- 【2025年版】マイルで行くヨーロッパ映画ロケ地巡り!憧れの場所へ旅立つ理由
- なぜヨーロッパの映画ロケ地が「憧れ」なのか?
- 【2025年最新】マイルで巡るイタリア(ローマ):『ローマの休日』『グラン・ブルー』ロケ地ガイド
- 【2025年最新】マイルで訪れるフランス(パリ):『アメリ』『ミッドナイト・イン・パリ』『ダ・ヴィンチ・コード』ロケ地
- 【2025年最新】マイルで堪能するイギリス(ロンドン):『ハリー・ポッター』『ノッティングヒルの恋人』ロケ地
- 【2025年最新】マイルで訪れる北欧(ストックホルム):『魔女の宅急便』『ドラゴン・タトゥーの女』ロケ地
- 【2025年最新】マイルで巡るドイツ(ロマンチック街道):『大脱走』『サウンド・オブ・ミュージック』ロケ地
- まとめ:映画の世界へ、マイルで飛び立とう
【2025年版】マイルで行くヨーロッパ映画ロケ地巡り!憧れの場所へ旅立つ理由
「一生に一度は、ヨーロッパの映画ロケ地を訪れたい」
ローマの休日のスペイン階段、アメリのモンマルトル、ハリー・ポッターのキングスクロス駅、魔女の宅急便のストックホルム。ヨーロッパには、私たちの心に刻まれた映画の舞台が無数にあります。
私は70万マイルを貯め、世界中の映画ロケ地を探索する旅を目論むシネマイルです。
20年前、新婚旅行でロマンチック街道、ノイシュヴァンシュタイン城、スイス・ユングフラウヨッホ、パリ(ルーブル、エッフェル塔、ムーラン・ルージュ、モンマルトル)を訪れて以來、ヨーロッパに行けていません。あの時は、大枚を叩いて頑張って旅行していました。
そして2025年、妻の希望でスウェーデンへ家族旅行に行きました。目的は北欧食器。ストックホルムの旧市街ガムラスタンを歩いていた時、妻が突然立ち止まりました。
「これ、魔女の宅急便の世界じゃない?」
石畳の坂道、オレンジ色の屋根、狭い路地。まさに、キキが箒で飛び立った街そのものでした。実は私たちは、映画ロケ地と知らずに訪れていたのです。
でも、今度こそ何とかマイルで。この「死ぬまでに行きたい映画ロケ地シリーズ」で、何としても達成したい。
ヨーロッパは「マイルの価値が最も高い地域」です。
なぜなら:
- 往復航空券が20〜30万円(現金購入の場合)
- マイルなら55,000〜90,000マイルで往復可能
- 1マイルの価値が3.6円〜5.4円(アジアの2〜3倍)
- 複数都市を周遊しやすい(ローマ→パリなど)
この記事では、マイルで行けるヨーロッパの映画ロケ地を、必要マイル数・予約戦略・ベストシーズンとともに徹底解説します。2025年6月のANA・JAL大改定にも完全対応。
あなたも今日から、マイルでヨーロッパの映画の世界を旅しませんか?
なぜヨーロッパの映画ロケ地が「憧れ」なのか?
1. 映画史に刻まれた感動の舞台を訪れる
ヨーロッパは、映画史に残る名作の舞台です。
- 『ローマの休日』(1953年)—オードリー・ヘプバーンの代表作
- 『アメリ』(2001年)—フランス映画の金字塔
- 『ハリー・ポッター』シリーズ(2001年〜)—世界中の子供たちの憧れ
これらの映画は、何十年経っても色褪せません。その舞台を訪れることは、映画ファンにとって「夢の実現」です。
1マイルの価値を最大化!賢いマイル活用術
ヨーロッパ往復航空券を現金で購入すると、20〜30万円かかります。
しかし、マイルなら55,000〜90,000マイルで往復可能。
1マイルの価値計算:
- ローマ往復:航空券25万円 ÷ 55,000マイル = 1マイル=4.5円
- アジア往復:航空券8万円 ÷ 17,000マイル = 1マイル=4.7円
アジアと同等、またはそれ以上の高い価値です。
複数都市を効率的に周遊!マイルで叶えるヨーロッパ満喫プラン
ヨーロッパは国と国が近い。だから、1回の旅行で複数の映画ロケ地を訪れることができます。
おすすめ周遊ルート(10日間):
- 1日目:成田→ローマ(『ローマの休日』)
- 4日目:ローマ→パリ(『アメリ』)
- 7日目:パリ→ロンドン(『ハリー・ポッター』)
- 10日目:ロンドン→成田
3都市・3つの名作ロケ地を1回の旅行で制覇できます。
【2025年最新】マイルで巡るイタリア(ローマ):『ローマの休日』『グラン・ブルー』ロケ地ガイド

なぜローマが「永遠の憧れ」なのか?
