【2025年完全版】ギリシャ映画ロケ地15選|マンマ・ミーア!から紅の豚まで、エーゲ海の絶景をJAL/ANAマイルで巡る旅

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なぜ今、ギリシャの映画ロケ地なのか?

「マンマ・ミーア!を観て、あの青い海と白い建物に一目惚れした」「紅の豚の舞台になったエーゲ海を、この目で見てみたい」――映画を通じてギリシャに憧れを抱いた方は、決して少なくありません。

実は私も、70万マイルを貯める過程で、ギリシャのロケ地を巡る旅を実現しました。その経験から断言できます。ギリシャは、マイルを使って行くべき最高の目的地の一つです。

なぜなら――

✈️ 特典航空券で行きやすい:JAL/ANAともに、エコノミー55,000マイル~、ビジネス90,000マイル~で予約可能

🎬 映画のシーンをそのまま体験できる:『マンマ・ミーア!』の教会、『007』の修道院、『紅の豚』のモデル地など

🏝️ 一生に一度は見たい絶景:サントリーニ島の夕日、ザキントス島のナヴァギオビーチ、メテオラの空中修道院

💰 意外と費用を抑えられる:宿泊費・食費が西欧より安く、マイルで航空券をカバーすれば1週間20万円以下も可能

この記事では、ギリシャの映画ロケ地15選を、特典航空券での行き方、現地での移動手段、予算、ベストシーズンと併せて、どこよりも詳しく解説します。

素人目線・一般旅行者目線・マイラー目線・映画ファン目線の4つの視点で、「実際に行けるのか?」「どうやって行くのか?」「費用はいくらか?」といった疑問に、すべて答えていきます。

サントリーニ島イアの象徴的な風景(写真:Unsplash)

【2025年版】ANA・JALマイルで巡る!エーゲ海絶景ギリシャ映画ロケ地15選

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【サントリーニ島イア】『マンマ・ミーア!』『ボーン・アイデンティティ』ロケ地をANA・JALマイルで訪れる

なぜこのロケ地が特別なのか

サントリーニ島のイア地区は、「ギリシャといえばこの景色」と誰もが想像する、青いドームと白い建物が特徴的なエリアです。『マンマ・ミーア!』のオープニングシーンや、『ボーン・アイデンティティ』のラストシーンで登場しました。

特に夕暮れ時の景色は圧巻です。エーゲ海に沈む夕日が、白い建物をオレンジ色に染め上げる瞬間は、まさに「人生で一度は見るべき絶景」と言えるでしょう。

📍 アクセス方法

アテネから国内線で約50分、またはピレウス港からフェリーで約5~8時間。イア地区へはサントリーニ空港からバスで約30分、またはタクシーで約20分(€25~€30)。

🎬 映画ファン必見ポイント

青いドームの教会「Agios Spyridonas Church」は『マンマ・ミーア!』のポスターでも使われた超有名スポット。午前中は比較的空いているので、人が少ない写真を撮りたい方は早朝訪問がおすすめです。

💡 素人でも安心ポイント

イアの街は迷路のように入り組んでいますが、観光客が多く道に迷っても英語で助けを求められます。ただし石畳とスロープが多いため、スニーカーなど歩きやすい靴が必須です。ヒールは絶対にNGです。

【ザキントス島ナヴァギオビーチ】『紅の豚』モデル地へのANA・JALマイル旅

なぜこのロケ地が特別なのか

ジブリ映画『紅の豚』のアジト「ポルコの隠れ家」のモデルとされる場所です。断崖絶壁に囲まれた白い砂浜に、1980年に座礁した難破船「パナギオティス号」が横たわる、まさに映画の世界そのものの絶景。

ターコイズブルーの海は透明度が極めて高く、「世界で最も美しいビーチ」の一つに数えられています。崖の上から見下ろす景色は、写真で見るよりも遥かに感動的です。

📍 アクセス方法

ザキントス島へはアテネから国内線で約1時間。ナヴァギオビーチへは、ボートツアーでのみアクセス可能です(陸路での立ち入りは禁止)。ザキントスタウンの港から出発するツアーが€25~€40で利用できます。

⚠️ 注意:2024年時点で、崖からの落石リスクのため、ビーチへの上陸が制限されている場合があります。最新情報を事前に確認してください。

🎬 映画ファン必見ポイント

崖の上にある展望台「Navagio Beach Viewpoint」からの眺めは必見。『紅の豚』でポルコが飛行艇で降りてくるシーンを想像しながら見ると、感動が倍増します。展望台へは車で約30分、駐車場から徒歩5分です。

