【2025年制度改定】マリオットアメックス、本当に「改悪」なのか?——年会費82,500円の真実を、プラチナエリート保有者が検証する

marriott アメックス カード クレジットカード
※筆者撮影

2025年8月、マリオットボンヴォイアメックスの制度改定が発表された瞬間、SNSは「改悪」の文字で溢れました。

年会費49,500円→82,500円。
無料宿泊の条件、年間150万円→400万円。

数字だけ見れば、確かに大幅な変更です。しかし、本当にそれは「改悪」なのでしょうか?

マリオットボンヴォイ プラチナエリートカード

私は2024年に友人の紹介でマリオットアメックスを発行し、クレジットカード決済だけでプラチナエリートを達成しました。スウェーデン・ストックホルムのシェラトン、中国・深圳のマリオットで、朝食無料、ラウンジアクセス、スイートアップグレードを体験。年間230,000ポイントを貯め、70万マイルへの道を歩んでいます。

この記事では、「改悪」と言われる制度改定を、4つの視点——ブランド、お金、ハードル、価値——で徹底検証します。そして、実際にプラチナエリートとして世界中のマリオット系列に泊まった私だからこそ語れる、「このカードを持つべき人、手放すべき人」を明確にします。

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【2025年8月】マリオットアメックス制度改定で何が変わる?年会費82,500円の本当の理由

まず、感情を排して事実を整理しましょう。2025年8月21日に実施されたマリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカードの制度改定内容は以下の通りです。

マリオットアメックス2025年制度改定:変更点まとめ(年会費・特典)

項目 改定前(〜2025年8月20日) 改定後(2025年8月21日〜) 変化率
年会費(基本カード) 49,500円(税込) 82,500円(税込) +66.7%
家族カード(2枚目以降) 24,750円 41,250円 +66.7%
無料宿泊特典の条件 年間150万円決済+カード継続 年間400万円決済+カード継続 +166.7%
無料宿泊の上限ポイント 50,000ポイント 75,000ポイント +50%
ポイント追加可能額 なし 最大15,000ポイント(合計90,000pt) 新設
プラチナエリート条件 年間500万円決済 年間500万円決済
※2025年は経過措置で400万円
実質変更なし
新特典 なし ポケットコンシェルジュ20%CB
(半年ごとに最大5,000円、年間10,000円)
新設

「改悪」と呼ばれる理由:

  • 年会費が実質33,000円の値上げ(+66.7%)
  • 無料宿泊特典を得るための決済額が2.67倍に
  • 「年間150万円なら頑張れば達成できた」層が脱落

一方で「改善」されたポイント:

  • 無料宿泊で泊まれるホテルの幅が広がった(リッツカールトン等、75,000pt相当のラグジュアリーホテルへアクセス可能に)
  • ポイント追加で最大90,000ptまで使用可能(実質、どんなホテルにも泊まれる)
  • ポケットコンシェルジュ特典で年間10,000円のキャッシュバック

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【アメックス公式】マリオットアメックス制度改定に関するメッセージ

この改定は、アメックスからの明確なメッセージです。

「マリオットアメックスは、中途半端に持つカードではない。年間400万円以上を決済し、マリオット系列のホテルに本気で泊まり続ける人のための、プレミアムカードである」

では、この変更は本当に「改悪」なのか? 4つの軸で検証していきましょう。

【検証①】ブランド価値——「プレミアム化」は本当に改悪か?

年会費82,500円。この数字を見て、あなたは何を感じますか?

「高すぎる」と思う人もいれば、「それだけの価値があるなら払える」と思う人もいるでしょう。ここで考えるべきは、カードのブランド価値です。

マリオットアメックス年会費82,500円とステータス性の関係性

クレジットカードの世界では、年会費はそのまま「ステータスの指標」です。

年会費帯 カード例 ステータス
無料〜5,000円 楽天カード、イオンカード 一般カード
10,000〜30,000円 ANA一般カード、JALカード 航空系カード
30,000〜50,000円 デルタアメックスゴールド、旧マリオットアメックス ゴールドクラス
70,000〜100,000円 アメックスプラチナ、新マリオットアメックス プラチナクラス
165,000円〜 アメックスセンチュリオン ブラックカード