理由1:『ローマの休日』の不朽の名作
オードリー・ヘプバーン演じるアン王女が、ローマの街を駆け抜けた名作。
- スペイン階段でジェラートを食べるシーン
- トレヴィの泉にコインを投げるシーン
- 真実の口で手を入れるシーン
これらのシーンは、70年以上経っても、世界中の人々の憧れです。
理由2:歴史と映画が融合した街
ローマは、2000年以上の歴史を持つ街。コロッセオ、フォロ・ロマーノ、バチカン市国。映画のロケ地巡りと歴史探訪を同時に楽しめます。
ローマ映画ロケ地巡り:2025年最新・必要マイル数(往復)
| 航空会社 | シーズン | エコノミー | ビジネス | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ANA | ローシーズン(L) | 55,000 | 90,000 | Zone 5 |
| ANA | レギュラー(R) | 60,000 | 105,000 | +5,000マイル |
| ANA | ハイシーズン(H) | 68,000 | 129,000 | +13,000マイル(24%増) |
| JAL | PLUS最低 | 52,000 | 130,000 | 変動制 |
| JAL | PLUS最高 | 88,000 | 220,000 | 繁忙期は大幅増 |
| デルタ | 往復 | 70,000〜 | 160,000〜 | 変動制、早期予約が有利 |
出典:
- ANA: 国際線特典航空券マイルチャート(Zone 5)
- JAL: 2025年6月改定後の新制度(PLUS)
- デルタ: 公式サイト確認(変動制)
重要: ANAのローシーズン(L)なら55,000マイルで往復可能。ハイシーズン(H)は68,000マイルと+13,000マイル(24%増)なので、ローシーズン狙いが必須。
ローマの有名映画ロケ地:『ローマの休日』から『グラン・ブルー』まで
『ローマの休日』(1953年・ウィリアム・ワイラー監督)ロケ地:ローマ
ロケ地:
① スペイン階段(Piazza di Spagna)

『ローマの休日』の名シーン:スペイン階段
- アン王女がジェラートを食べる名シーン
- 映画では階段に座って食べているが、現在は禁止(罰金あり)
- 階段下の広場でジェラートを楽しめる
訪問のポイント:
- 早朝(7時〜8時)が狙い目。観光客が少ない
- 夕方は大混雑。写真撮影は困難
- 近くのジェラート店「Giolitti」が有名
【実用情報】
- アクセス:メトロA線 Spagna駅から徒歩1分
- フィウミチーノ空港から:レオナルド・エクスプレスでテルミニ駅経由、約60分
- 予算:ジェラート 3〜5ユーロ、カフェ 4〜8ユーロ
- 所要時間:30分〜1時間
- 注意:階段に座ることは禁止。違反すると罰金250ユーロ
【関連映画】
- 『天使と悪魔』(2009年)- トム・ハンクス主演、ローマ各所で撮影
- 『食べて、祈って、恋をして』(2010年)- ジュリア・ロバーツがローマでジェラートを楽しむシーン
② トレヴィの泉(Fontana di Trevi)

トレヴィの泉:「もう一度ローマに戻れる」伝説
- コインを投げるシーン
- 「もう一度ローマに戻れる」という伝説
- 1枚投げると再訪、2枚投げると恋愛成就、3枚投げると結婚
訪問のポイント:
- 早朝(6時〜7時)または深夜(23時〜)が狙い目
- 日中は身動きが取れないほどの混雑
- スリに注意(貴重品は前に)
【実用情報】
- アクセス:メトロA線 Barberini駅から徒歩8分
- 予算:無料(コイン投げ用に小銭を準備)
