ANAイスタンブール直行便で行く!中東映画ロケ地完全ガイド【トルコ・ヨルダン・UAE】

istanbul hagia sophia skyline その他地域
※筆者撮影

東京・羽田から約12時間のフライトで、あなたは映画の世界に降り立つ。ジェームズ・ボンドが屋上を疾走したイスタンブールのグランドバザール、インディ・ジョーンズが聖杯を求めたヨルダンのペトラ遺跡、トム・クルーズが世界一高いビルを登ったドバイのブルジュ・ハリファ——これらすべてが、ANAの直行便とマイルで手の届く距離にあります。

2025年、ANAはイスタンブール直行便を運航しています。私は以前スウェーデン行きの直行便を利用し、その快適さに感動しました。乗り継ぎなしで目的地に着く安心感、機内での時間の有効活用、到着後の疲労感の少なさ——直行便のメリットは計り知れません。そして今、中東という映画ファンにとっての宝庫へも、同じ快適さで行けるのです。

中東と聞くと遠い印象がありますが、実は意外と近い。イスタンブールまで約12時間、そこからヨルダンやUAEへも2〜3時間です。そして何より、ANAマイルなら往復40,000〜55,000マイル(エコノミークラス)から特典航空券が取得可能。家族4人でも、計画的にマイルを貯めれば現実的な選択肢となります。

本記事では、中東3カ国(トルコ、ヨルダン、UAE)の映画ロケ地を徹底解説し、マイルを使った効率的な旅行プランを提案します。私自身はまだ中東を訪れたことがありませんが、だからこそ「いつかは行きたい」という願望を「来年には行ける」プランに変える戦略を、実体験と綿密なリサーチに基づいて設計しました。

📚 関連ガイド

クレジットカードランキング

詳しく読む →

【ANA特典】ANA直行便で行く!トルコ・イスタンブール:映画ロケ地巡りの旅(なぜ行くべきか)

【イスタンブール映画ロケ地】『007 スカイフォール』:ANA直行便で辿るジェームズ・ボンドの疾走シーン(What)

イスタンブール・グランドバザールの屋上

ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの代表作『Skyfall』。その冒頭15分間は、イスタンブールを舞台にした息をのむアクションシーンの連続です。

最も印象的なのは、グランドバザール(Kapalıçarşı)の屋上をバイクで疾走するシーン。1461年に建設されたこの世界最古のショッピングモールは、61の通路に約4,000の店舗が並ぶ巨大な迷宮です。映画では、ボンドとヴィランが屋根から屋根へと飛び移りながら追跡劇を繰り広げます。

実際のグランドバザールの屋上は通常非公開ですが、内部は観光客に開放されています。タイルで覆われた天井、色とりどりのカーペット、宝石や陶器が並ぶ店舗——映画で見た光景が目の前に広がります。

また、映画にはハギア・ソフィア(Ayasofya)も登場します。537年に完成したこの建築物は、ビザンティン建築の最高傑作。もともとはキリスト教の大聖堂として建てられ、オスマン帝国時代にモスクに改修され、一時は博物館となり、現在は再びモスクとして機能しています。その壮大なドームと金色のモザイクは、1500年近い歴史の重みを感じさせます。

📚 関連ガイド

ANAマイル ポイントサイト活用術

詳しく読む →

【イスタンブール映画ロケ地】『007 ロシアより愛をこめて』:ANA直行便で巡る007シリーズの古典(What)

ショーン・コネリー時代の『From Russia with Love』(邦題:007 ロシアより愛をこめて)は、007シリーズの中でも特にイスタンブールが重要な舞台となった作品です。

映画の中心となるのは、かつて運行されていた豪華列車「オリエント急行」。ボンドはイスタンブールからヴェネツィアへ向かうこの列車内で、スペクター組織の刺客と死闘を繰り広げます。イスタンブールのシルケジ駅(Sirkeci Garı)が撮影に使われ、当時の東西冷戦の緊張感が漂います。

また、ボスポラス海峡を航行する船上でのシーンも印象的です。ヨーロッパとアジアを隔てるこの海峡は、イスタンブールの象徴的な風景。映画では、両岸に立ち並ぶモスクや宮殿が背景に映り込み、この都市の独特な地理的・文化的位置を際立たせています。

【イスタンブール映画ロケ地】『アルゴ』:ANA直行便で体験する緊迫のイスタンブール・シーン(What)