つまり、今回の年会費改定により、マリオットアメックスは「ゴールドクラス」から「プラチナクラス」へ格上げされたのです。

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マリオットアメックス改定後:より高級ホテルに宿泊可能に

無料宿泊特典の上限が50,000pt→75,000ptになったことの意味を、具体的に見てみましょう。

【改定前】マリオットアメックス特典:50,000ポイントまで

  • シェラトン、マリオット、コートヤード等の中級ホテル
  • リッツカールトンやJWマリオットの一部(オフシーズンのみ)

【改定後】マリオットアメックス特典:75,000ポイントまで

  • リッツカールトン東京(70,000pt)
  • JWマリオット奈良(70,000pt)
  • セントレジス大阪(75,000pt)
  • リッツカールトン京都(85,000pt、15,000pt追加で宿泊可能)

マリオットボンヴォイアメックスカード

つまり、「年に1回、リッツカールトンに無料で泊まれるカード」へと進化したのです。リッツカールトン東京の1泊料金は、通常10万円以上。75,000ptで泊まれるなら、年会費82,500円は即座に回収できます。

【プラチナエリート保有者の見解】マリオットアメックス改悪ではなく「ポジショニング明確化」

正直に言います。年会費49,500円の頃、マリオットアメックスは「手軽に持てる上級カード」でした。年間150万円(月12.5万円)なら、生活費をカードに集約すれば誰でも達成できる。だからこそ、プラチナエリートが増えすぎて、「プラチナの価値が下がった」という声もありました。

しかし今回の改定で、アメックスは明確に線引きをしました。

「このカードは、年間400万円以上を決済できる人、つまり本気でマリオット系列を使い倒す人のためのものです」

これは改悪ではなく、ブランドの再定義です。そして、本当にこのカードを活用できる人にとっては、むしろ価値が上がったのです。

【検証②】マリオットアメックス年会費82,500円は本当にお得?コストパフォーマンスを計算

delta
デルタカード
デルタ スカイマイル アメックス 世界を軽やかに飛び回る人の、スマートな選択。デルタの空へ、一歩近づく準備を。 ...

「年会費33,000円の値上げ」という数字だけ見れば、確かに大きな負担増に見えます。しかし、実質的な負担額を冷静に計算してみましょう。

マリオットアメックス:年間400万円決済時の改定前後のコスト比較

項目 改定前 改定後 差額
年会費 49,500円 82,500円 +33,000円
無料宿泊特典の価値 50,000pt≒30,000円相当 75,000pt≒45,000円相当 +15,000円
ポケットコンシェルジュCB 0円 10,000円/年 +10,000円
カード決済ポイント 400万円×2%=80,000pt 400万円×2%=80,000pt 変化なし
実質年会費 49,500円−30,000円=19,500円 82,500円−45,000円−10,000円=27,500円 +8,000円

結論:実質的な負担増は、年間わずか8,000円です。

マリオットアメックスプラチナエリート特典の「実質価値」をさらに深掘り

年間500万円決済(※2025年は400万円)でプラチナエリートになれば、さらに以下の特典が得られます。

【年間10泊想定】マリオットアメックスプラチナエリート特典の金銭的価値

特典 1泊あたりの価値 年間10泊の価値
朝食無料(家族2名) 6,000円 60,000円
ラウンジアクセス 3,000円 30,000円
レイトチェックアウト(16時まで) 2,000円相当 20,000円
50%ボーナスポイント 変動 約30,000pt(18,000円相当)
合計 128,000円

年間10泊すれば、プラチナエリート特典だけで128,000円の価値があります。年会費82,500円は完全に回収できます。

「年間400万円決済は無理」は本当?マリオットアメックス利用者の声に答える

ここで多くの人が引っかかるのが、「年間400万円決済」というハードルです。次の章で、このハードルが本当に高いのかを検証します。

【検証③】ハードルの高さ——年間400万円決済は「非現実的」なのか?