- 所要時間:20分〜40分
- おすすめ時間:早朝6時台、または深夜23時以降(ライトアップが美しい)
- 豆知識:泉に投げ込まれたコインは毎日回収され、チャリティに寄付される
【関連映画】
- 『甘い生活』(1960年)- フェデリコ・フェリーニ監督、アニタ・エクバーグの有名なシーン
- 『リジー・マクガイア・ムービー』(2003年)- ディズニー映画の重要なロケ地
③ 真実の口(Bocca della Verità)
- 嘘つきは手を噛まれる、という伝説
- グレゴリー・ペックが手を引っ込めるシーンは即興
訪問のポイント:
- サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の入口
- 入場料:2ユーロ
- 朝9時の開館直後が空いている
【実用情報】
- アクセス:メトロB線 Circo Massimo駅から徒歩10分
- 営業時間:9:30〜17:50(冬季は〜16:50)
- 入場料:2ユーロ
- 所要時間:15分〜30分(行列時は1時間以上)
- 混雑回避:開館直後の9:30〜10:00が狙い目
④ コロッセオ
- 映画のオープニングシーン
- ローマ帝国時代の円形闘技場
訪問のポイント:
- 事前予約必須(当日券は売り切れ)
- 公式サイトまたは現地ツアー会社で予約
- 所要時間:2〜3時間
【実用情報】
- アクセス:メトロB線 Colosseo駅から徒歩1分
- 営業時間:8:30〜日没前1時間(季節により変動)
- 入場料:18ユーロ(フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘含む)
- 予約:公式サイトで事前予約必須(手数料2ユーロ)
- 所要時間:2〜3時間
- おすすめ:音声ガイド 6ユーロ(日本語対応)
【関連映画】
- 『グラディエーター』(2000年)- ラッセル・クロウ主演、コロッセオでの戦闘シーン
- 『ジャンパー』(2008年)- コロッセオ内部でのアクションシーン
『グラン・ブルー』(1988年・リュック・ベッソン監督)ロケ地:ローマ
ロケ地:
- シチリア島:タオルミーナ
- イタリア本土からフェリーまたは飛行機でアクセス
【実用情報】
- アクセス:ローマからカターニア空港まで飛行機1時間、そこからバスで1.5時間
- ベストシーズン:5月〜9月(海が美しい時期)
- 所要時間:タオルミーナ観光は半日〜1日
ローマ映画ロケ地巡りに最適なベストシーズン
4月〜6月、9月〜10月(春・秋)
- 夏(7月〜8月):猛暑(35度超え)、観光客が激増
- 冬(11月〜3月):比較的温暖だが、雨が多い
どうやって予約戦略するのか?
ANAの場合:
- 予約開始:355日前午前9時
- ヨーロッパ線は人気路線。355日前の9時ちょうどにアクセス必須
- ローシーズン(L)を狙えば、55,000マイルで往復可能
- ビジネスクラスも90,000マイル〜と比較的取りやすい
JALの場合:
- 予約開始:360日前午前0時
- PLUS制度で変動するが、ローマ線は52,000マイル〜
- 繁忙期(8月、年末年始)は88,000マイルまで上昇
- ビジネスクラスは130,000〜220,000マイルと高め
デルタの場合:
- 変動制。早期予約が有利
- 往復70,000マイル〜(エコノミー)
- ビジネスクラスは160,000マイル〜
【2025年最新】マイルで訪れるフランス(パリ):『アメリ』『ミッドナイト・イン・パリ』『ダ・ヴィンチ・コード』ロケ地
なぜパリが「芸術の都」なのか?