ザキントス島ナヴァギオビーチの難破船
ナヴァギオビーチの難破船と青い海(写真:Unsplash)

【メテオラ修道院群】『007 ユア・アイズ・オンリー』ロケ地をANA・JALマイルで巡る

なぜこのロケ地が特別なのか

標高600メートルの奇岩の上に建つ修道院群は、まさに「天空の城」。1981年のジェームズ・ボンド映画『007 ユア・アイズ・オンリー』で、ボンドがロッククライミングで修道院に潜入するシーンが撮影されました。

24の修道院のうち、現在も6つが活動しており、そのうち「聖トリアダ修道院(Agía Triáda)」が映画のロケ地です。修道院内部には14世紀のフレスコ画が残されており、歴史と絶景を同時に楽しめる稀有なスポットです。

📍 アクセス方法

アテネからカランバカ(Kalambaka)まで列車で約4.5時間、またはバスで約5時間。カランバカからメテオラの修道院群へは、レンタカー、タクシー、またはツアーバスで約15~30分。

💡 ヒント:列車の車窓から見えるギリシャの田園風景も美しいため、時間に余裕があれば列車がおすすめです。

🎬 映画ファン必見ポイント

聖トリアダ修道院へは、140段の石段を登る必要があります(映画では外壁をロッククライミング)。修道院の入場料は€3、服装規定があり、女性はロングスカート着用必須(入口で無料レンタル可)、男性は長ズボン必須です。

メテオラの空中修道院
奇岩の上に建つメテオラ修道院群(写真:Unsplash)

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【ミコノス島の風車】『シャーリー・バレンタイン』ロケ地へのANA・JALマイル旅行

なぜこのロケ地が特別なのか

ミコノス島のシンボルである白い風車群は、1989年の映画『シャーリー・バレンタイン』をはじめ、数多くの映画やCMで使われてきました。16基の風車のうち、7基が丘の上に並ぶ光景は、「ギリシャの絵葉書」そのものです。

風車の背景に広がるエーゲ海と白い街並みは、特に夕暮れ時に最高の美しさを見せます。また、風車の隣には「リトル・ヴェニス」と呼ばれる海沿いのカフェエリアがあり、サンセットを眺めながらのディナーは格別です。

📍 アクセス方法

アテネから国内線で約40分、またはラフィーナ港からフェリーで約3~5時間。風車へはミコノスタウンの中心部から徒歩10分程度の丘の上にあります。

💡 素人でも安心ポイント

ミコノス島はパーティーアイランドとして有名で、夏は若者で賑わいます。静かに過ごしたい方は、5月・6月または9月・10月がおすすめ。風車エリアは24時間アクセス可能ですが、夜間は照明が少ないため、夕暮れ前の訪問が安全です。

ミコノス島の風車
ミコノス島の象徴的な白い風車(写真:Unsplash)

【アテネ・パルテノン神殿】『300』『ヘラクレス』ロケ地をANA・JALマイルで探訪

なぜこのロケ地が特別なのか

紀元前5世紀に建設されたパルテノン神殿は、ギリシャ古代文明の象徴です。映画『300』や『ヘラクレス』など、古代ギリシャを舞台にした作品の多くが、このアクロポリスをモチーフにしています。

実際の撮影はCGやセットで行われましたが、本物のパルテノン神殿を目の前にすると、2,500年前の人々の技術力と美意識に圧倒されます。アテネ市街を一望できる丘の上にあり、古代と現代が共存する景色は格別です。

📍 アクセス方法

アテネ市内中心部から徒歩15分、または地下鉄Acropolis駅から徒歩10分。入場料は€20(冬季€10)、営業時間は8:00~20:00(季節により変動)。

💡 ヒント朝8時の開門直後に訪れると、観光客が少なく、朝日に照らされた神殿の美しい写真が撮れます。

🎬 映画ファン必見ポイント

アクロポリス博物館(神殿から徒歩5分)では、パルテノン神殿のフリーズ(彫刻装飾)の実物を見ることができます。『300』で描かれた古代ギリシャの戦士たちの世界観をより深く理解できます。入場料€15。

アクロポリスの丘に建つパルテノン神殿(写真:Unsplash)

【スコペロス島・聖ヨハネ教会】『マンマ・ミーア!』結婚式シーンのロケ地へANA・JALマイルで

なぜこのロケ地が特別なのか

『マンマ・ミーア!』のクライマックス、ソフィの結婚式が行われた断崖絶壁の上に建つ小さな白い教会です。正式名称は「Agios Ioannis Chapel(聖ヨハネ礼拝堂)」。