ベン・アフレック監督の『Argo』は、1979年のイラン革命時にテヘランのアメリカ大使館で起きた人質事件を題材にした実話ベースの映画です。

映画の中で、イスタンブールは中東への玄関口として描かれます。CIAの作戦要員がイスタンブール経由でテヘランに向かうシーンでは、ハギア・ソフィアやグランドバザールが背景に登場。冷戦時代、イスタンブールは東西のスパイが交錯する「スパイの都」として知られていました。

実際、イスタンブールのベイオール地区(Beyoğlu)には、各国の領事館や諜報機関が集中していた歴史があります。映画はその雰囲気を巧みに再現し、緊迫感あふれる物語を紡ぎます。

【イスタンブール映画ロケ地】ANA直行便で巡る、その他のイスタンブール登場映画(What)

イスタンブールは他にも多数の映画に登場しています:

  • Taken 2(2012):リーアム・ニーソン主演のアクション映画。イスタンブール市内でのカーチェイスが見どころ
  • Murder on the Orient Express(1974):アガサ・クリスティ原作。イスタンブールからパリへ向かう列車が舞台
  • The International(2009):国際金融スリラー。ボスポラス海峡や歴史地区が登場
  • Inferno(2016):ダン・ブラウン原作のロバート・ラングドン・シリーズ第3作

📚 関連ガイド

ANA特典航空券カレンダー2026

詳しく読む →

イスタンブール訪問のポイントは何か?

イスタンブールは、ヨーロッパとアジアにまたがる世界唯一の都市です。ボスポラス海峡を挟んで、西側がヨーロッパ側(旧市街とベイオール地区)、東側がアジア側。

旧市街(スルタンアフメット地区)には、以下の主要観光地が徒歩圏内に集中:

  • ハギア・ソフィア
  • ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)
  • トプカプ宮殿
  • グランドバザール
  • バシリカ・シスタン(地下宮殿)

ANAの直行便は羽田発着で、イスタンブール新空港(İstanbul Havalimanı)に到着します。空港から旧市街までは、エアポートシャトルバスまたはタクシーで約45分〜1時間です。

【ANA特典】ANA直行便とマイルで!ヨルダン:ハリウッドが魅了される砂漠の王国映画ロケ地巡り(なぜ行くべきか)

【ヨルダン映画ロケ地】ペトラ遺跡:ANAマイルで辿るインディ・ジョーンズが求めた聖杯の地(What)

ペトラ遺跡のトレジャリー(宝物殿)

『Indiana Jones and the Last Crusade』(邦題:インディ・ジョーンズ 最後の聖戦、1989年)のクライマックスシーン——ハリソン・フォード演じるインディと父ヘンリー(ショーン・コネリー)が、聖杯を求めて辿り着いた「三日月峡谷の神殿」。その撮影地こそ、ヨルダンのペトラ遺跡です。

映画の中で、インディと父が狭い峡谷(シーク)を抜けると、突如として目の前に現れる壮大な神殿——それが「エル・ハズネ(Al-Khazneh)」、通称「トレジャリー(宝物殿)」です。高さ約40メートル、幅約25メートルのこのファサードは、紀元1世紀頃にナバテア人によって岩山を削り出して造られました。

実際にペトラを訪れると、映画と同じ体験ができます。シークと呼ばれる全長約1.2kmの狭い峡谷を歩くと、両側に迫る岩壁の隙間から、トレジャリーのピンク色のファサードが少しずつ見えてきます。そして峡谷を抜けた瞬間、映画のワンシーンのように、目の前に巨大な神殿が姿を現すのです。

ペトラ遺跡はトレジャリーだけではありません。実は、800以上の遺跡が広がる広大な古代都市です。ローマ時代の円形劇場、王家の墓、修道院(エド・ディル)など、見どころは尽きません。すべてを回るには丸2日必要と言われますが、映画ファンなら少なくともトレジャリーと修道院は訪れたいところです。

【ヨルダン映画ロケ地】ワディ・ラム(月の谷):ANAマイルで体験する「砂漠の王国」で撮影された名作たち(What)

ワディ・ラム砂漠の赤い砂丘

ヨルダン南部に広がるワディ・ラム(Wadi Rum)は、「月の谷(Valley of the Moon)」と呼ばれる砂漠地帯。赤い砂と巨大な岩山が織りなす景観は、まるで地球ではないかのような異世界感を醸し出します。だからこそ、ハリウッドは火星や異星を舞台にした映画をここで撮影してきました。