理由1:『アメリ』の世界観
ジャン=ピエール・ジュネ監督の『アメリ』(2001年)は、パリの魅力を世界中に伝えた名作。
- モンマルトルの石畳
- サクレ・クール寺院の白い外観
- レトロなカフェ
オドレイ・トトゥ演じるアメリの純粋さと、パリの街並みが完璧に融合しています。
理由2:あらゆる映画の舞台
パリは、あらゆるジャンルの映画の舞台です。
- ロマンス:『ミッドナイト・イン・パリ』
- ミステリー:『ダ・ヴィンチ・コード』
- アクション:『ミッション:インポッシブル』
- アニメーション:『レミーのおいしいレストラン』
一度の訪問で、複数の映画ロケ地を巡れます。
パリ映画ロケ地巡り:2025年最新・必要マイル数(往復)
| 航空会社 | シーズン | エコノミー | ビジネス | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ANA | ローシーズン(L) | 55,000 | 90,000 | Zone 5 |
| ANA | レギュラー(R) | 60,000 | 105,000 | +5,000マイル |
| ANA | ハイシーズン(H) | 68,000 | 129,000 | +13,000マイル(24%増) |
| JAL | PLUS最低 | 52,000 | 130,000 | 変動制 |
| JAL | PLUS最高 | 88,000 | 220,000 | 繁忙期は大幅増 |
| デルタ | 往復 | 70,000〜 | 160,000〜 | 変動制、パリは人気路線 |
重要: パリもローマと同じZone 5。ANAローシーズンなら55,000マイルで往復可能。
パリの象徴的映画ロケ地:『アメリ』から『ダ・ヴィンチ・コード』まで
『アメリ』(2001年・ジャン=ピエール・ジュネ監督)ロケ地:パリ
ロケ地:
① モンマルトル(Montmartre)

『アメリ』の舞台:モンマルトルとサクレ・クール寺院
- アメリが働くカフェ「カフェ・デ・ドゥ・ムーラン」
- サクレ・クール寺院への石畳の坂道
- 映画の世界観そのままの街並み
訪問のポイント:
- カフェ・デ・ドゥ・ムーラン(Café des Deux Moulins)
- 住所:15 Rue Lepic, 75018 Paris
- 実在するカフェ。アメリと同じメニューを注文できる
- クレーム・ブリュレが名物
- サクレ・クール寺院
- モンマルトルの丘の頂上
- パリ市街を一望できる絶景スポット
- 入場無料
【実用情報】
- アクセス:メトロ2号線 Blanche駅から徒歩5分
- シャルル・ド・ゴール空港から:RER B線でGare du Nord駅、そこからメトロで約50分
- 予算:カフェでの食事 10〜15ユーロ、クレーム・ブリュレ 7ユーロ
- 所要時間:モンマルトル地区全体で2〜3時間
- おすすめ時間:午前中(観光客が少ない)、または夕暮れ時(景色が美しい)
【関連映画】
- 『ムーラン・ルージュ』(2001年)- ニコール・キッドマン主演、モンマルトルが舞台
- 『レ・ミゼラブル』(2012年)- モンマルトル地区でもロケ

パリの象徴:ムーラン・ルージュの赤い風車
【実用情報:ムーラン・ルージュ】
- アクセス:メトロ2号線 Blanche駅すぐ
- ショー料金:95ユーロ〜(ディナー付きは210ユーロ〜)
- 予約:公式サイトで事前予約必須
- 所要時間:ショーは約2時間
② コリニョン青果店(Collignon)
- アメリが野菜を買う八百屋
- 実在する店舗(Au Marché de la Butte)
訪問のポイント:
- 住所:56 Rue des Trois Frères, 75018 Paris
- 映画と同じ外観
- 店主も観光客慣れしている
【実用情報】
- 営業時間:火〜土 8:00〜13:00, 16:00〜20:00、日 9:00〜13:00、月曜定休
- 予算:果物・野菜を少量購入するなら5ユーロ程度
