-Aゴールド |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 2,200円 | 11,000円 | 17,600円 |
| ショッピングマイル | 200円=1マイル | 200円=1マイル | 100円=1マイル |
| 入会ボーナス | 1,000マイル | 5,000マイル | 5,000マイル |
| 搭乗ボーナス | 10% | 25% | 25% |
| サクララウンジ | × | × | ◎(同伴1名) |
| 旅行保険(海外) | 最高1,000万円 | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
結論:年に数回でもJAL便に搭乗するなら、CLUB-Aゴールドが圧倒的にコスパが良い。特にショッピングマイル還元率が2倍(100円=1マイル)になるのが大きなメリットです。
JGCサファイア会員の実体験:元ダイヤモンド会員が語るJALの魅力

2.1 なぜJGC修行ではなく、出張で達成したのか?
私のJALダイヤモンド達成は、完全に偶然でした。
2016年当時、私は大手メーカーに勤務していました。国内出張は福岡・大阪・金沢へ週1-2回、海外出張は中国・インドへ月1-2回。JALマイレージバンクに登録していたので、「なんとなく」マイルが貯まっていきました。
ある日、JALから「ダイヤモンド会員達成おめでとうございます」というメールが届きました。正直、「え、なにこれ?」という感じでした。
ダイヤモンド会員の特典はなぜ凄まじかったのか?
- ✈️ 優先チェックイン・優先保安検査
- 🎒 手荷物優先(タグに「PRIORITY」シール)
- 🏆 JALファーストクラスラウンジアクセス(国内線でも!)
- 🌏 oneworld エメラルド会員(世界中のラウンジが使える)
- 🍽️ 香港キャセイパシフィック ファーストクラスラウンジ(人生最高の体験)
なぜダイヤモンド会員からJGCサファイアへ?転職によるカードランクの変化
転職を機に働き方も大きく変わり、新しい会社は在宅勤務・成果主義の外資系ベンチャー。出張は激減しました。
当然、飛行機に乗らなければFLY ON ポイントは貯まりません。2020年、私はダイヤモンド会員の資格を失いました。
でも、私にはJAL CLUB-Aゴールドカードがありました。JGC(JALグローバルクラブ)に入会していたので、カードを保有し続ける限り、JGCサファイア会員の資格は永久に続きます。
JGCサファイアでも十分すぎる特典:JALカード CLUB-Aゴールドの価値
ダイヤモンドからサファイアに下がりましたが、正直、サファイアでも十分すぎると感じています。
JGCサファイア会員の主要特典を徹底解説
- JALサクララウンジアクセス(国内線・国際線、同伴者1名まで無料)
- 優先チェックイン(ビジネスクラスカウンター利用可)
- 優先保安検査(専用レーンでスピーディ)
- 優先搭乗(グループ2で搭乗)
- 手荷物優先(手荷物が早く出てくる)
- 手荷物無料許容量の拡大(通常+20kg)
- oneworld サファイア会員(提携航空会社のラウンジも使える)

特にJALサクララウンジのアクセスは最高です。国内線でも国際線でも、エコノミークラスでもラウンジに入れる。しかも同伴者1名まで無料。
家族旅行で妻と一緒にラウンジに入れるのは、本当にありがたいです。
なぜJALの2.4 年間10万円未満でも元が取れるなのか?
現在、私のJAL CLUB-Aゴールドカードの年間決済額は10万円未満です。
なぜそんなに少ないのか?理由は単純です。マリオットボンヴォイアメックスに主軸を移しているからです。
ただ、行く先々で「JALの方が都合が良い」ときは、JALを使います。例えば香港。香港へ行くなら、絶対にJALです。
なぜなら、キャセイパシフィック ビジネスクラスラウンジに入れるからです。
JAL CLUB-Aゴールドカード年会費17,600円の元を取る計算方法
年に2-3回、JAL便に搭乗するだけで十分に元が取れます。
- サクララウンジ利用:1回3,000円相当 × 4回 = 12,000円
- 優先チェックイン・保安検査:時間価値 = 約3,000円
- 手荷物優先:ストレス削減 = 約2,000円
- 旅行保険:海外旅行保険代 = 約5,000円
合計:約22,000円
→ 年会費17,600円を約4,400円上回る価値があります。
しかも、JGCサファイア会員の資格はカードを保有し続ける限り永久に続きます。出張がなくなっても、飛行機に乗らなくても、この特典は失われません。
だから私は、年間10万円未満しか使わなくても、JAL CLUB-Aゴールドカードを手放さないのです。
### 3-1. なぜキャセイラウンジが「人生最高の体験」なのか?
JGCダイヤモンド時代の最高峰:香港キャセイパシフィック ファーストクラスラウンジ体験
JAL CLUB-Aゴールドカードを持つ最大の理由。それは香港国際空港のキャセイパシフィック ラウンジにアクセスできることです。
私がJGCダイヤモンド会員だった2019年、このラウンジは文字通り「人生最高の体験」でした。年会費17,600円のカードで、ファーストクラスラウンジに入れる。この事実だけで、カードを保有する価値があります。
香港国際空港 キャセイパシフィック ファーストクラスラウンジ。oneworld エメラルド会員なら、エコノミークラス搭乗でもアクセス可能
なぜキャセイラウンジが特別な:なのか?