年間400万円。月に換算すると約33.3万円です。

「普通のサラリーマンには無理だ」と思う人もいるでしょう。しかし、私は実際に年間300万円以上を決済しています。そして、あと100万円上乗せすることは、決して不可能ではありません。

【実例】プラチナエリート保有者の年間決済額の内訳を公開

外資系ベンチャー勤務の私が、2024年〜2025年にマリオットアメックスで決済した内訳を公開します。

カテゴリ 月額 年額 備考
会社経費立替 10〜15万円 150万円 交通費、交際費、備品購入等
飲食費 3〜5万円 50万円 家族の食事、外食、接待
ガソリン・ETC 2〜3万円 30万円 車通勤、週末ドライブ
通信費・サブスク 2万円 24万円 携帯、ネット、Netflix、Spotify等
光熱費 1.5万円 18万円 電気、ガス、水道
旅行関連 50万円 航空券、ホテル、レンタカー(年4〜5回)
その他生活費 3万円 36万円 日用品、衣類、医療費等
合計 358万円 現在の実績

あと42万円(月3.5万円)で400万円に到達します。

マリオットアメックスで年間400万円決済を達成するための追加戦略

残り42万円を埋めるために、以下のような方法があります。

  • 税金・保険料の支払い:固定資産税、自動車税、国民健康保険料等(年間20〜30万円)
  • 家具・家電の買い替え:冷蔵庫、洗濯機、エアコン等(数年に1回、10〜20万円)
  • 教育費:子供の習い事、塾、教材費(月2〜3万円、年間24〜36万円)
  • ふるさと納税:上限まで活用(年間5〜10万円)
  • ギフト・冠婚葬祭:お歳暮、お中元、結婚祝い等(年間10〜20万円)

つまり、「日常生活で必ず発生する支出」をマリオットアメックスに集約すれば、年間400万円は十分達成可能なのです。

マリオットアメックス利用で「会社経費立替」が重要である理由

私の場合、年間150万円を会社経費で占めています。これは「個人のクレジットカードで経費を立て替え、後日精算する」という仕組みです。

多くの会社では、この仕組みが認められています。経費精算で現金が戻ってくる+ポイントも貯まる。これが年間決済額を大きく引き上げる鍵です。

重要:会社の経費規定を必ず確認してください。個人カード立替が認められていない場合、この戦略は使えません。

「それでも年間400万円決済は無理」な人へ:マリオットアメックスの賢い活用法

ここまで読んで、「やっぱり自分には無理だ」と思った方もいるでしょう。それは全く問題ありません。

マリオットアメックスは、すべての人に向いているカードではありません。年間400万円を達成できない人は、他のカード(デルタアメックスゴールド、ANAカード等)の方が向いています。

しかし、もし「年間400万円を達成できる」なら、次に考えるべきは「本当に価値があるのか?」です。その答えを、私の実体験で示します。

【検証④】真の価値——プラチナエリートで得られる「体験」とは

ここまで、数字とロジックで「改悪ではない」ことを示してきました。しかし、本当の価値は、数字では測れません。

私が2024年〜2025年にかけて、スウェーデン・ストックホルムと中国・深圳のマリオット系列ホテルに泊まったとき、「これがプラチナエリートの価値か」と心から実感しました。

【体験談】スウェーデン・シェラトンストックホルムで実感したマリオットアメックスの威力

2025年8月、家族4人でスウェーデン・ストックホルムを訪れました。『魔女の宅急便』のモデルとなった街を訪ねる旅です。宿泊先はシェラトン・ストックホルム・ホテル

シェラトン・ストックホルム・ホテル外観

【プラチナエリート特典】スウェーデン旅行で得た体験

1. 朝食無料(家族4人、3泊)

  • 通常価格:約3,500円/人
  • 家族4人×3泊=42,000円相当
  • 内容:ビュッフェ形式(北欧のサーモン、チーズ、パン、フルーツ、ホットミール)

子供たちが「こんなに美味しい朝ごはん、初めて!」と目を輝かせていました。旅行で一番お金がかかるのは食事です。朝食が無料なら、その分を観光やお土産に回せます。

マリオット系列ホテルの朝食ビュッフェ

2. エグゼクティブラウンジアクセス

シェラトン・ストックホルムには、プラチナエリート以上が利用できるエグゼクティブラウンジがありました。

  • 終日提供のコーヒー・紅茶:観光の合間にラウンジで休憩
  • 🍷 イブニングタイム(17:00-20:00):ワイン、ビール、軽食
  • 💻 静かなワークスペース:子供たちが部屋で休んでいる間、妻と夕方のワインを楽しみながら翌日の予定を相談

通常、ラウンジアクセスは1人3,000円程度。家族2人で毎日利用すれば、3泊で18,000円相当の価値です。

シェラトン・ストックホルムのロビー

3. ボーナスポイント(50%増)

