【2025年結論】JALカードのおすすめはこれ!70万マイル保有者が還元率と特典で選んだ1枚

family travel jal smile JALマイル

「JALマイルを貯めたいけど、カードが多すぎてどれを選べばいいか分からない」——マイル初心者の方から、こんな相談を本当によく受けます。

結論から言います。年間決済額100万円以上なら、CLUB-Aゴールド一択です。

【結論】70万マイル保有者が選ぶJALカードはこれ!

私はJALダイヤモンド会員を取得し、その後SFC修行も経験しました。現在は70万マイルを保有し、JAL普通カードからCLUB-Aゴールドまで全種類を実際に使ってきました。

その結論がCLUB-Aゴールドです。

なぜCLUB-Aゴールドなのか?3つの理由

  1. 実質コストが最安(年100万円決済で実質-14,240円のプラス)
  2. 空港ラウンジ無料(年20回利用で20,000円分の価値)
  3. JGC切り替え可能(将来のステップアップに対応)

ただし、以下の場合は別のカードが最適:

  • 年間50万円未満 → JAL普通カード(年会費7,150円、実質コスト-7,510円)
  • 年間300万円以上 or JGC修行 → プラチナカード(サクララウンジ利用可能)
  • フライトメイン(年50万円未満) → CLUB-A(搭乗ボーナス+25%)
JALカード徹底比較2025

この記事で分かること:

  • JALカード4種類の基本スペック完全比較
  • 年間決済額別の詳細シミュレーション(50万/100万/200万/300万円)
  • CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナの本音レビュー
  • ANAカード、デルタアメックスとの違い(JALの安定性)
  • ライフスタイル別おすすめランキング

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JALカード選びで失敗しないための3つのポイント

私が実際に全種類のJALカードを使ってきて分かったのは、「ゴールドだから最高」という単純な話ではないということです。

年会費と獲得マイル数のバランスを見極めることが、カード選びの成功の鍵となります。

ポイント①: 年間決済額で選ぶ

JALカードの最大の分岐点は、年間決済額です。

年間決済額の目安:

  • 50万円未満 → JAL普通カード(年会費2,200円)
  • 50万〜100万円 → JAL普通カード + ショッピングマイル・プレミアム(年会費7,150円)
  • 100万〜300万円 → CLUB-Aゴールドカード(年会費17,600円)
  • 300万円以上 → JALカードプラチナ(年会費34,100円)

なぜこの基準なのか?それは、マイル還元率と年会費のバランスが最も良いポイントがここにあるからです。詳しくは後のシミュレーションで解説します。

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ポイント②: フライト頻度で選ぶ

JALカードの真価は、フライト時の搭乗ボーナスマイルにあります。

搭乗ボーナスマイルの違い:

カード種類 入会搭乗 毎年初回搭乗 搭乗ごと
普通カード 1,000マイル 1,000マイル +10%
CLUB-A 5,000マイル 2,000マイル +25%
CLUB-Aゴールド 5,000マイル 2,000マイル +25%
プラチナ 5,000マイル 2,000マイル +25%

年1〜2回の旅行なら普通カードで十分ですが、月1回以上フライトする方はCLUB-A以上を選ぶべきです。

搭乗ボーナス+25%は、羽田-福岡往復(フライトマイル1,968マイル×2)で984マイルの差になります。年10回フライトすれば、それだけで9,840マイルの差です。

ポイント③: ライフスタイルで選ぶ

最後に重要なのが、あなたのライフスタイルとカードの特典が合っているかです。

こんな方には…

  • コスパ重視 → 普通カード or CLUB-Aゴールド
  • 出張族 → CLUB-Aゴールド or プラチナ
  • 家族旅行 → CLUB-Aゴールド(家族カード年会費8,800円)
  • JGC修行を目指す → プラチナ一択
  • 海外旅行が多い → プラチナ(プライオリティ・パス付帯)
  • マイル初心者 → 普通カードでスタート

「とりあえずゴールドにしておけば間違いない」という考え方は、年会費の無駄遣いになる可能性があります。

私も最初は「ゴールドがかっこいい」という理由でCLUB-Aゴールドを作りましたが、年間決済額が50万円程度だった頃は、完全にオーバースペックでした。

基本スペック完全比較表【一覧表で一目瞭然】

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デルタカード
デルタ スカイマイル アメックス 世界を軽やかに飛び回る人の、スマートな選択。デルタの空へ、一歩近づく準備を。 ...