- ファーストクラスラウンジにエコノミー搭乗で入れる
– JGCダイヤモンド = oneworld エメラルド会員
– エメラルド会員は、搭乗クラスに関係なくファーストクラスラウンジにアクセス可能
– 実際の航空券:エコノミークラス(マイル特典航空券)
– 実際に使えるラウンジ:ファーストクラスラウンジ - 世界最高峰のラウンジ品質
– キャセイパシフィック ファーストクラスラウンジ「The Pier」
– 2016年リニューアル後、世界のラウンジランキングで常に上位
– 広さ:約3,000㎡(東京ドーム約0.06個分)
– 座席数:200席以上 - 圧倒的な食事とサービス
– ヌードルバー(オーダー制の本格麺料理)
– ワインセラー(常時30種類以上)
– ダイニングエリア(レストラン級の本格料理)
– バリスタによるコーヒー
– シャワールーム完備
JGCダイヤモンド時代の実体験(2016-2019年):JALカードの恩恵
JGCダイヤモンド会員として初めてキャセイラウンジに入った日:感動の体験談
2016年、出張で偶然JGCダイヤモンドを達成した私。初めて香港国際空港でキャセイパシフィック ビジネスクラスラウンジに足を踏み入れた瞬間を、今でも鮮明に覚えています。
ビジネスでさえ、これです。ファーストは、行って然るべくですね。
その日のフライト:
– 路線:東京(羽田/成田)→ 香港(インドへのトランジット)
– クラス:エコノミークラス(JALマイル特典航空券)
– 使用マイル:片道15,000マイル
– ラウンジ:キャセイパシフィック ファーストクラスラウンジ
エコノミークラスのチケットで、ファーストクラスラウンジに入る。この「ギャップ」が、マイル修行の醍醐味です。
JGCダイヤモンド会員の威力:ラウンジアクセスと優先サービス
搭乗クラス:エコノミークラス(マイル特典航空券)
使用マイル:片道15,000マイル(約1.5万円相当)
アクセス可能ラウンジ:ファーストクラスラウンジ
ファーストクラスチケットとの差額:通常料金で約50-80万円
つまり、1.5万円相当のマイルで、50万円以上の価値がある体験ができる。これがJGCダイヤモンドの真の価値です。
香港キャセイパシフィック ファーストクラスラウンジ内の実体験レポート
エントランスとレセプション
キャセイパシフィック ファーストクラスラウンジは、香港国際空港の制限エリア内、ゲート60番付近にあります。
入場時の流れ:
1. エレベーターで専用フロアへ
2. レセプションで搭乗券とJALカードを提示
3. oneworld エメラルド会員資格を確認
4. 「Welcome, Mr./Ms. ○○」と丁寧に案内される
この瞬間、「あぁ、ダイヤモンド会員になって良かった」と心から思いました。
ヌードルバー:オーダー制の本格麺料理
キャセイラウンジの目玉の一つが、ヌードルバーです。
キャセイ The Pier ラウンジのヌードルバー。オーダー後、シェフが目の前で調理してくれる
ヌードルバーの特徴:
– オーダー制:メニューから好きな麺料理を選ぶ
– 調理:シェフが目の前で調理
– 種類:担々麺、ワンタン麺、牛肉麺、エビワンタン麺等、常時6-8種類
– 無料:何杯でもオーダー可能
私のお気に入り:エビワンタン麺
香港経由で東南アジアに出張する度に、必ずエビワンタン麺をオーダーしていました。
– スープ:透明感のある鶏ガラベース、優しい味わい
– ワンタン:プリプリのエビが丸ごと1匹入っている
– 麺:細麺、程よいコシ
– トッピング:青梗菜、ネギ
ラウンジの麺料理とは思えないクオリティ。香港の老舗麺店で食べる味と遜色ありません。
ダイニングエリア:レストラン級の本格料理
ヌードルバーだけではありません。ダイニングエリアには、レストラン級の料理が常時20種類以上並んでいます。
提供されていた料理(2019年時点):
【温菜】
– 北京ダック
– 点心各種(シュウマイ、小籠包、春巻き)
– 炒飯
– 焼きそば
– カレー(チキン、ビーフ)
【冷菜】
– サーモン刺身
– エビ
– サラダバー(常時15種類以上)
– チーズ各種
– 生ハム
【デザート】
– ケーキ各種(常時6種類以上)
– フルーツ(マンゴー、パイナップル、メロン等)
– アイスクリーム
私がダイヤモンド会員だった頃、出張前日はあえて食事を軽めにして、ラウンジでの食事を楽しみにしていました。
キャセイラウンジの食事戦略:JGCダイヤモンド会員が選ぶベストメニュー
戦略1:到着したら、まずヌードルバーでエビワンタン麺
戦略2:ダイニングエリアで北京ダックと点心を少量
戦略3:ワインセラーで白ワインを1杯
戦略4:デザートにマンゴーとケーキ
戦略5:搭乗前にバリスタコーヒーでフィニッシュ
この流れで、約2-3時間をラウンジで過ごす。これが私の「キャセイラウンジルーティン」でした。
ワインセラー:常時30種類以上
キャセイラウンジには、専用のワインセラーがあります。
ワインセラーの特徴:
– 常時30種類以上のワイン
– 赤・白・スパークリング・シャンパン
– セルフサービス(自由に取れる)
– 価格帯:通常小売で3,000-10,000円クラス
私はワインに詳しくありませんが、白ワインを1杯だけ飲むのが好きでした。特に、ニュージーランド産のソーヴィニヨンブランが美味しかった記憶があります。
シャワールーム:完全個室、アメニティ完備
長時間フライトの前後には、シャワールームが重宝します。
シャワールームの設備:
– 完全個室(鍵付き)
– シャワー、トイレ、洗面台
– アメニティ:シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、歯ブラシ、カミソリ等
– タオル:バスタオル、フェイスタオル
– ドライヤー完備
特に、深夜便や早朝便の前に、シャワーでリフレッシュできるのは大きなメリットです。
3-3. JGCサファイアでもキャセイラウンジに入れる?