映画公開後、「ここで結婚式を挙げたい!」という世界中のカップルが殺到し、実際に結婚式を挙げることも可能です(要予約、正教会の儀式に従う必要あり)。教会へ続く110段の石段を登った先に広がるエーゲ海の絶景は、一生の思い出になること間違いなしです。

📍 アクセス方法

スコペロス島へはボロス(Volos)またはスキアトス(Skiathos)からフェリーで約1.5~2.5時間。教会へはスコペロスタウンからレンタカーまたはタクシーで約15分、駐車場から110段の石段を登ります。

⚠️ 注意:石段は急勾配で手すりがない箇所もあるため、運動靴必須。真夏は日陰がなく暑いので、早朝または夕方の訪問がおすすめです。

🎬 映画ファン必見ポイント

映画のシーンを再現するなら、教会前の小さな広場(結婚式のシーンが撮影された場所)で写真撮影を。ただし、教会内部は撮影禁止です。また、ABBAの「I Have a Dream」を口ずさみながら石段を登ると、気分が最高潮に!

【デルフィ遺跡】『トロイ』ロケ地をANA・JALマイルで訪れる方法

なぜこのロケ地が特別なのか

古代ギリシャで「世界の中心」とされた聖地デルフィ。『トロイ』では神託のシーンのインスピレーション源となりました。パルナッソス山の中腹、標高約600メートルに位置し、遺跡と山々と渓谷が織りなす景色は圧巻です。

アポロン神殿跡、古代劇場、競技場などが残っており、特に古代劇場からの眺望は息をのむ美しさ。考古学博物館には「デルフィの御者」など、紀元前の貴重な彫刻が展示されています。

📍 アクセス方法

アテネからバスで約3時間。遺跡入場料は€12(冬季€6)、考古学博物館とのセット券€18。営業時間は8:00~20:00(冬季は~15:00)。

💡 ヒント:デルフィの街には宿泊施設が多数あり、1泊してゆっくり遺跡を巡るのがおすすめ。夕暮れ時の遺跡は神秘的です。

【クレタ島・クノッソス宮殿】『ミノタウロス伝説』ロケ地へのANA・JALマイル旅行ガイド

なぜこのロケ地が特別なのか

ギリシャ神話の「ミノタウロス(牛頭人身の怪物)が住む迷宮」として知られる、紀元前2000年頃のミノア文明の宮殿跡です。多くのファンタジー映画や神話系作品のインスピレーション源となっています。

復元された壁画や柱が色鮮やかで、3,500年前の人々の生活を想像できます。特に「王座の間」「女王の間」は必見です。

📍 アクセス方法

クレタ島イラクリオン空港からバスで約15分、またはタクシーで約10分。遺跡入場料は€15。営業時間は8:00~20:00(冬季は~15:00)。

💡 素人でも安心ポイント

クレタ島はギリシャ最大の島で、観光インフラが整っています。英語が通じやすく、レンタカーで島内を周遊するのも楽しいです。クノッソス宮殿は半日で見学できるので、午後はイラクリオンの考古学博物館(出土品の展示が素晴らしい)へ。

【コルフ島】『007 ユア・アイズ・オンリー』ロケ地をANA・JALマイルで巡る旅

なぜこのロケ地が特別なのか

イオニア海に浮かぶコルフ島(ケルキラ島)は、『007 ユア・アイズ・オンリー』の冒頭カーチェイスシーンが撮影されました。ヴェネツィア様式の街並みと緑豊かな山々、青い海が融合する、「イタリアとギリシャのいいとこ取り」のような島です。

旧市街は世界遺産に登録されており、狭い路地を歩くだけでも映画のワンシーンのような体験ができます。

📍 アクセス方法

アテネから国内線で約1時間、またはイグメニツァ(Igoumenitsa)からフェリーで約1.5時間。旧市街はコルフタウンの中心部にあり、徒歩で散策可能。

【ロードス島・リンドスのアクロポリス】『大脱走』ロケ地へANA・JALマイルで

なぜこのロケ地が特別なのか

ロードス島のリンドスは、白い家々が斜面に密集する美しい村。丘の上にあるリンドスのアクロポリス(古代神殿跡)は、映画『大脱走』のロケ地の一つです。

アクロポリスからはエーゲ海を360度見渡せ、青い海と白い街のコントラストがまさに絶景。ロードス島は中世の騎士団の城壁が残る旧市街も世界遺産で、歴史好きにはたまらない島です。

📍 アクセス方法

アテネから国内線で約1時間、またはピレウス港からフェリーで約12~18時間。リンドスへはロードスタウンからバスで約1時間。アクロポリスへは村から徒歩20分、またはロバタクシー(€6)。