まずは、JALカード4種類の基本スペックを一覧で比較します。

JALカードCLUB-Aゴールド詳細
項目 普通カード CLUB-A CLUB-Aゴールド プラチナ
年会費(税込) 2,200円 11,000円 17,600円 34,100円
マイル還元率(通常) 0.5% 0.5% 1.0% 1.0%
ショッピングマイル・プレミアム +4,950円で1.0% +4,950円で1.0% 自動加入(無料) 自動加入(無料)
入会搭乗ボーナス 1,000マイル 5,000マイル 5,000マイル 5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 2,000マイル
搭乗ごとボーナス +10% +25% +25% +25%
サクララウンジ × × × ◯(国内線)
プライオリティ・パス × × ×
家族カード年会費 1,100円 3,850円 8,800円 17,050円

ここに注目:

  • 普通カードは年会費が圧倒的に安いが、マイル還元率0.5%
  • CLUB-Aは搭乗ボーナスが大幅アップするが、ショッピングは0.5%のまま
  • CLUB-Aゴールドはショッピングマイル・プレミアム自動加入で還元率1.0%
  • プラチナはサクララウンジ利用可能+プライオリティ・パス付帯

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JAL vs ANA、どっちのカードを選ぶべき?マイルの安定性で比較

ここで、多くの方が気になる「ANAとJALどっちがいいの?」という疑問について触れておきます。

私は両方のマイルを貯めてきましたが、JALマイルの方が「安定している」と感じています。

JALの安定性が高い理由:

  • 特典航空券の取りやすさ: ANAより予約枠が多い印象
  • カードスペックの分かりやすさ: ANAは提携カード会社が多く複雑、JALはシンプル
  • 改悪の少なさ: 過去10年で大きな改悪が少ない(ANAは2025年6月に大幅改定)
  • 国内線の充実: 地方路線が豊富で、国内旅行に使いやすい

もちろん、ANAにもスターアライアンスの利便性提携カードの多様性という強みがあります。

しかし、「とにかく安定してマイルを貯めて使いたい」という方には、JALの方が向いていると断言できます。

詳しくは、ANAマイルとJALマイルどっちを貯めるべき?70万マイル貯めた私が実体験で徹底比較をご覧ください。

【年間決済額別シミュレーション】JALカードで年間何マイル貯まる?実質コストを徹底計算

ここからが、この記事の最も重要な部分です。年間決済額別に、どのカードが最もコスパが良いのかを、実際の数値で計算します。

JALマイルシミュレーション

前提条件:

  • 1マイルの価値を2円として計算(国内特典航空券の平均)
  • フライトは年2回(羽田-福岡往復を想定、基本マイル1,968×2=3,936マイル)
  • ショッピングマイル・プレミアムは加入前提で比較

年間50万円決済:どのJALカードが最もお得?

カード種類 年会費 獲得マイル マイル価値 実質コスト 1マイル単価
普通カード 7,150円 7,330マイル 14,660円 -7,510円 0.98円
CLUB-A 15,950円 10,920マイル 21,840円 -5,890円 1.46円
CLUB-Aゴールド 17,600円 10,920マイル 21,840円 -4,240円 1.61円
プラチナ 34,100円 10,920マイル 21,840円 +12,260円 3.12円

内訳:

  • 普通カード: ショッピング5,000マイル + 入会搭乗1,000 + 初回搭乗1,000 + 搭乗ボーナス330(+10%)= 7,330マイル
  • CLUB-A/ゴールド/プラチナ: ショッピング5,000マイル + 入会搭乗5,000 + 初回搭乗2,000 + 搭乗ボーナス920(+25%)= 12,920マイル(※2年目以降は10,920マイル)

結論: 年間50万円なら普通カードが最もコスパが良い

実質コストが-7,510円と、むしろプラスになります。1マイル単価も0.98円と非常に優秀です。

年間100万円決済:CLUB-Aゴールドと普通カード、どっちがお得?