【ワディ・ラム映画ロケ地】『アラビアのロレンス』(1962):ANAマイルで巡る、すべての始まりの映画(What)

デヴィッド・リーン監督の壮大な叙事詩『アラビアのロレンス』。第一次世界大戦中、アラブ独立運動を支援したイギリス軍将校T.E.ロレンスの実話を描いたこの作品は、ワディ・ラムで大規模なロケを敢行しました。

映画の中で、ロレンス(ピーター・オトゥール)がラクダに乗って砂漠を横断するシーン、ベドウィン族と共に戦うシーン——そのすべてがワディ・ラムで撮影されました。70mm撮影による圧倒的な映像美は、60年以上経った今でも色褪せません。

【ワディ・ラム映画ロケ地】『スター・ウォーズ』シリーズ:ANAマイルで辿る惑星パサーナとジェダ(What)

スター・ウォーズ・シリーズは、ワディ・ラムを複数回使用しています。最も印象的なのは:

  • Rogue One: A Star Wars Story(2016):惑星ジェダ。ジン・アーソとキャシアン・アンドーが潜入するシーンで、ワディ・ラムの赤い岩山が背景に
  • Star Wars: The Rise of Skywalker(2019):惑星パサーナ。アキアキ族の祭りが行われる砂漠のシーンを3週間かけて撮影

【ワディ・ラム映画ロケ地】『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021):ANAマイルで体感するアラキス惑星の広大な砂漠(What)

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『DUNE/デューン 砂の惑星』は、フランク・ハーバートのSF小説を映画化した作品。香料メランジを産出する砂の惑星アラキスが舞台です。

映画の後半、ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)がフレメンと共に砂漠で生き延びるシーンは、ワディ・ラムで撮影されました。UAEの砂丘映像と組み合わせることで、アラキスの過酷な環境を見事に再現しています。

【ワディ・ラム映画ロケ地】『オデッセイ』(2015):ANAマイルで追体験する火星での孤独なサバイバル(What)

リドリー・スコット監督『オデッセイ』(原題:The Martian)では、マット・デイモン演じる宇宙飛行士が火星に取り残され、サバイバルに挑む物語。火星の荒涼とした景色は、ほぼすべてワディ・ラムで撮影されました。

実際にワディ・ラムを訪れた際、現地の4WDツアーガイドが「ここでマット・デイモンがジャガイモを育てたんだ」と撮影地を教えてくれるそうです。火星の基地として使われたセットの一部は、今も残っているとか。

【ワディ・ラム映画ロケ地】『アラジン』(2019):ANAマイルで歩くディズニー実写版アグラバーの舞台(What)

ディズニーの実写版『アラジン』では、魔法の洞窟のシーンや、アラジンとジーニー(ウィル・スミス)が策を練る砂漠のシーンがワディ・ラムで撮影されました。特徴的な岩山の形は、映画の中でもはっきりと確認できます。

【ヨルダン映画ロケ地】ANAマイルで巡る、その他のヨルダン国内ロケ地(What)

【ヨルダン映画ロケ地】アンマン:ANAマイルで訪れる古代ローマ劇場の映画シーン(What)

アンマンのローマ劇場

ヨルダンの首都アンマンには、2世紀に建設されたローマ劇場が現存します。6,000人収容可能なこの劇場は、『Transformers: Revenge of the Fallen』(2009年)などで撮影に使われました。

【ヨルダン映画ロケ地】死海:ANAマイルで体験する世界最低地点リゾートの映画撮影(What)

海抜マイナス430メートル、地球上で最も低い場所にある死海。塩分濃度が高く、人間が浮かぶことで有名です。映画のロケ地としても使われ、ヨルダン側からはイスラエル側の山々が望めます。

ヨルダン訪問のポイントは何か?