2019年、転職により出張が激減。私はJGCダイヤモンドからサファイアに転落しました。
重要な変化:
– JGCダイヤモンド:oneworld エメラルド会員 → ファーストクラスラウンジにアクセス可能
– JGCサファイア:oneworld サファイア会員 → ビジネスクラスラウンジにアクセス可能
つまり、サファイアになった今、香港でアクセスできるラウンジはキャセイパシフィック ビジネスクラスラウンジになります。
キャセイ ビジネスクラスラウンジ vs ファーストクラスラウンジ:JAL視点での比較
ビジネスクラスラウンジも十分素晴らしい
正直に言うと、キャセイパシフィック ビジネスクラスラウンジも、世界トップクラスのラウンジです。
ビジネスクラスラウンジの特徴:
– 広さ:約2,000㎡(ファーストより少し小さい)
– ヌードルバー:あり(ファーストと同じ)
– ダイニングエリア:あり(料理の種類はファーストより少し少ない)
– ワインセラー:あり(種類はファーストより少ない)
– シャワールーム:あり
主な違い:
1. 座席の密度:ビジネスの方が少し混雑している
2. 料理の種類:ファーストの方が5-10種類多い
3. ワインの種類:ファーストの方が10-15種類多い
4. 雰囲気:ファーストの方が静か
しかし、これらの違いは「世界トップレベル同士の比較」です。ビジネスクラスラウンジも、他の航空会社のファーストクラスラウンジと比べて遜色ありません。
なぜJALの💡 サファイアでも十分満足できるなのか?
私はダイヤモンドからサファイアに転落しましたが、香港経由の旅行では今でもJAL CLUB-Aゴールドカードを使います。
理由は単純。キャセイ ビジネスクラスラウンジでも、十分に「人生最高の体験」だからです。
ヌードルバーでエビワンタン麺を食べ、ワインを1杯飲み、シャワーを浴びる。この体験が、年会費17,600円で手に入る。これ以上、何を求める必要があるでしょうか。
香港以外でも使えるキャセイラウンジ:JGCダイヤモンド会員の特典範囲
キャセイパシフィック航空は、香港以外にも多くの都市でラウンジを運営しています。
キャセイラウンジがある主要都市:
- 香港(HKG):The Pier(ファースト・ビジネス)、The Wing(ファースト・ビジネス)
- 台北(TPE):ビジネスクラスラウンジ
- シンガポール(SIN):ビジネスクラスラウンジ
- バンコク(BKK):ビジネスクラスラウンジ
- クアラルンプール(KUL):ビジネスクラスラウンジ
私は香港以外では、台北とバンコクでキャセイラウンジを使ったことがあります。
台北キャセイラウンジの思い出:JGCダイヤモンド時代の体験
2017年、東京→台北→ベトナムのルートで出張した際、台北桃園国際空港のキャセイラウンジを利用しました。
台北ラウンジの特徴:
- 規模:香港より小さい(約500㎡)
- ヌードルバー:なし
- ダイニングエリア:あり(料理は10種類程度)
- 台湾料理:魯肉飯(ルーローファン)が美味しかった
- シャワールーム:あり
香港ラウンジと比べると規模は小さいですが、台湾料理が食べられるのが良かったです。特に魯肉飯は、台北の街で食べるのと変わらないクオリティでした。
JGCダイヤモンド/エメラルド/サファイア会員のoneworld特典の価値
キャセイラウンジ体験を通じて、私が痛感したこと。それはoneworld アライアンスの価値です。
oneworld アライアンスとは:
- JAL、キャセイパシフィック、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ等、15社が加盟
- 会員資格が共通:JGCダイヤモンド = oneworld エメラルド
- ラウンジアクセスが共通:JALのステータスで、キャセイのラウンジが使える
oneworld エメラルド会員の特典:
- ファーストクラスラウンジアクセス(搭乗クラス問わず)
- 優先チェックイン(ファーストクラスカウンター)
- 優先搭乗
- 手荷物優遇(追加32kg)
- 優先手荷物取扱い
oneworld サファイア会員の特典:
- ビジネスクラスラウンジアクセス(搭乗クラス問わず)
- 優先チェックイン(ビジネスクラスカウンター)
- 優先搭乗
- 手荷物優遇(追加23kg)
- 優先手荷物取扱い
私がJAL CLUB-Aゴールドカードを保有し続ける理由は、JALのステータスだけではなく、oneworld アライアンス全体の恩恵を受けられるからです。
なぜ🌏 香港経由のメリット:oneworld ハブ空港なのか?
香港国際空港は、oneworld アライアンスの主要ハブ空港の一つ。
東京から東南アジアや南アジアに行く際、香港経由のルートを選ぶことで:
- キャセイパシフィック航空を利用できる
- キャセイラウンジにアクセスできる
- JALマイルで予約できる(特典航空券)
- JGCサファイアの特典が全て適用される
つまり、JAL CLUB-Aゴールドカード1枚で、香港経由の旅行が劇的に快適になるのです。
3-6. キャセイラウンジ vs JALラウンジ:どちらが上?