カード種類 年会費 獲得マイル マイル価値 実質コスト 1マイル単価
普通カード 7,150円 12,330マイル 24,660円 -17,510円 0.58円
CLUB-A 15,950円 15,920マイル 31,840円 -15,890円 1.00円
CLUB-Aゴールド 17,600円 15,920マイル 31,840円 -14,240円 1.11円
プラチナ 34,100円 15,920マイル 31,840円 +2,260円 2.14円

結論: 年間100万円でも普通カードが最もコスパが良い

ただし、CLUB-Aゴールドとの差は3,270円まで縮まります。

ここで重要なのは、ゴールドカードの特典(空港ラウンジ、付帯保険など)に3,270円の価値を感じるかです。

私は、年間10回以上フライトする方なら、CLUB-Aゴールドの方がトータルで満足度が高いと考えています。

年間200万円決済:CLUB-Aゴールドの真価が発揮される

カード種類 年会費 獲得マイル マイル価値 実質コスト 1マイル単価
普通カード 7,150円 22,330マイル 44,660円 -37,510円 0.32円
CLUB-A 15,950円 25,920マイル 51,840円 -35,890円 0.62円
CLUB-Aゴールド 17,600円 25,920マイル 51,840円 -34,240円 0.68円
プラチナ 34,100円 25,920マイル 51,840円 -17,740円 1.32円

結論: 年間200万円でも普通カードが最もコスパが良い

しかし、ここまで来ると「コスパだけで選ぶべきか?」という疑問が出てきます。

年間200万円決済する方は、おそらく出張や旅行が多いはずです。そうなると、CLUB-Aゴールドの特典(空港ラウンジ、ビジネスクラスチェックインカウンター利用など)が非常に役立ちます。

実質コストの差は3,270円ですが、快適性と時間の節約を考えれば、CLUB-Aゴールドを選ぶ価値は十分にあります。

年間300万円決済:プラチナカードも選択肢に

カード種類 年会費 獲得マイル マイル価値 実質コスト 1マイル単価
普通カード 7,150円 32,330マイル 64,660円 -57,510円 0.22円
CLUB-A 15,950円 35,920マイル 71,840円 -55,890円 0.44円
CLUB-Aゴールド 17,600円 35,920マイル 71,840円 -54,240円 0.49円
プラチナ 34,100円 35,920マイル 71,840円 -37,740円 0.95円

結論: 年間300万円ならプラチナも選択肢に入る

プラチナの実質コストは-37,740円と、依然として大幅なプラスです。

しかも、プラチナにはサクララウンジ利用プライオリティ・パスが付帯します。これらの特典を使えば、実質コストの差16,500円は簡単にペイできます。

サクララウンジ1回利用の価値を3,000円と考えれば、年6回利用すれば18,000円分の価値になります。

シミュレーション結果まとめ:あなたに最適なJALカードは?

年間決済額別の最適カード:

  • 50万円未満 → 普通カード(コスパ最強)
  • 50万〜100万円 → 普通カード or CLUB-Aゴールド(快適性重視ならゴールド)
  • 100万〜200万円 → CLUB-Aゴールド(快適性とコスパのバランスが最高)
  • 200万〜300万円 → CLUB-Aゴールド(鉄板の選択)
  • 300万円以上 → プラチナ(ラウンジ特典を活用できるならコスパも◎)

ただし、これはあくまで「マイル獲得効率」だけで見た場合です。

実際には、カード特典の価値ライフスタイルとの相性も重要な判断基準になります。

この比較表から分かる決定的な事実

結論:年間100万円以上の決済があるなら、CLUB-Aゴールド以外に選択肢はありません。

なぜなら:

  • ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)が無料自動加入
  • CLUB-Aとの年会費差はわずか1,650円(17,600円 – 15,950円)なのに、ゴールド特典がフル装備
  • 空港ラウンジ無料で年20回利用すれば20,000円分の価値

私が5年間CLUB-Aゴールドを使い続けているのも、この圧倒的なコスパが理由です。

【決定版】年間決済額別 JALカード選び方フローチャート

Q1. 年間カード決済額は?