ヨルダンへの直行便はありませんが、以下のルートが一般的:

  1. イスタンブール経由:ANAでイスタンブールへ、そこからトルコ航空でアンマンへ(約2時間)
  2. ドーハ経由:JALとカタール航空提携、羽田-ドーハ-アンマン
  3. ドバイ経由:JALとエミレーツ提携、成田-ドバイ-アンマン

ヨルダン国内の移動は、アンマンから:

  • ペトラまで:車で約3時間(または国内線で約30分)
  • ワディ・ラムまで:車で約4時間
  • 死海まで:車で約1時間

ワディ・ラムでは、ベドウィンキャンプでの宿泊がおすすめ。満天の星空の下、映画で見た景色を実際に体験できます。

【ANA特典】ANA直行便とマイルで!UAE・ドバイ:近未来都市が彩る映画ロケ地巡り(なぜ行くべきか)

スクリーンショット 2025 11 04 9.48.50
ANAカード
ANAカード 旅の時間も、マイルも、あなたらしく積み重ねていく。ANAと歩む毎日を、今から始めませんか? A...

【UAE映画ロケ地】『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2011):ANA直行便で辿るブルジュ・ハリファの決死スタント(What)

ドバイ・ブルジュ・ハリファ

トム・クルーズ主演『Mission: Impossible – Ghost Protocol』(邦題:ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル)の中で、最も衝撃的なシーン——それは、世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」の外壁を登るスタントです。

高さ828メートル、160階建てのブルジュ・ハリファ。映画では、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントが、123階(地上約500メートル)の高さで窓ガラスに吸盤をつけて外壁を移動します。驚くべきことに、このシーンはCGではなく、トム・クルーズ自身が実際にビルの外壁で撮影を行いました。

撮影時、トム・クルーズは特殊なハーネスを装着していましたが、それでも風速40km/hの強風にさらされながらの撮影は命がけ。窓ガラスが割れるシーン、外壁を滑り落ちるシーン——すべて本物のブルジュ・ハリファで撮影されました。

映画の公開後、ブルジュ・ハリファは世界的な観光名所となりました。現在、124階と125階の展望台「At the Top」、そして148階の「At the Top SKY」が一般公開されています。148階は地上555メートル、世界で最も高い展望台の一つです。

【UAE映画ロケ地】ANA直行便で巡る、その他のUAE登場映画(What)

UAEはドバイだけでなく、アブダビでも多くの映画が撮影されています:

  • Star Wars: The Force Awakens(2015):惑星ジャクーの砂漠シーンを、アブダビのルブアルハリ砂漠(リワ砂漠)で撮影
  • Furious 7(2015):ワイルド・スピード・シリーズ第7作。ドバイのタワー間をスポーツカーが飛び移るシーンが話題に
  • Star Trek Beyond(2016):アブダビのシェイク・ザイード・グランドモスクが宇宙基地として登場
  • Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One(2023):アブダビ空港の未開業ターミナルで大規模なアクションシーンを撮影

ドバイ訪問のポイントは何か?

ドバイは日本から約12時間のフライト。エミレーツ航空が成田・羽田・関西空港から毎日運航しています。JALはエミレーツと提携しているため、JALマイルでエミレーツのビジネスクラスに搭乗可能です。

ドバイは2000年代から急速に発展した近未来都市。ブルジュ・ハリファ以外にも:

  • ドバイ・モール:世界最大級のショッピングモール。水族館やスケートリンクも
  • ドバイ・ファウンテン:ブルジュ・ハリファの麓で毎晩行われる噴水ショー
  • パーム・ジュメイラ:人工島リゾート。衛星写真でヤシの木の形に見える
  • ブルジュ・アル・アラブ:帆船の形をした世界唯一の7つ星ホテル

ドバイからアブダビまでは車で約1時間半。日帰り観光も可能です。

【ANAマイル活用術】マイルで行く中東3カ国映画ロケ地巡り:ANA特典航空券完全戦略ガイド(どうやって行くか)

【ANAマイル戦略】ANA特典航空券でイスタンブール直行便を予約する方法(どうやって行くか)

ANAは2025年現在、羽田-イスタンブール線を運航しています。これは中東へのアクセスを劇的に改善した画期的な路線です。私は以前、ストックホルム行きの直行便を利用しましたが、乗り継ぎなしの快適さは格別でした。同じ快適さで、イスタンブールという映画の宝庫へアクセスできるのです。

【ANA特典航空券】ANAイスタンブール特典航空券:必要マイル数(ANAエコノミー・ビジネス)の目安(どうやって行くか)

日本 ⇔ トルコ(イスタンブール)