よく聞かれる質問です。「キャセイラウンジとJALラウンジ、どちらが良いですか?」
結論:キャセイラウンジの方が圧倒的に上
これは私の個人的な意見ですが、JALラウンジも素晴らしいラウンジです。特に、次章で詳しく語る「JALラウンジのカレー」は絶品。
しかし、総合的なラウンジ体験では、キャセイパシフィック ファーストクラスラウンジ(The Pier/The Wing)が世界最高峰だと思います。
比較表:キャセイ The Pier vs JAL 羽田ファーストクラスラウンジ
| 項目 | キャセイ The Pier | JAL 羽田ファースト |
|---|---|---|
| 広さ | 約3,000㎡ | 約1,500㎡ |
| 座席数 | 200席以上 | 約100席 |
| ヌードルバー | あり(オーダー制) | なし |
| ダイニングエリア | 常時20種類以上 | 常時15種類程度 |
| ワインセラー | 30種類以上 | 15種類程度 |
| シャワールーム | あり(10室以上) | あり(5室程度) |
| 特別な料理 | 北京ダック、点心 | カレー、寿司 |
それぞれの強み:
- キャセイ The Pier:広さ、料理の種類、ワインセラー、ヌードルバー
- JAL 羽田ファースト:カレー、寿司、日本料理、おもてなし
どちらも世界トップクラスのラウンジですが、私個人としては、キャセイ The Pierの「ヌードルバー」と「広さ」が勝ると感じています。
ダイヤモンド転落後もキャセイラウンジが素晴らしい理由:JGCサファイア会員の視点
2019年、転職により出張が激減。JGCダイヤモンドからサファイアに転落した時、正直かなりショックでした。
ダイヤモンド転落のインパクト:
- ファーストクラスラウンジが使えなくなる
- ファーストクラスカウンターでチェックインできなくなる
- 手荷物優遇が32kg → 23kgに減る
しかし、実際にサファイアになってみて気づいたこと。
それでも十分すぎるほどの特典がある
- ビジネスクラスラウンジは十分素晴らしい
- キャセイ ビジネスクラスラウンジも世界トップクラス
- ヌードルバーは変わらず使える
- シャワールームも変わらず使える
むしろ、ダイヤモンドだった頃は「当たり前」だと思っていた特典が、サファイアになってから、いかに貴重だったかを実感しました。
ダイヤモンド会員から転落後に気づいたJGCサファイア会員の価値
ダイヤモンドからサファイアに転落して気づいたこと。それは、「上を見ればキリがない、でも今の自分が持っているものも十分素晴らしい」ということ。
確かに、ファーストクラスラウンジは使えなくなった。でも、ビジネスクラスラウンジだって、世界の99%の旅行者が経験できない特権です。
そして、この特権を、年会費17,600円で維持できる。JAL CLUB-Aゴールドカードを手放す理由は、どこにもありません。
3-8. 2025年現在:キャセイラウンジはどう変わった?
2020年以降、コロナ禍を経て、キャセイパシフィック ラウンジも変化しました。
主な変化(2025年時点):
- The Wingラウンジの一時閉鎖:2020-2023年の間、一部閉鎖
- ヌードルバーの縮小:コロナ禍の影響で、一時期オーダー制から事前調理済みに変更
- 2024年以降の復活:2024年頃から、徐々に以前のサービスレベルに戻りつつある
私は2020年以降、海外出張が激減したため、最近のキャセイラウンジは体験していません。しかし、航空系ブログや口コミを見る限り、2024年頃から、ヌードルバーも復活し、以前のサービスレベルに戻りつつあるようです。
2025年、再びキャセイラウンジに行きたい
今、私はマリオットボンヴォイ主軸でホテルステイを楽しんでいます。しかし、香港経由で東南アジアに行く機会があれば、間違いなくJAL CLUB-Aゴールドカードを使い、キャセイラウンジに立ち寄るでしょう。
あのエビワンタン麺をもう一度食べたい。ワインセラーで白ワインを1杯飲みたい。シャワーを浴びてリフレッシュしたい。
その思いが、私がJAL CLUB-Aゴールドカードを保有し続ける、最大の理由です。
第3章まとめ:キャセイラウンジ体験の価値
- 香港キャセイラウンジは世界最高峰:ヌードルバー、ワインセラー、ダイニングエリア、シャワールーム
- JGCサファイアでもビジネスクラスラウンジにアクセス可能:ダイヤモンド転落後も十分素晴らしい
- oneworld アライアンスの恩恵:JALのステータスで、キャセイのラウンジが使える
- 香港経由の戦略的メリット:東南アジア・南アジア旅行で威力を発揮
- 年会費17,600円の価値:この体験のためだけでも、カードを保有する価値がある
次章では、もう一つの「JAL CLUB-Aゴールドカードを保有する理由」、JALマイルで行ったビジネスクラス旅行について詳しく語ります。
JALマイルで行ったビジネスクラス旅行:20万マイルの使い道と実体験
なぜ20万マイルを貯められた?JALマイル実績の秘密
2016-2019年、JGCダイヤモンド会員だった頃、私のJALマイル口座には約20万マイル近くが貯まっていました。
マイルの貯め方:
- 出張フライト:週1-2回のペースで国内線・国際線に搭乗
- JAL CLUB-Aゴールドカード決済:出張経費の支払い
- ボーナスマイル:JGCダイヤモンド会員のフライトボーナス(50%)
- キャンペーンマイル:JALの各種キャンペーン
当時は「マイルを貯めよう」と意識していたわけではありません。仕事で飛行機に乗っていたら、自然と貯まっていた。それがJGCダイヤモンド時代の実態です。
JGCダイヤモンド会員が語るJALマイル積算率の秘密
通常会員:フライトマイル × 100%
JGCサファイア会員:フライトマイル × 135%
JGCダイヤモンド会員:フライトマイル × 150%
例:東京-大阪間(280マイル)のフライト
通常会員:280マイル
サファイア会員:378マイル(+98マイル)
ダイヤモンド会員:420マイル(+140マイル)
人生初のビジネスクラス:JALマイルで行く東京→ハノイ体験
20万マイル近くが貯まった2017年、私は人生で初めてビジネスクラスの特典航空券を予約しました。
フライト詳細:
- 路線:東京(成田)→ ハノイ(ベトナム)
- クラス:ビジネスクラス
- 使用マイル:片道20,000マイル
- 機材:Boeing 787-8
JAL ビジネスクラス(Boeing 787-8)。フルフラットシート、180度リクライニング
JALビジネスクラスの機内食:東京→ハノイで和食に感動した理由
JAL ビジネスクラス 機内食。和食と洋食から選択可能
私は和食を選びました。エコノミークラスでは体験できない、本格的な和食が食べたかったからです。
和食「季節の和膳」の内容:
- 前菜:季節の野菜、刺身、焼き魚
- メイン:和牛の煮込み、炊き込みご飯
- 味噌汁
- デザート:和菓子、フルーツ
機内食とは思えないクオリティ。特に、和牛の煮込みが絶品でした。
2回目のJALビジネスクラス:マイルで行く東京→ムンバイ(インド)旅行
2018年、再びマイルを使ってビジネスクラスを予約しました。
フライト詳細:
- 路線:東京(成田)→ ムンバイ(インド)
- クラス:ビジネスクラス
- 使用マイル:片道35,000マイル
- 機材:Boeing 787-9
JAL Boeing 787-8/9。ビジネスクラスの主力機材
東京-ムンバイ間は約10時間のフライト。この長時間フライトこそ、ビジネスクラスの真価が発揮されます。
10時間のフライトで、約5.5時間睡眠
エコノミークラスなら、10時間のフライトは「苦行」です。でも、ビジネスクラスなら、10時間のフライトは「ホテルで一泊する感覚」。
JALビジネスクラスの真価:東京→ムンバイ長距離フライト体験
ビジネスクラスは、5時間以上の長距離フライトで真価を発揮します。
短距離フライト(3時間以内):エコノミーでも我慢できる
中距離フライト(3-6時間):ビジネスだと快適だが、エコノミーでも何とかなる
長距離フライト(6時間以上):ビジネスとエコノミーの差が圧倒的
JALマイルの価値を最大化する3つの考え方
マイルの価値は、「通常料金との差額」で考えるべきです。
エコノミークラス特典航空券:
- 東京-ハノイ:15,000マイル
- 通常料金:約5-8万円
- 1マイルの価値:約3.3-5.3円
ビジネスクラス特典航空券:
- 東京-ハノイ:20,000マイル
- 通常料金:約20-30万円
- 1マイルの価値:約10-15円
つまり、ビジネスクラス特典航空券の方が、1マイルの価値が3-5倍高いのです。
JALラウンジの隠れた名物「カレー」:その魅力とは

なぜ「JALラウンジのカレー」は出張族に知られているのか?