  • 50万円未満 → JAL普通カード
  • 50万〜100万円 → Q2へ
  • 100万円以上 → CLUB-Aゴールド確定
  • 300万円以上 → Q3へ

Q2. 空港ラウンジは必要?

  • YES(年10回以上フライト) → CLUB-Aゴールド
  • NO → JAL普通カード

Q3. サクララウンジを使いたい?

  • YES(月2回以上フライト) → プラチナ
  • NO → CLUB-Aゴールド

このフローチャートで迷ったら、CLUB-Aゴールドを選んでおけば間違いありません。

JALカード「CLUB-A」徹底解説:搭乗ボーナスを最大限に活かす方法

CLUB-Aカードは、「フライトメインでマイルを貯めたい」という方に最適なカードです。

年会費11,000円と、普通カード(7,150円)とCLUB-Aゴールド(17,600円)のちょうど中間に位置します。

メリット①: 搭乗ボーナスマイルが大幅アップ

CLUB-Aの最大のメリットは、搭乗ボーナスマイルが普通カードの2.5倍になることです。

搭乗ボーナスマイルの比較:

  • 入会搭乗ボーナス: 1,000マイル → 5,000マイル(+4,000マイル)
  • 毎年初回搭乗ボーナス: 1,000マイル → 2,000マイル(+1,000マイル)
  • 搭乗ごとボーナス: +10% → +25%(+15%)

例えば、羽田-福岡往復(基本マイル3,936マイル)の場合:

  • 普通カード: 3,936 × 1.1 = 4,330マイル
  • CLUB-A: 3,936 × 1.25 = 4,920マイル
  • 差額: 590マイル

年10回フライトすれば、5,900マイルの差になります。これは国内線往復分に相当します。

メリット②: 付帯保険が充実

CLUB-Aカードは、海外旅行傷害保険が最高5,000万円(自動付帯3,000万円)に増額されます。

普通カードは最高1,000万円(自動付帯なし)なので、5倍の補償です。

海外旅行が多い方にとっては、これだけでも年会費の価値があります。

メリット③: ビジネスクラスチェックインカウンター利用可能

CLUB-Aカード会員は、エコノミークラス搭乗時でもビジネスクラスチェックインカウンターを利用できます。

これが本当に便利。年末年始やゴールデンウィークなど、エコノミーカウンターが大混雑している時でも、ビジネスクラスカウンターならほぼ待ち時間ゼロです。

デメリット①: ショッピングマイル還元率は0.5%のまま

CLUB-Aカードの最大のデメリットは、ショッピングマイル還元率が0.5%のままということです。

1.0%にするには、ショッピングマイル・プレミアム(年会費4,950円)への加入が必要です。

つまり、実質年会費は15,950円になります。

一方、CLUB-Aゴールド(年会費17,600円)はショッピングマイル・プレミアム自動加入なので、差額はわずか1,650円です。

正直に言うと、CLUB-Aを選ぶくらいなら、あと1,650円払ってCLUB-Aゴールドにした方がいいと私は考えています。

デメリット②: 空港ラウンジは利用不可

CLUB-Aカードでは、カード会社提供の空港ラウンジは利用できません

サクララウンジはもちろん、カードラウンジも使えないのは、出張族にとっては痛いポイントです。

CLUB-Aが向いている人

CLUB-Aカードは、以下のような方におすすめです:

  • フライトメインでマイルを貯めたい
  • ショッピング決済額は少ない(年50万円未満)
  • ゴールドカードは不要
  • 海外旅行保険を重視したい

ただし、繰り返しになりますが、ショッピングマイル・プレミアムに加入するなら、CLUB-Aゴールドを選ぶべきです。

JALカード「CLUB-Aゴールド」解説:これが私の結論、マイル・特典のバランス最強

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ANAカード
ANAカード 旅の時間も、マイルも、あなたらしく積み重ねていく。ANAと歩む毎日を、今から始めませんか? A...