トルコはANAマイレージクラブのZone 7(ヨーロッパ・ロシア西部)に分類されます。

クラスローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
エコノミー(往復)40,000マイル45,000マイル55,000マイル
ビジネス(往復)82,000マイル90,000マイル110,000マイル

※2025年6月24日以降の改定後マイル数

【ANAマイル戦略】スターアライアンス加盟!トルコ航空(TK)特典航空券の活用術(どうやって行くか)

ANAはスターアライアンスに加盟しており、トルコ航空(Turkish Airlines)とも提携しています。イスタンブールからヨルダンのアンマンへは、トルコ航空で約2時間。ANAマイルで発券可能です。

日本 ⇔ ヨルダン(アンマン)経由便

ヨルダンはZone 8(アフリカ・中東)に分類されます。

クラスローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
エコノミー(往復)40,000マイル50,000マイル55,000マイル
ビジネス(往復)82,000マイル95,000マイル110,000マイル

【JALマイル戦略】JALマイルでドバイ・ドーハ経由の映画ロケ地巡り(どうやって行くか)

JALは直接中東への路線を持っていませんが、エミレーツ航空(ドバイ)およびカタール航空(ドーハ)と提携しています。

【JALマイル戦略】エミレーツ航空(EK)特典航空券でドバイへ行く方法(どうやって行くか)

JALマイルでエミレーツ航空の特典航空券が発券可能です。エミレーツは世界最高峰のサービスで知られ、特にビジネスクラスとファーストクラスは別格です。

日本 ⇔ UAE(ドバイ)

クラス必要マイル数(片道)
エコノミー27,500マイル〜
ビジネス70,000マイル〜
ファースト100,000マイル〜

※距離と空席状況により変動

【JALマイル戦略】カタール航空(QR)特典航空券でドーハ経由でドバイへ行く方法(どうやって行くか)

JALは2024年3月から羽田-ドーハ線を運航開始。カタール航空とのコードシェアにより、ドーハ経由でヨルダンのアンマンへもアクセス可能です。

日本 ⇔ カタール(ドーハ)経由ヨルダン

クラス必要マイル数(往復)
エコノミー70,000マイル〜
ビジネス110,000マイル〜

【家族旅行】家族4人で中東映画ロケ地へ:具体的なANAマイル戦略(どうやって行くか)

私の家族は4人(妻、息子、娘、そして私)。以前シンガポールを訪れた際は現金で旅行しましたが、次回は絶対にマイルで行きたいと考えています。中東も同じです。

【家族4人】ANA特典航空券:中東映画ロケ地巡りの必要マイル数試算(どうやって行くか)

イスタンブール往復(ANAエコノミー、レギュラーシーズン)

  • 大人2名:45,000マイル × 2 = 90,000マイル
  • 子供2名:45,000マイル × 2 = 90,000マイル
  • 合計:180,000マイル

※ANAは子供も大人と同じマイル数

イスタンブール + ヨルダン周遊(エコノミー)

  • 羽田 → イスタンブール → アンマン → 羽田の周遊ルート
  • Zone 7とZone 8の組み合わせで計算すると、約220,000〜240,000マイル

【ANAマイル獲得】年間マイル獲得戦略:家族4人の中東映画ロケ地旅行を賢く実現(どうやって行くか)

180,000〜240,000マイルは決して不可能な数字ではありません。私は7年間で70万マイルを貯めた経験から、以下の戦略を提案します:

Step 1: メインカードの選定

  • ANAカード:100円 = 1マイル(通常カード)、100円 = 2マイル(プレミアムカード)
  • JALカード:100円 = 1マイル、特約店で100円 = 2マイル
  • 年間300万円の決済 = 30,000〜60,000マイル

Step 2: 家族カードの活用

  • 妻の決済も本会員に集約
  • 家族カード年会費は通常カードより安い
  • 世帯全体で年間500万円決済 = 50,000〜100,000マイル

Step 3: ボーナスマイルの獲得

  • 入会キャンペーン:10,000〜30,000マイル
  • 継続ボーナス:毎年2,000〜5,000マイル
  • 搭乗ボーナス:フライトマイル × 10〜25%

Step 4: ポイントサイトの活用

  • クレジットカード発行:5,000〜20,000ポイント
  • ショッピング経由:購入額の1〜10%
  • ポイントをマイルに交換(交換率50〜100%)