JAL CLUB-Aゴールドカード保有者なら、国内線でもJALサクララウンジにアクセスできます。
そして、JALサクララウンジに行ったことがある人なら、誰もが知っている名物。それがカレーです。
JALサクララウンジの名物「カレー」。出張族に愛され続ける味
JALラウンジのカレーが特別な理由:
- いつ行っても食べられる(朝・昼・夕方・夜、時間帯問わず)
- 安定した美味しさ(全国どのラウンジでも同じクオリティ)
- 無料(ラウンジアクセスがあれば何杯でも)
- ビジネスマンの定番(出張前の腹ごしらえに最適)
JALラウンジで初めてカレーを食べた日:感動の体験談
2016年、JGC会員になった直後、初めて羽田空港のJALサクララウンジに入りました。
カレーをお皿に盛り、席に座って一口。
正直な感想:「これ、ラウンジの料理のレベルじゃない」
- ルー:コクがあり、スパイスが効いている
- 具材:チキン、ジャガイモ、人参がゴロゴロ入っている
- 辛さ:中辛、ビジネスマンが食べやすい辛さ
- ご飯:ふっくら炊けている
この日から、私の「出張前ルーティン」は決まりました。
出張前ルーティン:
- 羽田空港に出発1時間前に到着
- 保安検査を通過
- JALサクララウンジへ
- カレーを食べる
- コーヒーを飲む
- 搭乗
5-3. JALラウンジのカレーはなぜ美味しいのか?
JALラウンジのカレーが美味しい理由。それは、JALがカレーに本気だからです。
JALのカレーへのこだわり:
- 専用レシピ:JAL専用に開発されたレシピ
- 厳選されたスパイス:複数のスパイスをブレンド
- じっくり煮込む:具材が柔らかくなるまで煮込む
- 全国統一の品質:羽田・成田・伊丹・福岡、どのラウンジでも同じ味
実は、JALのカレーは、機内食でも提供されています。つまり、ラウンジのカレーは、機内食と同等のクオリティなのです。
羽田・成田・地方空港:JALラウンジごとのカレー体験比較
私は、ダイヤモンド会員時代、全国各地のJALラウンジでカレーを食べました。
羽田空港 JALサクララウンジ。出張族の憩いの場
羽田空港JALサクララウンジで味わう絶品カレー
最もよく利用したラウンジ
- 場所:第1ターミナル、第2ターミナル
- 広さ:約1,000㎡
- カレー:いつ行っても安定した美味しさ
成田空港JALサクララウンジ:カレーの隠れた魅力
成田空港 JALサクララウンジ。国際線の出発前に
成田のJALラウンジでも、カレーは提供されています。国際線の出発前、軽く腹ごしらえをするのに最適です。
5-5. なぜ私はJALラウンジのカレーが好きなのか?
理由1:出張の思い出
2016-2019年、週1-2回のペースで出張していた頃、JALラウンジのカレーは「出張前の儀式」でした。
理由2:安定した美味しさ
どの空港、どの時間帯に行っても、同じ味。この「安定感」が、出張族には何よりも心強いのです。
理由3:JAL CLUB-Aゴールドカードの象徴
JALラウンジのカレーは、私にとって、JAL CLUB-Aゴールドカードを保有する価値の象徴です。
年会費17,600円で、全国各地のJALラウンジに入れる。そして、あのカレーが食べられる。
JALラウンジのカレーに込められた特別な思いとは
JALラウンジのカレーは、「世界一美味しいカレー」ではありません。でも、私にとって特別です。
あのカレーを食べると、2016-2019年の出張時代を思い出します。大変だったこと、楽しかったこと、様々な思い出が蘇ります。
「あぁ、この味だ」と思う瞬間。それが、私にとってのJAL CLUB-Aゴールドカードの価値なのです。
第4-5章まとめ:ビジネスクラス旅行とカレーの価値
- JALマイルで2回のビジネスクラス旅行:ハノイ(20,000マイル)、ムンバイ(35,000マイル)
- ビジネスクラスの真価は長距離フライト:10時間フライトで5.5時間睡眠できる
- マイルの価値は「通常料金との差額」:ビジネスクラスなら1マイル = 10-15円の価値
- JALラウンジのカレーは出張族の定番:安定した美味しさ、全国共通の味
- カレーはJAL CLUB-Aゴールドカードの象徴:年会費17,600円で全国各地のラウンジにアクセス
なぜ第6章:マリオット主軸でもJALを使う – 複数カード戦略なのか?