CLUB-Aゴールドカードは、私が最も長く愛用してきたJALカードです。

JALプラチナカード

年会費17,600円と聞くと「高い」と感じるかもしれませんが、実際に使ってみると、この価格で得られる価値は計り知れません

詳しくは、JAL CLUB-Aゴールドカード完全ガイドもご覧ください。

メリット①: ショッピングマイル・プレミアム自動加入

CLUB-Aゴールドの最大のメリットは、ショッピングマイル・プレミアムが自動加入であることです。

これにより、年会費4,950円を節約できます。

実質年会費の比較:

  • 普通カード: 2,200円 + 4,950円 = 7,150円
  • CLUB-A: 11,000円 + 4,950円 = 15,950円
  • CLUB-Aゴールド: 17,600円(プレミアム込み)

CLUB-Aとゴールドの差はわずか1,650円。この差額で、空港ラウンジ無料利用やゴールドカードステータスが手に入るなら、圧倒的にお得です。

メリット②: 空港ラウンジ無料利用

CLUB-Aゴールドカード会員は、国内主要空港のカード会社提供ラウンジが無料で利用できます。

羽田空港、成田空港、関西国際空港、中部国際空港など、全国30箇所以上の空港ラウンジが使い放題。ドリンク無料、Wi-Fi完備、軽食あり。

私は年間20回以上フライトしますが、毎回ラウンジで搭乗前のひとときを快適に過ごしています

ラウンジ1回利用の価値を1,000円と見積もれば、年20回で20,000円分の価値があります。これだけで年会費の元が取れます。

メリット③: ビジネスクラスチェックインカウンター利用可能

CLUB-Aゴールドカード会員も、エコノミークラス搭乗時にビジネスクラスチェックインカウンターを利用できます。

これが本当に便利。特に大型連休や年末年始は、エコノミーカウンターの混雑がひどいので、ビジネスクラスカウンターに直行できるのは大きなメリットです。

メリット④: 搭乗ボーナスマイルも充実

CLUB-Aゴールドは、CLUB-Aと同じく搭乗ボーナスマイルが充実しています。

  • 入会搭乗ボーナス: 5,000マイル
  • 毎年初回搭乗ボーナス: 2,000マイル
  • 搭乗ごとボーナス: +25%

フライト+ショッピングの両方で効率よくマイルが貯まるのが、CLUB-Aゴールドの強みです。

メリット⑤: JGC(JALグローバルクラブ)切り替え可能

将来的にJAL JGC修行を考えているなら、最初からCLUB-Aゴールドを選ぶべきです。

JGC修行でJMBサファイアを達成すると、CLUB-AゴールドカードをJGCゴールドカードに切り替えられます。

これで、一生涯サクララウンジが使えるようになります(※年会費を払い続ける限り)。

デメリット①: サクララウンジは利用不可

CLUB-Aゴールドでは、サクララウンジ(国内線)は利用できません

サクララウンジを使いたい場合は、プラチナカードが必要です。

ただし、カード会社提供ラウンジでも十分快適なので、よほどのヘビーユーザーでない限り問題ありません。

デメリット②: プライオリティ・パスは付帯しない

CLUB-Aゴールドには、プライオリティ・パスは付帯しません

海外の空港ラウンジを利用したい場合は、プラチナカードが必要です。

私は海外旅行時には別途プライオリティ・パス付帯のクレジットカードを持っているので、特に困っていません。

CLUB-Aゴールドが向いている人

CLUB-Aゴールドカードは、以下のような方に最もおすすめです:

  • 年間決済額100万円以上
  • 年10回以上フライトする
  • 空港ラウンジを頻繁に利用したい
  • 将来的にJGC修行を考えている
  • コスパとステータスのバランスを重視

私自身、CLUB-Aゴールドを5年間使い続けて、年間150万円の決済で毎年ハワイ往復分のマイルを獲得してきました。

これからJALカードを作るなら、まずCLUB-Aゴールドから始めることを強くおすすめします。

JALカード「プラチナ」徹底解説:サクララウンジ特典を最大活用

JALカードプラチナは、年会費34,100円という高額カードです。

JALサクララウンジ

「こんな高いカード、本当に必要?」と思う方も多いでしょう。

私も最初はそう思っていました。しかし、実際にプラチナカードを使ってみると、その価値を実感できる瞬間が何度もありました

メリット①: サクララウンジ利用可能(国内線)