『ミッドナイト・イン・パリ』(2011年・ウディ・アレン監督)ロケ地:パリ
ロケ地:

セーヌ川から望むエッフェル塔
- エッフェル塔:オープニングの美しいパリの風景
- セーヌ川沿い:主人公が1920年代にタイムスリップする場所
- ヴェルサイユ宮殿:ラストシーン

夜のエッフェル塔:22時のシャンパンフラッシュは必見
訪問のポイント:
- エッフェル塔
- 日没後のライトアップが絶景
- 夜22時の毎時0分に5分間のシャンパンフラッシュ(キラキラ光る)
- 展望台からのパリ夜景は必見
【実用情報】
- アクセス:メトロ6号線 Bir-Hakeim駅から徒歩10分
- 営業時間:9:00〜24:45(夏季は〜0:45)
- 入場料:第2展望台までエレベーター 18.8ユーロ、最上階まで 29.4ユーロ
- 予約:公式サイトで事前予約推奨(当日券は長蛇の列)
- 所要時間:1.5〜2時間
- おすすめ時間:日没1時間前に登り、昼と夜両方の景色を楽しむ
【関連映画】
- 『007 美しき獲物たち』(1985年)- エッフェル塔でのアクションシーン
- 『ラッシュアワー3』(2007年)- エッフェル塔周辺でのカーチェイス
- 『ザ・ウォーク』(2015年)- エッフェル塔ではないが、パリの高所が舞台
『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年・ロン・ハワード監督)ロケ地:パリ
ロケ地:

『ダ・ヴィンチ・コード』の舞台:ルーヴル美術館
- ルーヴル美術館:オープニングの殺人事件
- サン・シュルピス教会:秘密の暗号
- リヨン駅:逃走シーン
訪問のポイント:
- ルーヴル美術館
- 事前予約必須(当日券は長蛇の列)
- 所要時間:最低3時間(全部見ると3日必要)
- ガラスのピラミッドは撮影スポット
【実用情報】
- アクセス:メトロ1号線 Palais Royal-Musée du Louvre駅直結
- 営業時間:月・木・土・日 9:00〜18:00、水・金 9:00〜21:45、火曜休館
- 入場料:22ユーロ(オンライン予約 17ユーロ)
- 予約:公式サイトで事前予約必須
- 所要時間:最低3時間(主要作品のみ)
- おすすめ:音声ガイド 5ユーロ(日本語対応)
- 混雑回避:水曜・金曜の夜間開館時が比較的空いている
【関連映画】
- 『ルーヴルの怪人』(2001年)- ソフィー・マルソー主演、ルーヴル美術館が舞台
- 『バンド・オブ・アウトサイダーズ』(1964年)- ルーヴル美術館での有名な疾走シーン
パリ映画ロケ地巡りに最適なベストシーズン
4月〜6月、9月〜10月(春・秋)
- 夏(7月〜8月):観光客が激増、パリジャンは休暇でいない
- 冬(11月〜3月):雨が多く、日照時間が短い
私の新婚旅行の経験(20年前):
5月のパリは最高でした。エッフェル塔、ルーヴル美術館、ムーラン・ルージュ、モンマルトル。全部回りました。
特に、エッフェル塔のライトアップは忘れられません。セーヌ川沿いを妻と手を繋いで歩いた夜。あの時の感動を、もう一度味わいたい。
モンマルトルの丘で、道に陣取っている見知らぬアーティストに二人の笑顔を描いてもらったのは一生の宝物で、今でも大切にとってあります。
今度行くときは、『アメリ』のカフェで夫婦二人でクレーム・ブリュレを食べたいです。
どうやって予約戦略するのか?
ANAの場合:
- 予約開始:355日前午前9時
- パリ線は最も人気の路線。355日前の9時ちょうどにアクセス必須
- ビジネスクラスは90,000マイル〜だが、秒で満席になる
- キャンセル待ちも活用
JALの場合:
- 予約開始:360日前午前0時
- PLUS制度で52,000〜88,000マイル
- 繁忙期はビジネスクラスが220,000マイルまで上昇
【2025年最新】マイルで堪能するイギリス(ロンドン):『ハリー・ポッター』『ノッティングヒルの恋人』ロケ地
なぜロンドンが「魔法の街」なのか?