Step 5: 日常支出のマイル化

  • 公共料金:電気・ガス・水道をカード払い
  • 通信費:スマホ・インターネット
  • 保険料:生命保険・自動車保険
  • 税金:ふるさと納税、自動車税など

2年間の計画例

項目1年目2年目
カード決済50,000マイル50,000マイル
入会ボーナス20,000マイル
継続ボーナス5,000マイル
ポイントサイト20,000マイル20,000マイル
フライト10,000マイル10,000マイル
年間合計100,000マイル85,000マイル
2年間累計185,000マイル

この戦略なら、2年間で家族4人分のイスタンブール往復(180,000マイル)が現実的です。

【ANAマイル・映画ロケ地】よくある質問(FAQ):ANA直行便、中東、映画ロケ地に関する疑問を解決(Why/What/How)

Q1. 中東への旅行は安全ですか?

トルコ(イスタンブール)、ヨルダン、UAEは観光立国であり、外国人観光客の受け入れ体制が整っています。特にヨルダンとUAEは治安が良好で、女性の一人旅も可能なレベルです。イスタンブールは大都市のため、スリや置き引きには注意が必要ですが、観光地としては安全性の高いエリアです。外務省の海外安全情報を事前に確認し、渡航登録(たびレジ)をしておくことをおすすめします。

Q2. 中東3カ国を一度に回ることは可能ですか?

可能です。イスタンブールを起点にすれば、ヨルダンまで約2時間、UAEまで約4時間のフライトです。理想的な周遊プランは10日間程度:イスタンブール3日→アンマン1日→ペトラ2日→ワディ・ラム1日→ドバイ2日→帰国。ただし、それぞれの国が見どころ豊富なので、最初の旅行では1〜2カ国に絞る方が良いでしょう。

Q3. ベストシーズンはいつですか?

中東は夏が非常に暑いため、ベストシーズンは春(3〜5月)と秋(9〜11月)です。イスタンブールは春のチューリップシーズン(4月)が美しく、ヨルダンは3〜5月と9〜11月が過ごしやすい気候です。ドバイは10〜4月がベストで、夏(6〜8月)は気温が45度を超えることもあります。逆に、夏は航空券やホテルが安くなるため、予算重視なら夏もありです。

Q4. ANAイスタンブール直行便の座席は取りやすいですか?

ANAイスタンブール線は2025年開設の新しい路線のため、比較的特典航空券が取りやすい傾向にあります。ただし、ゴールデンウィークや夏休みシーズンは早めに予約が埋まります。特典航空券の予約開始は出発355日前から。希望日の11ヶ月前にはスタンバイしておくことをおすすめします。私もスウェーデン行きの直行便を330日前に予約し、ビジネスクラスを確保できました。

Q5. 英語は通じますか?

イスタンブール、ヨルダン、UAEの主要観光地では英語が通じます。特にUAEは公用語がアラビア語ですが、英語の普及率が非常に高く、ほぼ全ての場所で英語が使えます。ヨルダンの観光地(ペトラ、ワディ・ラム)も英語対応可能。イスタンブールは観光地以外では英語が通じにくい場合もありますが、翻訳アプリがあれば問題ありません。

Q6. マイル特典航空券の発券手数料はかかりますか?

ANAの特典航空券は発券手数料無料です。JALも基本的に無料ですが、エミレーツやカタール航空など提携航空会社利用の場合、一部手数料が発生することがあります。また、特典航空券でも燃油サーチャージや空港税は別途支払いが必要です。中東路線の場合、往復で3〜5万円程度の諸費用を見込んでおきましょう。

Q7. ペトラ遺跡とワディ・ラムは同じ日に回れますか?

物理的には可能ですが、おすすめしません。ペトラ遺跡は最低でも半日、できれば丸1日かけてゆっくり見学したい場所です。トレジャリーだけ見て帰る観光客も多いですが、修道院(エド・ディル)や王家の墓など、奥には素晴らしい遺跡が点在しています。ワディ・ラムも4WDツアーと砂漠キャンプ宿泊で最低1泊2日は確保したいところ。ペトラ2泊、ワディ・ラム1泊の計3泊4日が理想的なプランです。

Q8. ブルジュ・ハリファの展望台予約は必要ですか?