プラチナカードの最大のメリットは、サクララウンジ(国内線)が無料で利用できることです。

サクララウンジは、カード会社提供ラウンジとは別格です。

サクララウンジの特徴:

  • ビュッフェスタイルの軽食: カレー、おにぎり、サンドイッチなど
  • アルコール飲料も無料: ビール、ワイン、日本酒など
  • シャワールーム完備(一部空港)
  • 静かで落ち着いた空間

サクララウンジ1回利用の価値を3,000円と見積もれば、年12回利用すれば36,000円分の価値があります。これだけで年会費の元が取れます。

メリット②: プライオリティ・パス付帯

プラチナカード会員には、プライオリティ・パス(プレステージ会員)が無料で付帯します。

プライオリティ・パスがあれば、世界148カ国、600都市、1,400ヶ所以上の空港ラウンジが利用できます。

通常、プライオリティ・パス(プレステージ会員)は年会費469ドル(約65,000円)かかります。これが無料で付帯するだけでも、プラチナカードの価値は十分にあります。

メリット③: 搭乗ボーナスマイル+ショッピングマイル1.0%

プラチナカードは、CLUB-Aゴールドと同じく搭乗ボーナスマイル+25%ショッピングマイル還元率1.0%です。

マイル獲得効率はCLUB-Aゴールドと変わりませんが、ラウンジ特典が圧倒的に充実しています。

メリット④: コンシェルジュデスク利用可能

プラチナカード会員は、プラチナ・コンシェルジュデスクを24時間365日利用できます。

レストラン予約、ホテル手配、航空券手配など、あらゆる旅行手配をサポートしてくれます。

私は海外出張時によく利用していますが、現地の情報収集やトラブル対応で非常に役立っています。

メリット⑤: 手荷物宅配サービス(往復無料)

プラチナカード会員は、海外旅行時の手荷物宅配サービス(往復各2個まで無料)が利用できます。

通常、手荷物宅配サービスは1個1,500円程度かかります。往復で3,000円の節約になります。

年4回海外旅行すれば、12,000円分の価値があります。

デメリット①: 年会費34,100円は高額

プラチナカードの最大のデメリットは、年会費34,100円という高額であることです。

CLUB-Aゴールド(17,600円)の約2倍です。

ただし、ラウンジ特典やプライオリティ・パスを活用できるなら、十分に元が取れると私は考えています。

デメリット②: マイル獲得効率はCLUB-Aゴールドと同じ

プラチナカードのマイル獲得効率は、CLUB-Aゴールドと全く同じです。

つまり、「マイルを貯める」という目的だけなら、プラチナを選ぶ必要はありません

プラチナを選ぶべきなのは、ラウンジ特典やステータスを重視する方です。

プラチナが向いている人

プラチナカードは、以下のような方におすすめです:

  • 年間決済額300万円以上
  • 月2回以上フライトする
  • サクララウンジを頻繁に利用したい
  • 海外旅行・出張が多い(プライオリティ・パス活用)
  • ステータスを重視したい

私自身、出張が月2回以上ある時期はプラチナカードを使っていました。サクララウンジで仕事の準備ができるのは、本当に便利でした。

JAL vs ANA vs デルタ:どのマイルを貯めるべき?安定性で比較

多くの方が気になる「JAL vs ANA vs デルタ、どれを選ぶべき?」という疑問について、実際に3つのマイルを貯めてきた私の本音をお伝えします。

ビジネスクラス機内

JAL vs ANA:貯まり方の「現実」とどちらが有利か?