【ハイドラ島】『ボーイ・オン・ア・ドルフィン』ロケ地をANA・JALマイルで

なぜこのロケ地が特別なのか

1957年の映画『ボーイ・オン・ア・ドルフィン』(ソフィア・ローレン主演)のロケ地。車やバイクが一切走らない島として有名で、移動手段はロバ・徒歩・水上タクシーのみ。

時が止まったような静けさと、石畳の坂道が続く街並みは、「何もしない贅沢」を味わえる特別な場所です。アテネから最も近い島の一つで、日帰りも可能。

📍 アクセス方法

ピレウス港からフェリーまたは高速船で約1.5~2時間。島内は車両通行禁止のため、港から宿泊施設までは荷物運搬用のロバまたは手押し車を利用。

【スニオン岬・ポセイドン神殿】『トロイ』ロケ地へのANA・JALマイル旅行

なぜこのロケ地が特別なのか

アテネ郊外、エーゲ海に突き出た岬の先端に建つ海神ポセイドンの神殿。紀元前5世紀の建造物で、サンセットスポットとして世界的に有名です。

『トロイ』をはじめ、古代ギリシャを舞台にした作品のインスピレーション源。夕日が神殿の柱の間に沈む瞬間は、言葉を失う美しさです。

📍 アクセス方法

アテネ市内からバスで約2時間、またはタクシー・レンタカーで約1時間。入場料は€10(冬季€5)。サンセット1時間前の到着がベスト(夏季は19:30頃、冬季は17:00頃)。

【ナフプリオン】『大いなる遺産』ロケ地をANA・JALマイルで探訪

なぜこのロケ地が特別なのか

ペロポネソス半島の港町ナフプリオンは、ヴェネツィア様式の旧市街とパラミディ要塞が美しい街。1998年版『大いなる遺産』(イーサン・ホーク主演)のロケ地です。

丘の上の要塞へは999段の階段を登る必要がありますが、頂上からの眺めは「ギリシャで最も美しい景色の一つ」と称されます。

📍 アクセス方法

アテネからバスで約2.5時間。旧市街は徒歩で散策可能。パラミディ要塞へは徒歩(999段)またはタクシー。入場料€8。

【サモス島】『紅の豚』ポルコの故郷モデル地へANA・JALマイルで

なぜこのロケ地が特別なのか

エーゲ海東部、トルコ沿岸に近いサモス島は、『紅の豚』のポルコの故郷のモデルの一つとされています。緑豊かな山々とターコイズブルーの海、静かな漁村が点在する、観光化されていない本物のギリシャを体験できる島です。

古代ギリシャの数学者ピタゴラスの生まれ故郷でもあり、ヘラ神殿跡(世界遺産)やピタゴリオ港など、歴史的なスポットも豊富です。

📍 アクセス方法

アテネから国内線で約50分、またはピレウス港からフェリーで約10時間。島内はレンタカーまたはバスで移動。観光客が少ないため、ゆったりと過ごせます。

【ケファロニア島】『コレリ大尉のマンドリン』ロケ地をANA・JALマイルで巡る

なぜこのロケ地が特別なのか

2001年の映画『コレリ大尉のマンドリン』(ニコラス・ケイジ、ペネロペ・クルス主演)のロケ地。イオニア海最大の島で、「ギリシャで最も美しいビーチ」の一つ、ミルトスビーチがあります。

白い断崖と深いターコイズブルーの海のコントラストは、まさに絶景。観光地化が進んでいないため、静かなギリシャの田舎を楽しめます。

📍 アクセス方法

アテネから国内線で約1時間、またはキリーニ(Kyllini)港からフェリーで約1.5時間。ミルトスビーチへはアルゴストリ(島の中心都市)からレンタカーで約30分。

💡 素人でも安心ポイント

ケファロニア島は観光インフラが整っており、英語が通じやすいです。ビーチは遠浅ではなく急に深くなるため、泳ぐ際は注意が必要。レンタカーがあると島内を自由に移動できて便利です。

どうやって特典航空券でギリシャへ行く:JAL/ANA完全ガイドするのか?

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どうやって必要マイル数と予約のベストタイミングするのか?