はい、事前予約を強くおすすめします。当日券も販売されていますが、週末や夕暮れ時は長蛇の列になります。また、事前予約の方が料金が安く、124/125階の「At the Top」は約150AED(約6,000円)、148階の「At the Top SKY」は約370AED(約15,000円)です。サンセット時間帯は特に人気が高いため、1〜2週間前の予約が安心です。公式サイトから予約可能です。

Q9. ヨルダンのビザは必要ですか?

日本国籍の場合、観光目的であればアライバルビザ(到着時ビザ)が取得可能です。アンマンのクイーンアリア国際空港で、40ヨルダン・ディナール(約8,000円)を支払えばその場で発給されます。ただし、「ジョーダン・パス」を事前購入すると、ビザ代が無料になるだけでなく、ペトラ遺跡やワディ・ラムの入場料も含まれるためお得です。ジョーダン・パスは70〜80ヨルダン・ディナールで、ペトラ1日券(50ディナール)+ ビザ(40ディナール)を考えると20ディナールの節約になります。

Q10. 中東旅行にかかる総費用はどのくらいですか?

マイル利用前提で、家族4人の10日間旅行の概算:

  • 航空券:特典航空券利用、諸費用のみ 約12〜20万円(家族4人分)
  • ホテル:中級ホテル1泊2万円 × 9泊 = 約18万円
  • 食事:1日1人3,000円 × 4人 × 10日 = 約12万円
  • 観光・移動:ペトラ入場料、ワディ・ラムツアー、ブルジュ・ハリファ等 = 約10万円
  • その他:保険、ビザ、お土産等 = 約8万円
  • 合計:約60〜70万円

現金で航空券を購入する場合、家族4人で30〜50万円追加となるため、マイル利用により大幅なコスト削減が実現します。

【ANA特典】まとめ:映画の世界をANAマイルで!中東映画ロケ地は手の届く距離に(Why)

jal カード
JALカード
JALカード あなたの旅に、JALならではの上質な時間を。小さな一枚が、あなたの選択を変えます。 JAL紹介...

ジェームズ・ボンドが疾走したイスタンブールの屋根、インディ・ジョーンズが聖杯を見つけたペトラ遺跡、スター・ウォーズやDUNEの舞台となったワディ・ラムの異世界、トム・クルーズが命がけで登ったブルジュ・ハリファ——これらすべてが、ANAやJALのマイルで行ける中東3カ国にあります。

私はまだ中東を訪れたことがありません。しかし、スウェーデンへのANA直行便の快適さを体験し、シンガポールで家族旅行の楽しさを知ってから、「次の目的地は中東」と決めています。そして今回、マイル戦略を綿密に立てることで、「いつかは」を「2年以内には」に変えることができました。

中東旅行の魅力:

  • 映画ロケ地の宝庫:3カ国で30作品以上の名作映画が撮影されている
  • アクセスの良さ:ANAイスタンブール直行便で約12時間、乗り継ぎストレスなし
  • マイルの効率性:往復40,000〜55,000マイルから、ヨーロッパより少ないマイルで行ける
  • 多様な体験:歴史、文化、近未来都市、砂漠の絶景——すべてが一度に楽しめる

マイル戦略のポイント:

  1. ANAマイルでイスタンブール直行便を確保(Zone 7: 40,000〜55,000マイル)
  2. トルコ航空(スターアライアンス)でヨルダンへ乗り継ぎ
  3. JALマイルでエミレーツ・カタール航空を使いドバイ・ドーハ経由も選択肢
  4. 2年計画で年間10万マイル獲得すれば、家族4人の旅行が実現

映画で見た景色を実際に歩く——それは、スクリーンの向こうの世界を現実にする体験です。イスタンブールの路地を歩けば、007のテーマが頭の中で流れるでしょう。ペトラの峡谷を抜ければ、インディ・ジョーンズのテーマが聞こえてくるはずです。ワディ・ラムの砂漠に立てば、自分が火星や異星にいるような錯覚を覚えます。

中東はもはや遠い異国ではありません。ANAの直行便とマイル戦略があれば、2年後には家族でイスタンブールのグランドバザールを歩き、ペトラのトレジャリーの前で記念撮影し、ワディ・ラムの満天の星空の下でキャンプをしているかもしれません。

私の次の目標は、2年間で20万マイルを貯めること。そして家族4人で、映画の世界を旅すること。あなたも一緒に、映画ロケ地の旅を計画しませんか?

参考リンク:

コメント

タイトルとURLをコピーしました