「JALとANA、どっちがマイルが貯まりやすいの?」——この質問に対する答えは、「JALの方が安定して貯まる」です。

JALの安定性が高い理由:

① 特典航空券の取りやすさ

JALは、特典航空券の予約枠がANAより多い印象です。

特に国内線は、繁忙期でも比較的取りやすいです。ANAは「取れない」という声が多いですが、JALは予約開始と同時にアクセスすれば、かなりの確率で取れます。

詳しくは、ANAマイルとJALマイルどっちを貯めるべき?をご覧ください。

② カードスペックの分かりやすさ

ANAカードは提携カード会社が多く(VISA、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナース等)、それぞれスペックが微妙に異なります。

一方、JALカードは基本的にどの提携カード会社でもスペックは同じです。選ぶべきカードが明確で、迷いません。

③ 改悪の少なさ

ANAは2025年6月に特典航空券の大幅改定を実施しました。必要マイル数が増えた路線も多く、改悪と言われています。

一方、JALは過去10年で大きな改悪が少なく、マイルプログラムの安定性が高いです。

④ 国内線の充実

JALは地方路線が豊富で、国内旅行に使いやすいです。

ANAも国内線は充実していますが、JALの方が「地方→地方」の直行便が多い印象です。

JAL vs ANAの比較表:

項目 JAL ANA
特典航空券の取りやすさ
カードの分かりやすさ
改悪の少なさ
国内線の充実
国際線ネットワーク ◎(スターアライアンス)
提携カードの多様性

もちろん、ANAにもスターアライアンスの利便性提携カードの多様性という強みがあります。

しかし、「とにかく安定してマイルを貯めて使いたい」という方には、JALの方が向いていると断言できます。

JAL vs デルタ:スカイチームとの提携で変わるマイル戦略

私はデルタアメックスゴールドを3年間使い、16万マイルを貯めました。その経験から、JALとデルタの違いをお伝えします。

詳しくは、デルタアメックスで16万マイル貯めた全記録もご覧ください。

① マイル有効期限

  • JAL: 最長3年(36ヶ月)
  • デルタ: 無期限

デルタの最大のメリットは、マイル有効期限が無期限であることです。じっくりマイルを貯めたい方には最適です。

② 特典航空券の取りやすさ

JALは特典航空券が取りやすいですが、デルタはダイナミックプライシング制なので、シーズンによって必要マイル数が変動します。

繁忙期は必要マイル数が跳ね上がるので、閑散期に使うのがコツです。

③ 国内線の利用

  • JAL: 国内線が充実(JAL便で利用可能)
  • デルタ: 国内線は提携航空会社利用(取りにくい)

国内旅行メインなら、圧倒的にJALです。

JAL vs デルタの比較表:

項目 JAL デルタ
マイル有効期限 最長3年 無期限
特典航空券の取りやすさ
国内線の利用
国際線ネットワーク ○(ワンワールド) ◎(スカイチーム)
カードの選択肢 多い 少ない(アメックスのみ)

結論: 国内旅行メインならJAL、海外旅行メイン&じっくり貯めるならデルタ

私自身、現在はJALマイルをメインに貯めています。理由は、国内旅行で頻繁に使うからです。

デルタマイルは海外旅行時のサブとして貯めています。

【6タイプ別】あなたのライフスタイルに最適なJALカードおすすめランキング

marriott
マリオットボンヴォイ
マリオット ボンヴォイ アメックス ホテルを、滞在先ではなく目的地にする。あなたの旅が、上質な時間へと変わります。...

ここまでの内容を踏まえて、ライフスタイル別に最適なJALカードをランキング形式で紹介します。

家族旅行

【コスパ重視】あなたにおすすめのJALカードは?

年間決済額50万円未満、フライトは年1〜2回

おすすめ: JAL普通カード

  • 年会費7,150円(ショッピングマイル・プレミアム込み)
  • マイル還元率1.0%
  • 無駄な特典がなく、シンプルで使いやすい

理由: コスパを最重視するなら、普通カード一択です。年会費が安く、マイル還元率も1.0%を確保できます。

【出張族】あなたにおすすめのJALカードは?

年間決済額200万円以上、月2回以上フライト

おすすめ: プラチナカード

  • 年会費34,100円
  • サクララウンジ利用可能
  • プライオリティ・パス付帯
  • コンシェルジュデスク利用可能

理由: 出張が多い方は、時間の価値が何より重要です。サクララウンジで仕事の準備ができ、プライオリティ・パスで海外のラウンジも利用できるプラチナカードが最適です。

【家族旅行派】あなたにおすすめのJALカードは?