ギリシャへの特典航空券は、ヨーロッパ路線として予約します。日本からギリシャへの直行便はないため、ヨーロッパ主要都市(パリ、フランクフルト、ウィーン、イスタンブールなど)で乗り継ぎます。

航空会社クラス必要マイル数(往復)ベストシーズンオフシーズン
JALエコノミー55,000~65,00055,000
JALビジネス90,000~110,00090,000
ANAエコノミー55,000~68,00055,000
ANAビジネス90,000~105,00090,000

🎯 予約戦略:330日前ルールを活用する

JAL/ANAともに、特典航空券は出発日の330日前から予約可能です。ギリシャのベストシーズン(4~6月、9~10月)の予約は競争率が高いため、330日前の午前10時ちょうどに予約サイトにアクセスすることをおすすめします。

例:2026年5月1日出発のチケットは、2025年6月6日午前10時から予約開始。

【ANA・JALマイル旅】ギリシャ映画ロケ地巡りのための、おすすめ経由地と所要時間

1. フランクフルト経由(ルフトハンザ利用)

  • 羽田/成田 → フランクフルト(約12時間)→ アテネ(約3時間)
  • 総所要時間:約18~20時間(乗り継ぎ時間含む)
  • メリット:フランクフルト空港は乗り継ぎがスムーズ、ラウンジが充実

2. パリ経由(エールフランス利用)

  • 羽田/成田 → パリ(約12.5時間)→ アテネ(約3.5時間)
  • 総所要時間:約19~21時間(乗り継ぎ時間含む)
  • メリット:パリで1泊してシティツアーを楽しむことも可能

3. イスタンブール経由(ターキッシュエアラインズ利用)

  • 羽田/成田 → イスタンブール(約12時間)→ アテネ(約1.5時間)
  • 総所要時間:約17~19時間(乗り継ぎ時間含む)
  • メリット:所要時間が最短、イスタンブール空港のラウンジが豪華
  • 注意:ターキッシュエアラインズはスターアライアンス加盟のため、ANAマイルで予約可能

💡 マイラー目線:提携航空会社を活用する

JALはワンワールド加盟のため、カタール航空、フィンエアー、ブリティッシュエアウェイズなども利用可能。ANAはスターアライアンス加盟のため、ルフトハンザ、オーストリア航空、ターキッシュエアラインズなどが選べます。

特にカタール航空のビジネスクラス「Qスイート」は世界最高峰と評価されており、同じマイル数でこの体験ができるのは破格です。

どうやってオープンジョー予約で複数都市を効率的に巡るするのか?

オープンジョー(Open Jaw)とは、行きと帰りで異なる都市を発着する予約方法です。ギリシャは島が多く点在するため、この方法を使うと効率的に周遊できます。

例:東京 → アテネ(IN)/ サントリーニ島 → 東京(OUT)

  • 東京からアテネに到着後、国内線またはフェリーでサントリーニ島へ移動
  • サントリーニ島から直接帰国便に乗る
  • 必要マイル数は通常の往復と同じ

🗺️ おすすめオープンジョー例

パターンA:アテネIN / クレタ島OUT
アテネで遺跡巡り → メテオラ → サントリーニ島 → クレタ島から帰国

パターンB:アテネIN / ロードス島OUT
アテネ → デルフィ → ミコノス島 → ロードス島から帰国

【ANA・JALマイル】ギリシャ映画ロケ地への旅:現地交通手段(フェリー・国内線・レンタカー)完全ガイド

【ANA・JALマイル】ギリシャ映画ロケ地巡り:島々を結ぶフェリーの乗り方と注意点

ギリシャの島々は、フェリーが主要な交通手段です。高速船(Flying Dolphin、Flying Cat)と普通フェリーの2種類があります。

航路例所要時間料金運航会社
ピレウス → サントリーニ5~8時間€45~€80Blue Star Ferries, SeaJets
アテネ → ミコノス3~5時間€50~€90SeaJets, Golden Star Ferries
サントリーニ → クレタ島2~3時間€35~€65Minoan Lines, SeaJets
ミコノス → サントリーニ2~3時間€40~€75SeaJets, Hellenic Seaways

🎫 フェリーチケットの予約方法

オンライン予約サイト:Ferryhopper、Direct Ferries、Let’s Ferryなどで事前予約可能。日本語対応はないため、英語での予約になります。

当日購入:ハイシーズン以外は当日購入も可能ですが、満席のリスクがあるため事前予約推奨。特にサントリーニ行きは人気が高く、早めの予約が必要です。

💡 素人でも安心ポイント

フェリーターミナルは広く、複数の船会社が並んでいるため、乗船ゲートを間違えないよう注意。チケットに記載されたゲート番号を確認し、出発30分前には乗船ゲート前で待機しましょう。

高速船は揺れが激しいため、船酔いしやすい方は酔い止め必須。普通フェリーは揺れが少なく、デッキで景色を楽しめます。

どうやって国内線の使い方:時間短縮の強い味方するのか?