2025年現在の私のJALカード戦略:CLUB-Aゴールドを軸に
現在、私はマリオットボンヴォイアメックスを主軸にしています。
年間決済額の内訳(2024年実績):
- マリオットボンヴォイアメックス:約150万円(全体の90%以上)
- JAL CLUB-Aゴールドカード:約10万円未満(全体の10%未満)
- その他:デルタアメックスゴールド等
なぜマリオット主軸なのか?
理由は単純。ホテル滞在が好きだからです。
2020年以降、コロナ禍で海外出張が激減。代わりに、国内のマリオット系列ホテルに泊まる機会が増えました。スウェーデン・深圳での実体験を経て、マリオットボンヴォイのプラチナエリートの価値を実感したからです。
(詳しくは、[マリオットボンヴォイアメックス完全ガイド](marriott-bonvoy-amex-complete-guide-2025)をご覧ください)
なぜ6-2. それでもJAL CLUB-Aゴールドカードを保有し続けるなのか?
マリオット主軸なのに、なぜJAL CLUB-Aゴールドカードを保有し続けるのか?
理由1:香港等、JALが都合良い路線がある
私は年に1-2回、香港や台湾に行く機会があります。この時、JALが最も都合の良い選択肢になることが多いのです。
東京-香港路線の比較:
| 航空会社 | 便数 | 所要時間 | マイル特典 | ラウンジ |
|---|---|---|---|---|
| JAL | 1日2-3便 | 約5時間 | JALマイルで予約可能 | JAL/キャセイラウンジ |
| ANA | 1日2-3便 | 約5時間 | ANAマイルで予約可能 | ANAラウンジ |
| キャセイ | 1日3-4便 | 約5時間 | JALマイルで予約可能 | キャセイラウンジ |
香港へ行く場合、JALマイルでJAL便またはキャセイ便を予約できます。そして、JGCサファイア会員なら、キャセイパシフィック ビジネスクラスラウンジにアクセスできる。
この「JAL CLUB-Aゴールドカード + 香港経由」の組み合わせは、今でも私の旅行戦略の重要な柱です。
理由2:年会費17,600円は維持できる範囲
マリオットボンヴォイアメックスの年会費は49,500円。それに比べれば、JAL CLUB-Aゴールドカードの年会費17,600円は「維持できる範囲」です。
年間コスト比較:
- マリオットボンヴォイアメックス:49,500円
- JAL CLUB-Aゴールドカード:17,600円
- デルタアメックスゴールド:28,600円
- 合計:95,700円
年間95,700円のカード年会費。これは決して安くありません。しかし、それぞれのカードが提供する価値を考えれば、十分に元が取れています。
理由3:JGCサファイア資格を維持できる
一度JGC会員になれば、カードを保有し続ける限り、永久にJGCサファイア資格を維持できます。
もし、JAL CLUB-Aゴールドカードを解約してしまえば、JGCサファイア資格も失います。そうなると、再びJGC会員になるには、年間50回以上のフライト or FLY ONポイント50,000ポイントが必要です。
今の私には、年間50回もフライトする機会はありません。つまり、今、カードを手放せば、二度とJGC会員には戻れない可能性が高いのです。
なぜJGCサファイア資格は失ったら取り戻せない?その価値を解説
JGCサファイア資格は、一度取得すれば、カード保有で永久維持できます。
しかし、一度失えば、再取得は極めて困難。年間50回以上のフライトが必要だからです。
年会費17,600円で、この資格を維持できる。これは、決して高くないコストです。
6-3. マリオット vs JAL:どう使い分けるか?
私の基本戦略は、マリオット主軸、JALは補完です。
使い分けの基準:
【マリオットボンヴォイアメックスを使う場面】
- 日常の決済(スーパー、コンビニ、レストラン等)
- ホテル予約(マリオット系列ホテル)
- 大型の支出(家電、旅行等)
- 海外での決済(アメックスの為替レートが有利)
【JAL CLUB-Aゴールドカードを使う場面】
- JAL航空券の購入(100円 = 2マイル)
- JAL関連サービス(JALパック、ホテル等)
- 香港旅行の準備(香港での決済を見越して)
- JALマイルを貯めたい時
年間決済額の目標:
- マリオットボンヴォイアメックス:150万円
- JAL CLUB-Aゴールドカード:10万円
この配分で、マリオットボンヴォイのプラチナエリートを維持しつつ、JALマイルも少量ずつ貯めることができます。
なぜ6-4. 3枚のアメックスを保有するなのか?
実は、私は現在、3枚のアメックスを保有しています。
- マリオットボンヴォイアメックス(主軸)
- デルタアメックスゴールド(サブ)
- JAL CLUB-Aゴールドカード(VISA)(補完)
なぜ3枚も?
それぞれのカードが、異なる価値を提供してくれるからです。
カード別の主な価値:
| カード | 主な価値 | 年会費 | 年間決済額 |
|---|---|---|---|
| マリオットボンヴォイアメックス | プラチナエリート、ホテル無料宿泊 | 49,500円 | 150万円 |
| デルタアメックスゴールド | ゴールドメダリオン、スカイマイル | 28,600円 | 30万円 |
| JAL CLUB-Aゴールドカード | JGCサファイア、JALマイル | 17,600円 | 10万円未満 |
3枚合計の年会費:95,700円
これは確かに高額です。しかし、それぞれのカードが提供する特典(プラチナエリート、ゴールドメダリオン、JGCサファイア)の価値を考えれば、十分に元が取れています。
6-5. JAL vs ANA:なぜ両方を保有しているのか?
実は、私はJAL CLUB-Aゴールドカードだけでなく、ANA VISA/JCBカードも保有しています。
保有しているカード:
- JAL CLUB-Aゴールドカード(JGCサファイア)
- ANA VISA/JCBカード(SFC会員)
なぜ両方を保有?