年間決済額150万円、年3〜4回家族旅行

おすすめ: CLUB-Aゴールドカード

  • 年会費17,600円
  • 家族カード年会費8,800円
  • 空港ラウンジ無料利用(家族カード会員も利用可能)
  • ショッピングマイル1.0%

理由: 家族旅行の場合、家族カード会員も空港ラウンジを利用できるのが大きなメリットです。子供連れの旅行では、搭乗前にラウンジでゆっくりできるのは本当に助かります。

【JGC修行を目指す方】あなたにおすすめのJALカードは?

JGC修行を計画中、年間決済額100万円以上

おすすめ: CLUB-Aゴールドカード or プラチナカード

  • CLUB-Aゴールド: 年会費17,600円、コスパ重視
  • プラチナ: 年会費34,100円、修行中からラウンジ特典を活用

理由: JGC修行を目指すなら、最初からCLUB-A以上のカードを選ぶべきです。修行後にJGCカードに切り替えられます。

詳しくは、JAL JGC修行完全ガイドをご覧ください。

【海外旅行好き】あなたにおすすめのJALカードは?

年間決済額200万円、年4回以上海外旅行

おすすめ: プラチナカード

  • プライオリティ・パス付帯
  • 手荷物宅配サービス(往復無料)
  • 海外旅行傷害保険最高1億円
  • コンシェルジュデスク24時間対応

理由: 海外旅行が多い方は、プライオリティ・パスだけで年会費の元が取れます。さらに手荷物宅配サービスやコンシェルジュデスクも非常に便利です。

【マイル初心者】あなたにおすすめのJALカードは?

初めてマイルを貯める、年間決済額不明

おすすめ: JAL普通カード

  • 年会費2,200円(初年度無料)
  • マイル還元率0.5%(ショッピングマイル・プレミアム未加入)
  • まずは試しに使ってみる

理由: マイル初心者は、まず普通カードでマイルを貯める感覚を掴むべきです。1年使ってみて、「もっとマイルを貯めたい」と思ったら、CLUB-AゴールドやCLUB-Aに切り替えればOKです。

詳しくは、ANAマイル完全初心者ガイド(JAL版も同様の考え方)をご覧ください。

【最終結論】70万マイル保有者が断言:迷ったらCLUB-Aゴールド

この記事で様々なシミュレーションと比較をしてきましたが、最終的な結論は変わりません。

年間100万円以上の決済があるなら、CLUB-Aゴールド一択です。

なぜCLUB-Aゴールドなのか?改めて整理

  1. コスパ最強:年100万円で実質-14,240円、つまりプラス
  2. ゴールド特典フル装備:空港ラウンジ、保険、ビジネスカウンター
  3. JGCへの道:将来サクララウンジ生涯利用も可能
  4. 年会費17,600円の安心感:プラチナ(34,100円)の半額
  5. 家族カードもお得:年8,800円で家族も空港ラウンジ利用可

私自身、JAL普通カード→CLUB-A→CLUB-Aゴールド→プラチナと全て使ってきましたが、費用対効果が最も高かったのはCLUB-Aゴールドでした。

プラチナのサクララウンジは確かに魅力的ですが、年会費34,100円を払い続ける価値があるのは、月2回以上フライトする方だけです。

あなたがもし「どれにしようか迷っている」なら、CLUB-Aゴールドを選んでください。後悔しません。

まとめと次のステップ

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事では、JALカード4種類を徹底比較し、年間決済額別のシミュレーション、各カードの本音レビュー、ANAやデルタとの比較、ライフスタイル別おすすめランキングをお伝えしました。

最終結論:あなたに最適なJALカードは?

年間決済額50万円未満JAL普通カード(コスパ最強)

年間決済額100万〜200万円CLUB-Aゴールドカード(バランス最強)

年間決済額300万円以上 or JGC修行プラチナカード(ラウンジ特典を最大活用)

フライトメインでマイルを貯めたいCLUB-A(搭乗ボーナス重視)

海外旅行が多いプラチナカード(プライオリティ・パス活用)

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