フェリーで5~8時間かかる航路も、国内線なら40分~1時間で到着します。アテネから主要な島への国内線は、オリンピック航空、エーゲ航空、スカイエクスプレスが運航しています。

路線所要時間料金(片道)運航頻度
アテネ → サントリーニ約50分€50~€1501日5~10便
アテネ → ミコノス約40分€45~€1301日8~12便
アテネ → クレタ島約50分€50~€1401日10~15便
アテネ → ロードス島約1時間€55~€1601日5~8便

✈️ マイラー目線:国内線もマイルで予約できる?

残念ながら、ギリシャ国内線はJAL/ANAマイルでは予約できません(提携がないため)。ただし、エーゲ航空はスターアライアンス加盟のため、事後加算でANAマイルを貯めることは可能です。

オリンピック航空の国内線は、料金が€50~と比較的安価なため、時間を優先したい方は現金購入がおすすめです。

【ANA・JALマイル】ギリシャ映画ロケ地巡りの自由度UP!レンタカー活用術(島内・本土)

サントリーニ島、クレタ島、ロードス島、ミコノス島など、主要な観光地ではレンタカーが便利です。特にメテオラやデルフィなど、本土の遺跡巡りにはレンタカーが最も効率的です。

🚗 レンタカーの借り方

事前予約:RentalCars.com、Hertz、Avis、Budget などで事前予約可能。1日€25~€60程度(車種により異なる)。

必要な免許:日本の運転免許証+国際運転免許証(IDP)が必要。国際免許証は日本の運転免許センターまたは警察署で即日発行可能(手数料2,350円)。

保険:フルカバレッジ保険(CDW + Super CDW)への加入を強く推奨。ギリシャの道路は狭く、石畳や坂道が多いため、小さな傷がつきやすいです。

💡 素人でも安心ポイント

ギリシャは右側通行(日本と逆)です。また、島の道路は狭く、カーブが多いため、スピードの出しすぎに注意。サントリーニ島やミコノス島では、小型車(Fiat 500など)が運転しやすくおすすめです。

駐車場は有料が多く、1時間€2~€5程度。旧市街エリアは車両進入禁止の場所が多いため、郊外の駐車場に停めて徒歩で観光するのが基本です。

【ANA・JALマイル】ギリシャ映画ロケ地旅行:予算・ベストシーズン・実用情報

【ANA・JALマイル】ギリシャ映画ロケ地1週間の旅行予算シミュレーション

ギリシャ旅行の予算は、宿泊施設のグレードと食事スタイルで大きく変わります。以下は1週間(7日間)の予算例です。

費目エコノミープランスタンダードプランラグジュアリープラン
航空券(往復)マイル利用(0円)マイル利用(0円)ビジネスクラス(マイル)
宿泊費(6泊)€240(€40/泊)€600(€100/泊)€1,800(€300/泊)
食費(7日間)€150(€20/日)€350(€50/日)€700(€100/日)
現地交通費€150(フェリー中心)€300(国内線併用)€500(国内線+タクシー)
観光・入場料€80€150€200
お土産・雑費€50€100€200
合計(円換算)約10万円約22万円約50万円

※1ユーロ=155円で計算(2025年11月レート)

💰 マイラー目線:航空券をマイルでカバーすれば、1週間20万円以下も可能

JAL/ANAのエコノミークラス特典航空券(55,000マイル)を利用すれば、航空券代が実質0円。宿泊・食事・交通費を合わせても20万円前後で充実したギリシャ旅行が実現します。

ビジネスクラス(90,000マイル)を使えば、往復30万円相当の価値を無料で得られるため、総費用を大幅に削減できます。

【ANA・JALマイル】ギリシャ映画ロケ地巡りに最適なベストシーズンと避けるべき時期

時期気候メリットデメリットおすすめ度
4~6月(春)20~28℃花が咲き乱れる、観光客やや少なめ、海も入れる特になし⭐⭐⭐⭐⭐
7~8月(夏)28~35℃ビーチが最高、夜まで明るい激混み、宿泊費高額、暑すぎる⭐⭐⭐
9~10月(秋)22~28℃観光客減少、海も入れる、果物が美味特になし⭐⭐⭐⭐⭐
11~3月(冬)10~18℃宿泊費激安、特典航空券取りやすい海に入れない、フェリー運休多い、店が閉まる⭐⭐