理由は、JALとANAで得意な路線が違うからです。
JALが強い路線:
- 香港(キャセイパシフィックとのコードシェア)
- 台湾
- ベトナム(ハノイ)
- 国内線(羽田-伊丹、羽田-福岡等)
ANAが強い路線:
- ヨーロッパ(フランクフルト、ロンドン等)
- 北米(ニューヨーク、サンフランシスコ等)
- シンガポール
- タイ(バンコク)
私の場合、香港や台湾に行く機会が多いので、JALの方が使用頻度が高いです。しかし、ヨーロッパや北米に行く場合は、ANAの方が便利なこともあります。
だから、両方を保有しています。
JAL vs ANA:排他的ではなく補完的なカード戦略のすすめ
よく「JAL派 vs ANA派」という対立構造で語られますが、私は両方を使い分けています。
JALとANAは、排他的な関係ではなく、補完的な関係です。
それぞれの得意な路線を活用することで、より快適な旅行ができます。
なぜ6-6. 香港経由の戦略的メリット:JALの真価なのか?
私がJAL CLUB-Aゴールドカードを保有し続ける最大の理由。それは、香港経اةの戦略的メリットです。
香港経由のメリット:
- キャセイパシフィック ビジネスクラスラウンジにアクセス
- JGCサファイア会員なら、キャセイラウンジに入れる
- ヌードルバー、ダイニングエリア、シャワールーム完備
- 東南アジア・南アジアへの乗り継ぎが便利
- 香港からバンコク、シンガポール、ムンバイ等、多数の路線
- キャセイパシフィック航空のネットワークを活用できる
- JALマイルで予約可能
- JAL便だけでなく、キャセイ便もJALマイルで予約できる
- oneworld アライアンスの恩恵
- 香港観光も楽しめる
- 乗り継ぎ時間を利用して、香港市内観光も可能
- 香港国際空港から市内まで約30分
JAL 羽田-香港便。香港経由で東南アジア・南アジアへ
私の香港経由ルート(実績):
- 東京 → 香港 → ハノイ(ベトナム)
- 東京 → 香港 → ムンバイ(インド)
- 東京 → 香港 → バンコク(タイ)
- 東京 → 香港 → シンガポール
これらのルートでは、全てJALマイルで予約し、キャセイラウンジを利用しました。
年間10万円未満の決済でもJALカードを保有する価値:マイルと特典
現在、私のJAL CLUB-Aゴールドカードの年間決済額は約10万円未満。
正直に言うと、これは「ほとんど使っていない」レベルです。
それでも保有する価値がある理由:
- JGCサファイア資格の維持(失ったら取り戻せない)
- 香港経由の旅行で威力を発揮(年1-2回でも価値あり)
- JALラウンジのカレー(国内線でも快適)
- 年会費17,600円は維持できる範囲(マリオット主軸でもOK)
年会費17,600円の元を取る計算:
- 羽田空港でJALラウンジを利用(年2回):カレー + コーヒー = 約1,000円 × 2回 = 2,000円
- 香港でキャセイラウンジを利用(年1回):ヌードルバー + ワイン + シャワー = 約5,000円相当
- 国内線で優先搭乗・手荷物優遇(年5回):ストレス軽減の価値 = プライスレス
- 合計:約7,000円 + プライスレス
年会費17,600円に対して、直接的な金銭価値は約7,000円。しかし、「ストレス軽減」「快適な旅行」という無形の価値を含めれば、十分に元が取れています。
複数カード戦略の落とし穴:JALカード年会費の合計に注意する方法
私は現在、3枚のアメックスを保有していますが、これは誰にでもお勧めできる戦略ではありません。
複数カード戦略の落とし穴:
- 年会費の合計が高額(私の場合:95,700円)
- 管理が煩雑(3枚のカードを使い分ける必要がある)
- ポイントが分散(マリオット、デルタ、JALに分散)
- 解約のタイミングが難しい(一度保有すると、解約しづらい)
複数カード戦略が向いている人:
- 年間200万円以上の決済がある人
- 旅行頻度が高い人(年10回以上)
- 複数のアライアンス・ホテルチェーンを使い分けたい人
- 年会費の合計(10万円前後)を許容できる人
複数カード戦略が向いていない人:
- 年間決済額が少ない人(100万円未満)
- 旅行頻度が低い人(年5回未満)
- シンプルなカード管理が好きな人
- 年会費を最小限にしたい人
もし、あなたが「複数カード戦略は面倒だ」と思うなら、1枚に集中する戦略の方が良いかもしれません。
まとめ:JAL CLUB-Aゴールドカードで手に入れる3つの自由
JAL CLUB-Aゴールドカードで得られる「移動の自由」:ラウンジ・優先搭乗
JAL CLUB-Aゴールドカードを持つことで、移動のストレスが劇的に減ります。
- 国内線:JALサクララウンジでカレーを食べ、コーヒーを飲む
- 国際線:キャセイラウンジでヌードルバーを楽しみ、シャワーを浴びる
- 優先搭乗:エコノミークラスでも、先に機内に入れる
- 手荷物優遇:追加23kg、預け荷物の心配不要
これらの特典が、年会費17,600円で手に入る。
JALマイルで行きたい場所に行ける「選択の自由」:JAL CLUB-Aゴールドカード
JALマイルを貯めることで、行きたい場所に行ける自由が手に入ります。
- ビジネスクラス特典航空券:20,000マイルでハノイ、35,000マイルでムンバイ
- エコノミークラス特典航空券:15,000マイルで香港、12,000マイルで国内往復
- アップグレード:エコノミー → プレミアムエコノミー
マイルがあれば、「お金がないから旅行できない」という制約から解放されます。
JAL CLUB-Aゴールドカードがもたらす「心の自由」:旅をもっと楽しく
JAL CLUB-Aゴールドカードを持つことで、旅行がもっと楽しくなります。
- 出発前のラウンジ:カレーを食べながら、旅行の計画を練る
- フライト中:マイルで予約したビジネスクラスで爆睡
- 到着後:元気に観光やビジネスに取り組める
旅行の「移動時間」が、単なる「我慢の時間」から「楽しみの時間」に変わる。
これが、JAL CLUB-Aゴールドカードで得られる最大の価値です。
JAL CLUB-Aゴールドカードに関するよくある質問(FAQ)

Q1. JAL CLUB-Aゴールドカードの年会費は高くないですか?