スウェーデン滞在3泊で、約8,000マリオットポイントを獲得。プラチナエリート特典の50%ボーナスポイントが加算され、実質12,000ポイントになりました。これは次回の旅行に使えます。

「これがプラチナエリートの体験か」スウェーデン滞在の率直な感想

正直に言います。朝食無料とラウンジアクセスだけで、スウェーデン滞在の満足度が2倍になりました。

朝、ゆっくりビュッフェを楽しんでから観光へ。夕方、ラウンジでワインを飲みながら一日を振り返る。子供たちは部屋で遊び、妻と私は大人の時間を過ごす。これが「旅の質」です。

もし一般カード会員だったら? 朝食は毎日コンビニで済ませ、夜は疲れて部屋でそのまま寝る。旅行の思い出は観光地だけ。そんな旅になっていたでしょう。

【実体験】深圳マリオットでプラチナエリート特典を活かした「食事代ゼロ生活」

2024年秋、中国・深圳へ出張しました。宿泊先は深圳マリオットホテル南山。5泊6日の滞在で、食事代を1円も使いませんでした。

深圳マリオットホテル南山 外観

【深圳マリオット】プラチナエリート特典の「食事代ゼロ」はどれほどの威力か?

時間帯 内容 通常価格
朝食(7:00-10:30) ビュッフェ形式 無料
ラウンジ軽食(12:00-14:00) 麺類、サラダ 無料
イブニングサービス(17:00-20:00) 温菜、冷菜、アルコール 無料
1日の食事コスト 0円

深圳での5泊で、食事代が完全にゼロ。通常なら1日3,000円×5日=15,000円は使っていたはずです。浮いたお金で、深圳の秋葉原「華強北」で電子ガジェットを買い漁りました。

JWマリオット エグゼクティブラウンジ

【出張族必見】マリオットアメックスはなぜ「最強カード」なのか?

深圳滞在で実感したのは、マリオットアメックスは出張族にとって最強のカードだということです。

  • 会社経費で航空券・ホテルを予約(マリオット系列を選ぶ)
  • 個人カード立替でポイント獲得
  • プラチナエリートで朝食・ラウンジ無料
  • 出張コストゼロ+ポイント大量獲得

これが、年間400万円決済を達成できる人が得られる「真の価値」です。

マリオットアメックスで得られる、数字では測れない「体験価値」

スウェーデンと深圳での体験を通じて、私が得たものは「お金の節約」だけではありません。

  • 家族との質の高い時間:ラウンジで妻とゆっくり会話できた
  • 仕事の効率化:出張中、ラウンジで集中して資料作成
  • 旅の満足度向上:「プラチナエリート」という安心感
  • 次の旅へのモチベーション:ポイントが貯まるから、また旅に出たくなる

これこそが、マリオットアメックスの真の価値です。年会費82,500円は、この「体験」への投資なのです。

マリオットアメックス制度改定:こんな人には「改善」、こんな人には「改悪」

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ANAカード
ANAカード 旅の時間も、マイルも、あなたらしく積み重ねていく。ANAと歩む毎日を、今から始めませんか? A...

ここまで読んで、あなたは「自分にとって改悪か、改善か」が見えてきたはずです。最後に、明確に線引きしましょう。

【マリオットアメックス】このカードが「改善」になる人の特徴

条件 理由
年間400万円以上を決済できる 無料宿泊特典(75,000pt)とポケコンCBで年会費を回収可能
会社経費を個人カードで立替できる 経費精算で現金が戻る+ポイントも貯まる
年間10泊以上マリオット系列に泊まる プラチナエリート特典(朝食・ラウンジ)で10万円以上の価値
出張が多いビジネスマン 出張でポイント大量獲得+食事代ゼロ
リッツカールトンに泊まりたい 75,000ptの無料宿泊でリッツカールトン東京等に宿泊可能
ANAマイルJALマイルを貯めたい マリオットポイント→マイル交換(ボーナス付き)

【マリオットアメックス】このカードが「改悪」と感じる人の特徴と理由

条件 理由
年間400万円決済が難しい 無料宿泊特典が得られず、年会費82,500円が重荷に
マリオット系列にほとんど泊まらない プラチナエリート特典を活用できない
カジュアルにカードを持ちたい 年会費82,500円のコミットメントが重すぎる
他の航空会社(デルタ等)がメイン マリオットポイントよりデルタマイル直接獲得の方が効率的
年1〜2回しか旅行しない プラチナエリート特典を活かしきれない