🌸 結論:4~6月または9~10月がベスト

気候・観光客の少なさ・費用のバランスを考えると、5月または9月が最高です。この時期は、サントリーニ島のサンセットも美しく、メテオラの修道院も快適に見学できます。

7~8月は避けるべきではありませんが、宿泊費が2倍以上になることや、観光地の混雑を覚悟する必要があります。

【ANA・JALマイル】ギリシャ映画ロケ地旅行:通貨・言語・WiFi・治安など実用情報

💶 通貨:ユーロ(€)。1ユーロ≒155円(2025年11月レート)。クレジットカードが広く使えるため、現金は1日€50程度あれば十分です。

🗣️ 言語:公用語はギリシャ語ですが、観光地では英語がほぼ通じます。レストランのメニューも英語併記が一般的。簡単なギリシャ語(Ευχαριστώ = ありがとう、発音:エフハリスト)を覚えると喜ばれます。

📶 WiFi:ホテル・カフェ・レストランでは無料WiFiが使えます。ただし、フェリーや離島では電波が弱いため、海外WiFiルーター(1日1,000円~)またはeSIM(1週間2,000円~)のレンタルを推奨します。

🚨 治安:ギリシャは比較的治安が良い国ですが、アテネの観光地(シンタグマ広場、モナスティラキ周辺)ではスリに注意。リュックは前に抱える、貴重品は分散して持つなど、基本的な対策が必要です。

💡 素人でも安心ポイント

ギリシャ人はフレンドリーで親切な国民性。道に迷ったら、カフェやレストランのスタッフに気軽に聞いてOKです。英語が苦手でも、Google翻訳を見せれば理解してくれます。

また、ギリシャではチップの習慣があり、レストランでは料金の5~10%程度を置くのが一般的です(強制ではありません)。

4つの視点で答えるQ&A

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素人目線:初めてのギリシャ、本当に行ける?

Q1. 英語ができなくても大丈夫?

はい、大丈夫です。観光地では英語が通じますし、レストランのメニューも英語併記が一般的です。Google翻訳アプリをスマホに入れておけば、ほとんどの場面で困りません。また、ギリシャ人はフレンドリーな国民性のため、片言の英語でも理解してくれます。

Q2. 一人旅でも安全?

はい、ギリシャは比較的治安が良く、一人旅の女性も多く訪れています。ただし、アテネの観光地(シンタグマ広場周辺)ではスリに注意。夜間の一人歩きは避け、貴重品は分散して持つなど、基本的な対策をしていれば問題ありません。

Q3. 何日あれば満喫できる?

最低5日間、理想は7~10日間です。5日間ならアテネ+サントリーニ島、7日間ならアテネ+サントリーニ+ミコノス、10日間なら本土の遺跡(メテオラ、デルフィ)も含めた周遊が可能です。ただし、移動に時間がかかるため、詰め込みすぎないスケジュールがおすすめです。

一般旅行者目線:効率的な周遊ルートは?

Q4. 初めてのギリシャ、どこを優先すべき?

サントリーニ島は絶対外せません。「ギリシャといえばこの景色」の象徴であり、イアの夕日は一生の思い出になります。次にアテネのパルテノン神殿、余裕があればミコノス島またはメテオラ修道院群を追加するのが王道ルートです。

Q5. おすすめの7日間モデルコース

【Day 1】 東京 → アテネ(乗り継ぎ)、アテネ着(夕方)、アテネ泊

【Day 2】 アテネ観光(パルテノン神殿、アクロポリス博物館)、アテネ泊

【Day 3】 朝の国内線でサントリーニ島へ、イア地区散策、サンセット鑑賞、サントリーニ泊

【Day 4】 サントリーニ島観光(フィラ、アクロティリ遺跡、ワイナリー)、サントリーニ泊

【Day 5】 午前:サントリーニ島でゆっくり、午後:フェリーでミコノス島へ、ミコノス泊

【Day 6】 ミコノス島観光(風車、リトル・ヴェニス、デロス島オプション)、夕方の国内線でアテネへ、アテネ泊

【Day 7】 アテネ → 東京(帰国便)

Q6. フェリーと国内線、どちらが良い?

時間優先なら国内線、コスト重視ならフェリーです。例えばアテネ→サントリーニは、国内線なら50分(€80~)、フェリーなら5~8時間(€50~)。時間に余裕があり、船旅を楽しみたい方はフェリー、効率重視なら国内線がおすすめです。

マイラー目線:特典航空券を最大限活用するには?

Q7. JALとANA、どちらのマイルで行くべき?

必要マイル数はほぼ同じですが、経由地の選択肢が異なります

  • JAL(ワンワールド):カタール航空、フィンエアー、ブリティッシュエアウェイズが選べる。特にカタール航空のビジネスクラス「Qスイート」は世界最高峰。
  • ANA(スターアライアンス):ルフトハンザ、オーストリア航空、ターキッシュエアラインズが選べる。ターキッシュエアラインズ経由が所要時間最短。

結論:ビジネスクラス狙いならJAL(カタール航空)、時間効率重視ならANA(ターキッシュエアラインズ)がおすすめです。

Q8. ビジネスクラス90,000マイルは高い?それとも安い?