理由1:『ハリー・ポッター』の聖地
キングスクロス駅の9と3/4番線、ダイアゴン横丁のモデル、ホグワーツ城。世界中のハリポタファンが憧れる聖地です。
理由2:英国文化の中心
大英博物館、バッキンガム宮殿、ビッグベン、ロンドン塔。映画ロケ地巡りと英国文化を同時に楽しめます。
ロンドン映画ロケ地巡り:2025年最新・必要マイル数(往復)
| 航空会社 | シーズン | エコノミー | ビジネス | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ANA | ローシーズン(L) | 55,000 | 90,000 | Zone 5 |
| ANA | レギュラー(R) | 60,000 | 105,000 | +5,000マイル |
| ANA | ハイシーズン(H) | 68,000 | 129,000 | +13,000マイル |
| JAL | PLUS最低 | 52,000 | 130,000 | 変動制 |
| JAL | PLUS最高 | 88,000 | 220,000 | 繁忙期は大幅増 |
| デルタ | 往復 | 70,000〜 | 160,000〜 | 変動制 |
ロンドンの人気映画ロケ地:『ハリー・ポッター』から『ノッティングヒルの恋人』まで
『ハリー・ポッター』シリーズ(2001年〜・クリス・コロンバス他)ロケ地:ロンドン
ロケ地:

『ハリー・ポッター』ダイアゴン横丁のモデル:レドンホール・マーケット
① キングスクロス駅(King’s Cross Station)
- 9と3/4番線
- ホグワーツ特急の出発地
- 壁に半分消えたカートが設置されている
訪問のポイント:
- 駅構内の9番線と10番線の間
- 無料で記念撮影可能(スタッフが写真を撮ってくれる)
- 隣接するハリー・ポッターショップでグッズ購入可能
【実用情報】
- アクセス:地下鉄Northern線・Piccadilly線・Victoria線・Circle線・Metropolitan線・Hammersmith & City線 King’s
Cross St. Pancras駅 - ヒースロー空港から:Piccadilly線で直通約50分
- 営業時間:撮影スポットは24時間アクセス可能、ショップは8:00〜22:00
- 予算:撮影無料、ショップでのグッズ購入は10ポンド〜
- 所要時間:30分〜1時間
- 混雑回避:平日の午前中が比較的空いている
② レドンホール・マーケット(Leadenhall Market)
- ダイアゴン横丁のモデル
- 14世紀からの歴史的市場
- ヴィクトリア朝の美しいアーケード
訪問のポイント:
- 住所:Gracechurch St, London EC3V 1LT
- 平日の日中がおすすめ(週末は閉店が多い)
- 映画と同じアングルで写真撮影可能
【実用情報】
- アクセス:地下鉄Central線 Bank駅から徒歩5分
- 営業時間:月〜金 7:00〜16:00(店舗により異なる)
- 予算:無料(カフェやレストランでの食事は15〜30ポンド)
- 所要時間:30分〜1時間
- 撮影スポット:「The Pen Shop」前が映画に登場したロケーション
【関連映画】
- 『ダークナイト』(2008年)- レドンホール・マーケットでの撮影
- 『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001年)- 周辺エリアでロケ
③ ワーナー・ブラザース・スタジオツアー・ロンドン
- ホグワーツ城のセット、大広間、ダイアゴン横丁
- 実際の撮影セットを公開
訪問のポイント:
- ロンドン中心部から電車で20分(ワトフォード駅)
- 事前予約必須(当日券なし)
- 所要時間:3〜4時間
- 入場料:約50ポンド
【実用情報】
- アクセス:Euston駅からWatford Junction駅まで電車で20分、そこからシャトルバス15分
- 営業時間:9:00〜22:00(入場時間指定制)
- 入場料:大人 53.50ポンド、子供 43.50ポンド
- 予約:公式サイトで事前予約必須(数週間前に売り切れることも)
- 所要時間:3〜4時間
- おすすめ:デジタルガイド 5.95ポンド(日本語対応)
- 飲食:バタービール 6.95ポンド(必飲)
『ノッティングヒルの恋人』(1999年・ロジャー・ミッシェル監督)ロケ地:ロンドン
ロケ地:
- ポートベロー・ロード・マーケット:主人公が書店を経営する街
- ノッティングヒルの青いドア:有名なシーン
訪問のポイント:
- ノッティングヒル地区はおしゃれな住宅街
- ポートベロー・ロード・マーケットは土曜がベスト(露店が出る)
【実用情報】
- アクセス:地下鉄Central線・Circle線 Notting Hill Gate駅から徒歩5分
- 青いドアの住所:280 Westbourne Park Road(※私有地のため遠くから撮影のみ)
- 営業時間:マーケットは月〜水 9:00〜18:00、木 9:00〜13:00、金・土 9:00〜19:00
- ベストタイム:土曜日(アンティーク市が開催)
- 予算:マーケット散策無料、カフェでの食事 10〜20ポンド
- 所要時間:1〜2時間
【関連映画】
- 『パディントン』(2014年)- ノッティングヒルが舞台
- 『アバウト・ア・ボーイ』(2002年)- ヒュー・グラント主演、ノッティングヒル周辺でロケ
ロンドン映画ロケ地巡りに最適なベストシーズン
5月〜9月(春〜夏)
- ロンドンの冬は暗く、雨が多い
- 夏でも涼しく過ごしやすい
- 日照時間が長い6月〜7月がベスト
どうやって予約戦略するのか?