【改悪?】マリオットアメックスから乗り換えたい人へ:代替カード3選

もし「やっぱり自分には合わない」と思ったなら、以下のカードを検討してください。

1. デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

  • 年会費:28,600円
  • 特徴:年間150万円決済でゴールドメダリオン(デルタ航空上級会員)
  • 向いている人:デルタ航空をメインに使う、年間決済額150万円が現実的

2. ANAカード(ANA-VISA/JCB)

  • 年会費:2,200円〜(一般カード)
  • 特徴:ANAマイルが直接貯まる、年会費が安い
  • 向いている人:ANAマイルをコツコツ貯めたい、年会費を抑えたい

【結論】マリオットアメックスは持つべきか、手放すべきか?プラチナエリートが最終判断

2025年8月の制度改定を、私は「改悪」とは思いません。むしろ、「ブランドの再定義」であり、本当に活用できる人にとっては「改善」だと考えています。

マリオット系列ホテルの洗練されたロビー

【マリオットアメックス】このカードを「持つべき人」の特徴

  • 年間400万円以上の決済が可能
  • 会社経費を個人カードで立替できる
  • 年間10泊以上マリオット系列に宿泊する
  • リッツカールトンやJWマリオット等、ラグジュアリーホテルに泊まりたい
  • プラチナエリートの「体験価値」に投資できる

【マリオットアメックス】このカードを「手放すべき人」の判断基準

  • 年間400万円決済が現実的でない
  • マリオット系列にほとんど泊まらない
  • 年会費82,500円の価値を感じられない
  • 他の航空会社(デルタ、ANA、JAL)がメイン

【プラチナエリートの決断】マリオットアメックスを「継続する」理由

私は、2025年11月以降もマリオットアメックスを継続します。理由は以下の通りです。

  1. 年間400万円決済は達成可能(会社経費+生活費で現在358万円)
  2. プラチナエリートの価値を実感している(スウェーデン・深圳での体験)
  3. マリオットポイント→ANAマイル交換が強力(ボーナス付き)
  4. 映画ロケ地のマリオット系列ホテルに泊まりたい(ローマ、パリ等)

ただし、これは「私にとって」の結論です。あなたにとっての正解は、あなた自身の旅行スタイルと決済額で決まります。

【FAQ】マリオットアメックス制度改定に関する10の疑問を徹底解説

Q1: 既存会員も年会費82,500円になるのですか?

A: はい。2025年11月21日以降の引き落とし分から新年会費82,500円になります。ただし、年会費引き落とし日の1か月前までに解約すれば、旧年会費49,500円で済みます。

Q2: 2025年は400万円でプラチナエリートになれるのですか?

A: はい。2025年1月1日〜12月31日の期間に限り、経過措置として400万円決済でプラチナエリートになれます。2026年以降は500万円に戻ります。

Q3: 無料宿泊特典の有効期限はいつまでですか?

A: 付与から1年間です。例えば、2025年11月に無料宿泊特典が付与された場合、2026年11月まで有効です。

Q4: 75,000ポイントの無料宿泊に、ポイントを追加できますか?

A: はい。最大15,000ポイントまで追加できます。つまり、合計90,000ポイントまでのホテルに宿泊可能です。

Q5: ポケットコンシェルジュのキャッシュバックはどうやって受け取るのですか?

A: ポケットコンシェルジュで予約・決済すると、後日カード利用明細に自動的にキャッシュバックされます。半年ごとに最大5,000円、年間10,000円が上限です。

Q6: プラチナエリートの朝食無料は、家族全員が対象ですか?

A: 本会員+同伴者1名まで無料です。家族4人の場合、2名分の朝食料金が発生します(ホテルにより異なる)。ただし、子供(12歳未満)は無料の場合が多いです。

Q7: マリオットポイントの有効期限はありますか?

A: 最終利用日から24ヶ月です。ただし、マリオットアメックスでの決済があれば自動的に延長されるため、実質無期限です。

Q8: 年間400万円決済は、家族カード分も含まれますか?