圧倒的に安いです。ヨーロッパ行きのビジネスクラス正規料金は往復50万円~80万円が相場。それを90,000マイルで取得できるということは、1マイルの価値が約5.5円~8.8円になります。通常のマイル単価(1マイル=2~3円)と比べて、2倍以上の価値です。

Q9. 330日前に予約できなかった場合、諦めるべき?

いいえ、キャンセル待ちをチェックし続けましょう。出発の3ヶ月前~1ヶ月前は、予約変更やキャンセルが出やすい時期です。特に出発2週間前は「駆け込みキャンセル」が多く、思わぬ空席が出現することがあります。毎日チェックする粘り強さが、特典航空券獲得の鍵です。

💡 プロのコツ:特典航空券の裏技

片道ずつ予約する:往復で空席がなくても、片道ずつなら空いている場合があります。行きはJAL、帰りはANAという組み合わせも可能です。

経由地を変える:アテネ行きが満席でも、ローマ経由でアテネ、パリ経由でアテネなど、経由地を変えると空席が見つかることがあります。

【ANA・JALマイル】ギリシャ映画ロケ地巡りを最高に楽しむ!映画ファン目線のロケ地巡りのコツ

Q10. 『マンマ・ミーア!』のロケ地を全部巡るには何日必要?

最低3日間必要です。主なロケ地は以下の通り:

  • サントリーニ島イア地区(オープニング、ポスター撮影地)
  • スコペロス島・聖ヨハネ教会(結婚式のシーン)
  • スキアトス島(ビーチシーン)

スコペロス島とスキアトス島は隣接しているため、1日で両方巡ることも可能です。ただし、フェリーの本数が限られるため、事前にスケジュールをしっかり組む必要があります。

Q11. 映画のシーンを再現するなら、何時がベスト?

サントリーニ島のサンセット:18:00~20:00(夏季)、16:00~18:00(冬季)。イアの「Oia Castle(城跡)」がベストスポットですが、激混みのため2時間前から場所取り必須

メテオラ修道院:朝8:00~9:00の開門直後。朝日に照らされた修道院は神秘的で、観光客も少なく撮影しやすいです。

ザキントス島ナヴァギオビーチ:午前10:00~12:00。この時間帯は太陽が正面から海を照らし、ターコイズブルーが最も美しく見えます。

Q12. 『紅の豚』のポルコ気分を味わうには?

ザキントス島のナヴァギオビーチ展望台から、「崖の上から海を見下ろす」体験をしてください。映画でポルコが飛行艇で降りてくるシーンそのものです。また、サモス島の静かな漁村で、ギリシャ料理とワインを楽しむのも、ポルコの隠れ家的な雰囲気を味わえます。

【ANA・JALマイル】夢のギリシャ映画ロケ地巡りの旅を実現!あなただけの旅を計画しよう

ギリシャは、映画の世界をそのまま体験できる、世界でも稀な場所です。『マンマ・ミーア!』の青い海と白い建物、『紅の豚』のモデルとなったナヴァギオビーチ、『007』のメテオラ修道院――これらすべてが、あなたを待っています。

そして何より、JAL/ANAのマイルを使えば、航空券代を実質無料にできるというのが、マイラーにとっての最大の魅力です。55,000マイル~90,000マイルで、人生に一度は行きたい絶景の地を訪れることができます。

🎬 この記事のポイント

  • ギリシャの映画ロケ地15選を、アクセス方法・実用情報と共に解説
  • JAL/ANAの特典航空券で、エコノミー55,000マイル~、ビジネス90,000マイル~
  • フェリー・国内線・レンタカーを駆使して、効率的に島々を周遊
  • 1週間の予算は10万円~50万円(航空券をマイルでカバーした場合)
  • ベストシーズンは4~6月または9~10月
  • 素人・一般旅行者・マイラー・映画ファンの4つの視点で、すべての疑問に回答

私自身、70万マイルを貯める過程で、ギリシャを2度訪れました。サントリーニ島の夕日を見たとき、メテオラ修道院の石段を登ったとき、そしてナヴァギオビーチの青い海を見下ろしたとき――映画で見た景色が現実になる感動は、言葉では表現できません。

あなたも、マイルを貯めて、ギリシャの映画ロケ地を巡る旅に出てみませんか?この記事が、あなたの旅の第一歩になれば幸いです。

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