A. 17,600円という年会費は、確かに安くありません。しかし、JGCサファイア会員の特典(ラウンジアクセス、優先搭乗、手荷物優遇等)の価値を考えれば、十分に元が取れます。
特に、年5回以上飛行機に乗る方、香港や台湾等、JALが便利な路線をよく使う方なら、年会費以上の価値があります。
Q2. JAL普通カードやCLUB-Aカードとの違いは?
A. 主な違いは、ラウンジアクセスとマイル還元率です。
- JAL普通カード:ラウンジアクセスなし、マイル還元率 1.0%
- CLUB-Aカード:ラウンジアクセスなし、マイル還元率 1.0%
- CLUB-Aゴールドカード:ラウンジアクセスあり、マイル還元率 1.0%(JAL便購入時は2.0%)
ラウンジアクセスを重視するなら、CLUB-Aゴールドカード一択です。
Q3. JGCサファイアとJGCダイヤモンド、どちらが良いですか?
A. 理想はJGCダイヤモンドですが、達成・維持には年間50回以上のフライトが必要です。
私もダイヤモンドからサファイアに転落しましたが、サファイアでも十分満足しています。キャセイ ビジネスクラスラウンジも素晴らしいですし、国内線のJALラウンジも快適です。
「上を見ればキリがない」。サファイアでも、十分に特権的な体験ができます。
Q4. マリオットボンヴォイアメックスとJAL CLUB-Aゴールドカード、どちらを選ぶべきですか?
A. ホテル派ならマリオット、航空会社派ならJALです。
私はマリオット主軸ですが、JALも保有しています。理由は、それぞれが異なる価値を提供してくれるからです。
もし、どちらか1枚しか選べないなら、年間の旅行スタイルで決めてください。
- ホテル滞在が多い → マリオットボンヴォイアメックス
- フライトが多い → JAL CLUB-Aゴールドカード
Q5. JALマイルの有効期限は?
A. JALマイルの有効期限は、取得から3年間です。
ただし、JGC会員やJALカード会員なら、継続的にマイルを貯めることで、実質的に有効期限を延長できます。
Q6. ビジネスクラス特典航空券は取りやすいですか?
A. 路線と時期によります。人気路線(ハワイ、ヨーロッパ等)や繁忙期(年末年始、GW等)は競争率が高いです。
予約のコツ:
- 出発の4-6ヶ月前に予約開始
- 平日や閑散期を狙う
- 複数の路線を検討
私は、ハノイとムンバイのビジネスクラスを、出発3-4ヶ月前に予約できました。
Q7. キャセイラウンジは香港以外でも使えますか?
A. はい、台北、シンガポール、バンコク、クアラルンプール等でも使えます。
ただし、香港のキャセイラウンジ(The Pier/The Wing)が最も充実しています。
Q8. JALラウンジのカレーは本当に美味しいですか?
A. はい、本当に美味しいです。
ラウンジの料理とは思えないクオリティ。コクがあり、スパイスが効いていて、具材もゴロゴロ入っています。
一度食べれば、出張前の定番になること間違いなしです。
Q9. 年間10万円未満の決済でもJALカードを保有する価値はありますか?
A. JGCサファイア資格を維持できるなら、価値ありです。
私も年間10万円未満の決済ですが、JGCサファイア資格の維持のために保有し続けています。
一度失えば、再取得は極めて困難。年会費17,600円で資格を維持できるのは、決して高くないコストです。
Q10. JALとANA、両方を保有するのはアリですか?
A. はい、両方を保有するのはアリです。
私も、JAL CLUB-Aゴールドカード(JGCサファイア)とANA VISA/JCBカード(SFC会員)の両方を保有しています。
理由は、JALとANAで得意な路線が違うからです。両方を使い分けることで、より快適な旅行ができます。
JAL CLUB-Aゴールドカードは、あなたの旅を変える:最終的なアドバイス
私は2016年、偶然JGC会員になりました。そして、2019年、ダイヤモンドからサファイアに転落しました。
でも、今でもJAL CLUB-Aゴールドカードを保有し続けています。
理由は単純。このカードが、私の旅を変えてくれたから。
- キャセイラウンジのエビワンタン麺
- JALラウンジのカレー
- ビジネスクラスのフルフラットシート
- 香港経由の戦略的メリット
これらの体験が、年会費17,600円で手に入る。
もし、あなたが「旅をもっと快適にしたい」「マイルを貯めて、行きたい場所に行きたい」と思うなら、JAL CLUB-Aゴールドカードは最良の選択肢の一つです。
JALマイレージバンク紹介プログラムのご案内:お得にJALカードを始める方法
JALマイレージバンクには、紹介プログラムがあります。
既存会員からの紹介で入会すると、ボーナスマイルがもらえるキャンペーンが定期的に開催されています。
もし、この記事を読んで「JAL CLUB-Aゴールドカードに申し込もう」と思った方は、ぜひ紹介プログラムをご活用ください。
紹介プログラムの特典(キャンペーン時):
- 紹介された方:最大2,000マイル
- 紹介した方:500マイル
詳しくは、[JAL公式サイト](https://www.jal.co.jp/)をご確認ください。
関連記事:
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- デルタアメックスゴールド完全ガイド(近日公開予定)
- ANA VISA/JCBカード完全ガイド(近日公開予定)
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