A: はい。基本カード+家族カードの合計決済額が対象です。

Q9: 無料宿泊特典で、ピークシーズンに予約できますか?

A: ポイント数が上限内(75,000pt)であれば、ピークシーズンでも予約可能です。ただし、ピークシーズンは必要ポイント数が増加するため、75,000ptを超える場合は別途ポイントが必要です。

Q10: 他のアメックスカード(プラチナ等)との2枚持ちはお得ですか?

A: 目的による。アメックスプラチナは空港ラウンジや高級レストラン特典が強力ですが、年会費165,000円。マリオット系列ホテルにフォーカスするなら、マリオットアメックス1枚で十分です。

どうやって紹介プログラムのご案内——お得に入会するするのか?

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【マリオットアメックス】紹介プログラム特典の活用方法

  • 入会特典:3ヶ月以内に30万円利用で30,000ボーナスポイント
  • カード継続特典:年間400万円決済+継続で1泊無料宿泊(75,000pt相当)
  • ゴールドエリート:カード保有で自動付帯
  • 紹介特典:追加ボーナスポイント(時期により変動)

紹介申請フォームから、紹介URLをご請求ください。24時間以内にメールでお送りします。


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【感動】マリオットアメックスで変わった私の旅行人生:プラチナエリート体験談

2024年、友人の紹介でマリオットアメックスを発行したとき、私はこのカードがここまで自分の旅行スタイルを変えるとは思っていませんでした。

それまでの私は、「マイルを貯めること」が目的になっていました。デルタアメックスゴールドで年間150万円を決済し、デルタマイルを貯め、たまに特典航空券で旅行する。それが私の「マイル生活」でした。

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【スウェーデン旅行】マリオットアメックスで気づいた「体験の価値」

しかし、2025年8月、スウェーデン・ストックホルムのシェラトンで、私は気づきました。

「マイルを貯めるのは、手段であって目的ではない。
本当に大切なのは、そのマイルでどんな体験をするかだ」

家族4人で朝食ビュッフェを楽しむ。ラウンジで妻とワインを飲みながら、一日の思い出を語り合う。子供たちが「こんなホテル、初めて!」と目を輝かせる。

これが、私がマイルを貯めてきた理由だったんだ。

「社畜だけど、旅がある」プラチナエリートが語るマリオットアメックスの存在意義

私は自分のことを「社畜」だと思っています。仕事は好きではないし、働くことも嫌いです。でも、生活のためにやむなく働き続けている。

そんな日常の中で、旅だけが、私にとっての「ご褒美」です。

会社経費を個人カードで立て替えて、ポイントを貯める。年間400万円を達成して、プラチナエリートになる。そして、スウェーデンやイタリア、フランスのマリオット系列ホテルに泊まる。

朝食無料、ラウンジアクセス、スイートアップグレード。これらは単なる「特典」ではなく、日々の労働への報酬です。

【次の目標】マリオットアメックスで目指す映画ロケ地への旅

スウェーデンで『魔女の宅急便』の世界を体感したとき、私の中で何かが変わりました。

「次は、どの映画のロケ地に行こう?」

  • イタリア・ローマで『ローマの休日』のスペイン広場を訪ねる
  • フランス・パリで『アメリ』のモンマルトルを歩く
  • ニュージーランドで『ロード・オブ・ザ・リング』のホビット村へ

そして、その旅のすべてで、マリオット系列のホテルに泊まる。プラチナエリートとして、朝食無料とラウンジアクセスを享受する。

これが、私がマリオットアメックスを継続する理由です。

【読者へ】マリオットアメックス制度改定を乗り越えるあなたへのメッセージ

この記事を最後まで読んでくださったあなたへ。

マリオットアメックスの制度改定を「改悪」と捉えるか、「改善」と捉えるかは、あなた次第です。

もし、年間400万円決済が現実的で、マリオット系列のホテルに年間10泊以上する予定があるなら、このカードは間違いなくあなたの旅行人生を変えます

逆に、年間400万円が難しく、マリオット系列にほとんど泊まらないなら、他のカード(デルタアメックス、ANAカード等)の方が向いています。

大切なのは、「自分にとっての正解」を見つけることです。

私は、マリオットアメックスで次の旅へ向かいます。あなたも、自分に合ったカードで、忘れられない旅を実現してください。

「日々の支出を、忘れられない体験に。」
——CINEMILE運営者より


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