ANAの場合:
- Zone 5(全欧州共通)で55,000マイル
- ヒースロー空港は空港税が高い(約5〜6万円)
- ブリュッセルやフランクフルト経由で鉄道移動も検討
JALの場合:
- ロンドン線は人気
- PLUS最低マイル(52,000マイル)で取るのは至難の業
- 比較的取りやすいヘルシンキ経由もおすすめ(フィンエアー活用)
【2025年最新】マイルで訪れる北欧(ストックホルム):『魔女の宅急便』『ドラゴン・タトゥーの女』ロケ地

なぜストックホルムが「美しい水の都」なのか?
理由1:『魔女の宅急便』のモデル地
宮崎駿監督がロケハンで訪れた街(ゴットランド島のヴィスビーと共にモデル)。ガムラスタンの旧市街は、キキが飛んでいた街そのものです。
理由2:ノーベル賞の授賞式会場
市庁舎はノーベル賞の晩餐会が行われる場所。知的好奇心を満たす街です。
ストックホルム映画ロケ地巡り:2025年最新・必要マイル数(往復)
| 航空会社 | シーズン | エコノミー | ビジネス | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ANA | 提携航空 | 55,000 | 90,000 | 直行便なし、経由便 |
| SAS | スターアライアンス脱退 | – | – | スカイチームへ移籍 |
| JAL | 提携(フィンエアー) | 52,000 | 130,000 | ヘルシンキ経由が便利 |
重要: SAS(スカンジナビア航空)がスターアライアンスを脱退したため、ANAマイルでの直行便は不可。ルフトハンザ(フランクフルト経由)などがメイン。
ストックホルムの幻想的映画ロケ地:『魔女の宅急便』の世界
『魔女の宅急便』(1989年・宮崎駿監督)ロケ地:ストックホルム
ロケ地:

『魔女の宅急便』のモデル:ガムラスタンの街並み
① ガムラスタン(Gamla Stan)
- 中世の街並みが残る旧市街
- 時計塔(大聖堂)
- キキがトンボを助けた広場のイメージ(大広場)
訪問のポイント:
- 石畳の路地を散策
- ノーベル博物館もここにある
- カフェで「フィーカ(Fika)」を楽しむ
【実用情報】
- アクセス:地下鉄 Gamla Stan駅下車すぐ
- アーランダ空港から:Arlanda Expressで中央駅まで20分
- 散策所要時間:2〜3時間
- おすすめ:カフェ「Chokladkoppen」の巨大なシナモンロール
- 治安:比較的安全だが、観光地ならではのスリに注意

ストックホルム市庁舎:塔の上からの景色は絶景
② 市庁舎(Stadshuset)
- 塔の上からの眺めは、キキの視点そのもの
- エレベーターあり
【実用情報】
- アクセス:中央駅から徒歩10分
- 入場料:塔への入場は60SEK(約850円)
- 営業時間:季節により変動、塔は5月〜9月のみ開放
- 予約:塔への入場は時間指定制、当日チケットあり
- 絶景ポイント:塔の上から見るガムラスタンの全景は必見
【関連映画】
- 『ドラゴン・タトゥーの女』(2011年)- デヴィッド・フィンチャー監督、ストックホルムが舞台
- 『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008年)- スウェーデン郊外が舞台
ストックホルム映画ロケ地巡りに最適なベストシーズン
6月〜8月(夏)
- 北欧の夏は最高に美しい
- 白夜で夜まで明るい
- 冬は寒すぎて観光に向かない
どうやって予約戦略するのか?
ANAの場合:
- 直行便がないため、フランクフルト(ルフトハンザ)経由
- またはウィーン(オーストリア航空)経由
- 提携航空会社特典航空券を利用
JALの場合:
- フィンエアーのヘルシンキ経由が最強
- 日本から一番近いヨーロッパ
- サーチャージも比較的安い
【2025年最新】マイルで巡るドイツ(ロマンチック街道):『大脱走』『サウンド・オブ・ミュージック』ロケ地
なぜドイツが「メルヘンと歴史の国」なのか?
理由1:『大脱走』の草原
スティーブ・マックイーンがバイクで疾走した草原。ノイシュヴァンシュタイン城近くのフュッセン周辺は、まさにその風景です。
理由2:ディズニーのモデル
ノイシュヴァンシュタイン城はシンデレラ城のモデル。映画ファンだけでなく、ディズニーファンにも憧れの地。
ドイツ映画ロケ地巡り:2025年最新・必要マイル数(往復)
| 航空会社 | シーズン | エコノミー | ビジネス | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ANA | ローシーズン(L) | 55,000 | 90,000 | フランクフルト・ミュンヘン行 |
| ANA | レギュラー(R) | 60,000 | 105,000 | 便数が多い |
| ANA | ハイシーズン(H) | 68,000 | 129,000 | +13,000マイル |
| JAL | PLUS最低 | 52,000 | 130,000 | フランクフルト行 |
ドイツの壮大な映画ロケ地:『大脱走』から『サウンド・オブ・ミュージック』まで
『大脱走』(1963年・ジョン・スタージェス監督)ロケ地:フュッセン周辺
ロケ地:

ノイシュヴァンシュタイン城と美しい田園風景
① フュッセン(Füssen)の草原
- 映画後半のバイクでの逃走シーン
- アルプスの麓の美しい風景
訪問のポイント:
- ノイシュヴァンシュタイン城観光の拠点
- レンタサイクルで草原を走ると気持ちいい
【実用情報】
- アクセス:ミュンヘンから電車で2時間
- ノイシュヴァンシュタイン城:要予約(数ヶ月前から埋まる)
- 入場料:15ユーロ(予約手数料2.5ユーロ)
- 所要時間:丸1日(ミュンヘンからの日帰りも可能だが、宿泊推奨)
- おすすめ:マリエン橋からの城の撮影
『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年・ロバート・ワイズ監督)ロケ地:ザルツブルク(オーストリア)
※ドイツ国境からすぐ
ロケ地:
- ミラベル庭園:「ドレミの歌」
- レオポルドスクロン宮殿:トラップ大佐の家の裏庭
【実用情報】
- アクセス:ミュンヘンから電車で1.5時間(バイエルンチケットがお得)
- サウンド・オブ・ミュージック・ツアー:約50ユーロ(バスで効率よく回れる)
- 所要時間:半日〜1日
ドイツ映画ロケ地巡りに最適なベストシーズン
5月〜9月(春〜夏)、または12月(クリスマスマーケット)
- 夏は緑が美しい
- 12月は世界一有名なクリスマスマーケットが楽しめる
どうやって予約戦略するのか?
ANAの場合:
- フランクフルト、ミュンヘンへ直行便あり
- 便数が多いので、比較的取りやすい
- ルフトハンザ航空を利用可能
JALの場合:
- フランクフルト直行便
- またはヘルシンキ経由
まとめ:映画の世界へ、マイルで飛び立とう
ヨーロッパの映画ロケ地は、単なる観光地ではありません。
それは、私たちが映画を通して夢見た世界そのものです。
ローマの休日、アメリ、ハリー・ポッター、魔女の宅急便。
これらの世界に「自分の足」で立つ感動は、何物にも代えがたい。
結論:
- ヨーロッパ往復は現金で25万、マイルなら5.5万マイル
- 1マイルの価値は4.5円以上と最大級
- ANAなら355日前、JALなら360日前の予約が勝負
- 複数都市周遊で、一度に多くの映画の世界を楽しめる
20年前の私も、今の私も、映画のロケ地に立つと子供のように心が踊ります。
さあ、マイルを貯めて、映画の世界へのチケットを手に入れましょう。
あなたの「ローマの休日」が、すぐそこに待っています。



コメント